義経(下)
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義経(下)

850円 (税込)

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義経は華やかに歴史に登場する。木曽義仲を京から駆逐し、続いて平家を相手に転戦し、一ノ谷で、屋島で、壇ノ浦で潰滅させる……その得意の絶頂期に、既に破滅が忍びよっていた。彼は軍事的には天才であったが、あわれなほど政治感覚がないため、鎌倉幕府の運営に苦慮する頼朝にとって毒物以外の何物でもなくなっていた。

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義経 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 義経(上)
    850円 (税込)
    みなもとのよしつね――その名はつねに悲劇的な響きで語られる。源氏の棟梁の子に生まれながら、鞍馬山に預けられ、その後、関東奥羽を転々とした暗い少年時代……幾多の輝かしい武功をたて、突如英雄の座に駆け昇りはしたものの兄の頼朝に逐われて非業の最期を迎えてしまう。数奇なその生涯を生々と描き出した傑作長篇小説。
  • 義経(下)
    850円 (税込)
    義経は華やかに歴史に登場する。木曽義仲を京から駆逐し、続いて平家を相手に転戦し、一ノ谷で、屋島で、壇ノ浦で潰滅させる……その得意の絶頂期に、既に破滅が忍びよっていた。彼は軍事的には天才であったが、あわれなほど政治感覚がないため、鎌倉幕府の運営に苦慮する頼朝にとって毒物以外の何物でもなくなっていた。

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義経(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まず、歴史の知識が皆無の人間が書いていることをご承知おきください。
    義経、頼朝、弁慶、壇ノ浦の戦い、単語は知っているけど単語しか知らないという状態で読みました。
    ところどころで関連書物を引用していると思われる部分があり、事実と司馬遼太郎さんの空想が入り混じって描かれた世界なのだと思います。
    表現力巧

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、日本昔ばなしの「牛若丸」を観て以来の「判官びいき」です。
    今回、司馬遼太郎さんの作品を読んでみて、源氏と平氏の争いと言うよりは、源頼朝と後白河法皇の争いと言う印象を強く持ちました。
    今、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週見ていることもあって大変興味深く読むことができました。

    0
    2022年06月08日

    Posted by ブクログ

    いやー面白い!
    こんな天才的な人物ひどく惜しい。
    が政治的能力がまるでないので頼朝に嫌われるのも仕方ないかな。
    つい義経目線で読むので頼朝を憎みそうになるけど。
    大河ドラマ、今後の展開楽しみ!

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    義経を評して「政治的痴呆」という形容が数限りなく出てきて可哀想な位だが、政治のみに長けた新宮行家よりは断然カッコいい。
    地元唐津は義経とは何の関係もないが、唐津くんち四番曳山が「源義経の兜」な位ずっと義経が愛されてる「判官贔屓」の由来を、Wikipediaは「北条執権政治を正当化するために書かれた吾

    0
    2018年04月15日

    Posted by ブクログ

    機動戦士ガンダム。アムロ・レイ。zガンダム。カミーユ・ビダン。シャア・アズナブル。
    うーん。彼らの原型が、「源九郎義経」だったとは。
    ガンダムファン、必見、必読の作品だと思いました。



    司馬遼太郎さん「義経」(文春文庫、上下)。1968年発表だそうです。

    これは、面白い。

    つまり、司馬遼太

    0
    2017年06月16日

    Posted by ブクログ

    源義経の強さは弱さでもある。報連相の大切さ。上司の背景の理解の大切さに気づかさせれる。
    義経の最期はとても哀しい。
    韓信を彷彿とさせる。
    敵がいるうちは華。敵を倒した後には味方との闘い。世の中の複雑さに気づける。

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    痛恨のミスで、まさかの下巻から読んでしまった。

    元々義経は興味があったので、深く知れて良かったけど、頼朝と後鳥羽が大嫌いになった。当時の歴史観から致し方なしとも思いつつ、不愉快な奴らだ。

    これから上巻を読む憂よ…

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    さすがの司馬遼太郎。キャラが立っている。
    義経だけでなく、すでに死んでいる登場人物すら、キャラが立っている。
    義経は全然爽やかではないけど、一芸に秀でていて、それによって身を滅ぼす、という、すごいけどすごくないという感じが同情を誘うのかも。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

     歪な義経が次第に際立ってくる感じが、終幕の気配を掻き立てます。終わりの呆気なさは、伝聞物らしさが出ていいと思います。実は後白河法皇に支えられた物語だったのかも、と思って妙に納得しました。

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    なんぼヒーローでも阿呆はあかんのやなと思った。どうやって義経が死ぬのか知らなかったのでサラリと書かれていたのが残念。

    0
    2023年07月10日

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