試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。(書店員・アンコウ)
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
感想
何にせよ御幸凄すぎ!
あらすじ
地獄の合宿の最終日に大阪桐生と練習試合。降谷が先発。御幸は試合の中で降谷にコントロールの大切さと変化球を試させて、一皮剥けさせる。
Posted by ブクログ
夏合宿でバテバテの1年生3人。
そしてどんぶりにてんこ盛りのご飯。
そう!食べるのも練習のうちなんですよね。
知りあいの野球部員の子は、朝、どんぶりでおかわり。
練習の筋トレ後はマネージャーさんの握ってくれたおにぎりを食べ、夕食もまたどんぶり3杯がデフォルト。
それでもなかなか太れないのが悩み……って、なんて羨ましいんだ!
数人でグループになって、その中で体重xxkg増加!とノルマを課している高校もあるそうです。ひー。
なので無理やりでも食べなきゃならない栄純の苦しみは、マジです!
1年のみならず、3年生も疲れが溜まってきた合宿最終日、強豪との練習試合で降谷は11失点。
そんな彼が、キャッチャーの御幸のリードで生き返ります。
バックから信頼されていることを感じて、マウンドでじーんと感動に浸る降谷。カワイイねv
そしてついに栄純、登板です!
★は3.5.