はなさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
嬉しい
続編にガッツポーズをしてしまいました!
私は作者様を知ったのは最近で、前作を読んで間もなく続編を読むという幸運にあります。
ただ、すっかり虜になってしまい、この愛すべき人達の物語(前作)を読み終えた時の渇望が凄かった。
「もっとくれ~」と悶えましたよ。
赤ちゃんや小さい子が出てくる漫画をよく目にしますが、モノによっては可愛らしさの押し付けを感じてしまう私。
しかし、種くんの可愛らしさは何の引っ掛かりもなく自然に入ってきて悶えてしまう。
メインキャラの二人もおとんも愛らしく、今作登場のおばあさまも素敵でした。
今後の展開が楽しみでなりません。
できるだけ長く続きますように。 -
ネタバレ 購入済み
やったー、続編だ
大分前に別サイトの読み放題で本編を読みました。新人作家さんかなー?と軽い気持ちで読んだけれど、ストーリーと絡めた天気や風景の瑞々しい描写に感銘しました。続編があったのを知り即購入です。絵が更に磨きがかかって美しくなっている…感涙。
まだ10代の二人には、この先に試練も訪れるでしょうけど、それを乗り越えていく二人をもっと知りたいです。遠距離での不安、大和の医者への道のり、先に社会人になる智章との擦れ違い等々、是非読みたい。そこに本編で充分に語られなかった圭介の大和母への思いとかチラッと入れながら、新しいシリーズにしませんか!?
是非ともお願いします ( ノ;_ _)ノ
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ネタバレ 購入済み
素晴らしい作品だと思う
設定やキャラクターの心情、それにおけるストーリー展開まで、全てにおいて凄い作品だと思う。
LGBTQと言う言葉が誰でも知るものとなって結構経ったが、先人の多くは他人から自身の根幹を隠して生きていた。まぁLGBTQの運動が盛んだからと言って、皆が自分をさらけ出すことに役立っているとは思わないし、弊害も多いと感じているけれど。
独特な生き方を営む集落から飛び出した若者、士業に就きながら同性愛者で元捨て子という白人男性(社会的地位が1番高い人物の翳りというのが説得力を増す!)が、70年代に絡まれて生きていく様子がリアルながらもとても詩的だ。女性キャラ達もとても魅力的で、悪者は出てこないのに切ない話 -
ネタバレ 購入済み
あったかいラブストーリー
いとおしき日々というタイトル通りです。素敵な物語でした。
この物語の美しさは「生涯愛し合える人と暮らせたらどんなに素晴らしいか」を語っているところだと思う。
まぁ、男性同士のカップルなのでBLですよね。
未来のいつか、LGBTQという言葉すら廃れ、ゲイとかストレートとかを「ただの好みの問題でしょ?」と万人が感じる世の中になり、BLというカテゴリーさえ無くなった世界でこの漫画を読んだらどう感じるかな、と何故か考え込んでしまった。
とても気に入ったので、この作者さんの別のお話も読むことになると思います! -
ネタバレ 購入済み
こ・・・これで終わり?
評価が高かったので買ってみましたが、目新しさも意外性もない作品だと感じてしまい、私には物足りなかったです。
そもそも警察官だった侑一郎が夜開く花屋さんになったのはなぜなんですかね。
警察官の妹弟は魅力的なキャラでしたが、都合良く助けに入ってきた以外特に大活躍はなく、本編以外で小ネタになっている。
単話や1巻完結だったら「こんなもんかな」と感じたかもしれませんが、2巻あったのでもっと深掘りがあっても良かったと思う。
主人公に絡む兄貴ヤクザはただの嫌な奴であっさり捕まって終わりだし、侑一郎に告白したヤクザの幹部みたいな人も振られてお終いでした。振られるだけならヤクザ幹部にする必要があっ -
ネタバレ 購入済み
切な過ぎるハッピーエンドかな
とても素敵な作品でした。大好きです。続きを描いてもらえるなら心から欲するけれど、一方ここで終わるからこその作品だとも思う。
このお話、自分はハッピーエンドと考えている。菊次郎も愛されていたが、鴻が最終的に選んだのは司朗だし「司朗といたいから俺は戻る」と鴻は旅立ったのだ。少なくとも双方納得済で離れ、時空を超えて想い合う認識が互いにあるという意味で切なすぎるハッピーエンドだと感じている。
飛行機が象徴として効果的に描かれているのがすごく素敵だった。青と言えば空と海。青い空で鴻が操る飛行機が海に映る姿を菊次郎は想像していたのだろうか。菊次郎を亡くしたばかりの孤独な司朗が飛行機を飛ばした時 -
ネタバレ 購入済み
ワクワクほっこりドキドキ
毎度のことながら、緻密で美しい衣装や景色に惚れ惚れします。
作者様の後書きを見る度に本当に絵を描くのが好きだとわかります。
アゼル推しなので、彼に相応しいお似合いのお嫁さんが来て嬉しいです。ただ、キナ臭い情勢にこの先が心配。どうか皆生き延びて欲しい。いつの日かスミスさんが戻るのは必須だと思うけど、かなり先で最終話辺りなのかなと予想してしまう。その時は、どうかアミルもカルルクも、そしてアゼルも元気で沢山の子供に囲まれて居てほしいと切に望む!
