スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。
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匿名
面白かった!先生たちの一日(主に助手)のおまけも良かった。
フジさんは相変わらず気持ち悪い…
あと亡くなった友人の話がどんな話なのか気になる。
八虎の作品シンプルだけど考えられててよかった。
匿名
ひとくぎり
八虎がノーマークスとどうなるのかハラハラしましたが一区切りがついてちょっとホッとしました。
1番大学生感のある話が多い巻で、よかったです。
世田介くんかわいい。
この巻で八虎が制作した課題が1番好きです。
あと、最後がすごい気になる。
Posted by ブクログ
ノーマークスに出入りしている八虎くんが心配でしたが、無事、大学に戻ってきたので良かったよかった。
しかも、課題の制作がまさかの犬飼先生にほめられるとは。
この後は夏休み。コンクールに挑戦を考えるメンバーでモモちゃんの実家、広島に行くことに。そこで真田さんという人の話を聞く…ところで終わって番外編へ。
どうなることかと思ったけど
ノーマークスの行方、八虎の成長、八虎の作品、どれも素晴らしいまとめ方だった。この作品は本当に読者への問いかける力が強いなと思う。
夏休み編に入り、今度は八雲たちへの掘り下げも始まりそうで次も楽しみです
ノーマークス
八虎が翻弄される姿が印象的でした。
こうやって感性が磨かれるのか……。
大学2年生の夏休みはめちゃくちゃ楽しそうで羨ましいです!
Posted by ブクログ
毎回新刊を楽しみにしてる漫画。
ノーマークス編があっさり終わったことに少し驚く。もう少しドロドロ行くのかと思った…。
後半の広島夏休み編で、まさかのミステリーな終わり方…
でもこれは、名探偵ナントカ的なミステリー漫画ではないので、その人は、精神的に追い詰められて自ら…!みたいな感じじゃないかなあ?
そして、もしかして追い詰めていったのは、あの教授?
だから、12巻最初で八雲はその教授を複雑そうな目で見ていたのかな?とか、妄想が広がってしまいましたとさ。
盧生先生が、すごく良識あるフツーの人の感覚を持った人だった…