今の世界情勢と重ねてしまうのだけれど、人類は武器を手に取る以外の方法で紛争を解決できるようになるのはいつになるのだろう。
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ネタバレ 購入済み
ほのぼの
乙嫁が好きなのでこちらも読んでみました。
初期の作品らしく絵は拙さがありますが、これはこれでシンプルな良さがあります。乙嫁の絵の細やかさはとても美しく大好きですが作者様が腱鞘炎でも起こさないかと心配になる精密さだから。そして、心温まるエピソードと時代背景がきちんと設定されている点は昔からなんだなと感心しました。
大きな事件のないほのぼのしたお話ですが、必須のエピソードをさらりと描き、読み手の想像を膨らませるところが凄く良いです。「13歳で料理も家事もこなす少女は両親がいないらしくメイド経験はあるようだ。おとなしく素直だが、どんな過去が?」「美人で家柄も良いのに28歳でカフェを経営。何があった -
ネタバレ 購入済み
毎度思うが、天才だな。
いくえみ陵先生の作品を読む度に天才だなと思う。
正直、好きな作品も嫌いな作品もあるが、素晴らしさは変わらない。
魔法も異世界転生もチートスキルもないが、日常的な場面から膨らませて特別なドラマを作る。
誰にでも起こり得ることでも受ける人によって心情は様々で、実はそのどれもがドラマチックで特別なものだと語っているようだ。
見せ方もキャラ設定も魅力的だし、吹き出し以外の軽い手書きの台詞に深いセンスを感じる。
ブローチという作品は、飼い猫も恋愛も似たような経験があるからか胸が苦しくなってしまった。きっとその内また読むけれど、間を開けないと無理なほどリアルに感じた。 -
購入済み
好き過ぎて自分に困惑してしまう
ハイキューには数多の感動を呼ぶ試合の描写があるけれど、これも格別。
思い出に残る人やシーンが続々と流れて、見事に成長した皆の姿を見せながら、注意深く読んでいても忘れてしまっていた数々の伏線を拾い上げて行く。というか「あれって伏線だったのか!!」なんていうのすらある。
ここぞとばかりに現れる名言の数々や時間が行ったり戻ったりしても読み手を混乱させないストーリー展開から、古舘先生は単にバレーボールを描くのが上手いだけでない作家なのが良くわかる。
作中にあるように、バレーボールをやっても誰も死なない。他のジャンプ漫画のように暴力で敵を倒さないしオカルトもファンタジーもない。なのに非常に -
購入済み
うーん…微妙
書店員さんのお薦めで評価がかなり高かったので購入してみましたが、物足りなく感じました。
微笑ましくかわいらしい点は良かったのですが、当馬女子の存在意義が不明なほど弱く、ゲイ設定でもないのに同性を好きになってしまった葛藤も余り感じませんでした。折角の個性的な友人達も特に印象に残るような活躍がなく残念です。
設定の全てに理由が要るわけではないのかもしれませんが、実家を旅館にしたのは「来年はそこで合宿だ」という台詞のためだけ?てっきり攻めが淋しさに耐えきれず突って温泉でほっこりするかと思った。もしや続編予定があって今後友人や旅館設定が使われるのかな?
絵柄は今時のカッコ良い雰囲気で -
ネタバレ 購入済み
実母の時代
自分の母と重なる部分があって切なかった。今の時代なら主人公の父に嫁は来ないだろうし、例え結婚できても程なく離婚だろう。教師は大変な仕事だとは思うが、家事育児に全く手を貸さず、自分の両親の介護にも無関心でいられる時代は去りつつある。
それにしても、弟は嫁に家事の全てをやらせていないようなのは評価できるが、お金にだらしないのは確かなので、問題を起こして弟嫁が出ていくエピソードがあれば溜飲が下がって完璧だったと思う。両親にも弟を甘やかして駄目にしたことを知って欲しいし、泥棒するならせめて親からにしろと思った。本当に姉に同情していたら盗みなんてするはずないので、弟嫁の「姉を心配している」は勘違いだ。 -
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購入済み
さすが
私はいくえみ先生の大ファンというわけではないし、多くの作品を読んでいるわけではないけれど、読んだ作品全てハズレなしとは、さすがとしか言いようがない。「潔く柔く」と似たものを感じましたが、どちらも間違いなく面白かった。
高校生のラブストーリーを描いていた頃からセンスの良さはピカイチだったけれど、映像化され始めた少し前からは特に、まるで純文学を読まされたような読後感さえ覚えるのです。この作品の、伏線を回収し爆発するクライマックスは胸が熱く切なくなるし、暫くして読み返すと、その時々の精神状態により異なる感情が生まれるんですよね。
ジャンプ漫画のように連載1回目から面白くしようなんてまるで -
購入済み
HYPE
キャラもストーリーも描き方も凄すぎる!!
作者さま、どんだけバレーボール(&そのプレーヤー)が好きなの⁉
バレーボール経験者に違いないが、スポーツに打ち込むことの楽しさ、苦しさ、尊さが凝縮されている。
スポーツマンであり芸術家だなんてチートだろ…と言いたいが違うな。諦めず努力し続ける素晴らしさ、軽い気持ちで人を羨むことの愚かさがちゃんと語られているじゃないか!
読めば読むほど昔に戻ってバレーボールやりたいと思ってしまう。叶うなら(叶わないけど)烏野か青城でやりたい。流行りの異世界転生モノの如くハイキューの世界に転生できたら良いのに。
そして、コロナで大会が開催されず、
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