【感想・ネタバレ】ダイヤのA(26)のレビュー

試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。(書店員・アンコウ)

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熱い

安易な妥協なし。挫折を易々と乗り越えさせない。苦しみをとことん描き、そこに仄かな光を灯し、未来に続く物語であることを予感させる。素晴らしい。

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2023年09月10日

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苦難

新生チームだからこその脆さが見えましたね
その中で沢村がどう立ち直るか、アウトローをマスターできるのか、ゾノは打てるのか
色々と心配ですわ

#ドキドキハラハラ #アガる #ドロドロ

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2021年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
新しいチームの船出は前途多難。得点力不足に、投手力も不安定。片岡はどうやって危機を切り抜けるのか。

あらすじ
秋の予選が始まった。ブロックに強豪校はいない。降谷の好投で相手校を抑えるも打線に得点力がない。片岡の監督辞任を聞きつけた三年生が引退試合を早めたいと申し出る。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

なんともすっきりしない結果だ。みんな空回ってる感じ。監督の厳しさと、それに従う部員たちの心の強さ。声を出して、汗をかいて、強いチームでも基礎は変わらない。その質と量の差だと思う。こんなこというと、落合さんには根性論なんてくだらんと言われそうだけど。苦しい練習があってこそ、身も心も鍛えられ、試合で爆発できるのではないか。先輩との試合を通して、ひとつでも得られることがあれば。教えられることも大切だけど、自分で気づかないとね。

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2016年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青道野球部の主人公沢村は不調に悩んでいた。
勝負所でインコースを攻めれない。
監督からも投球練習を禁じられる。

しかし不調に悩みながらも気持ちだけは
常に前を向いているはずだった.....

一方、沢村とエースの座を争う降谷は逆に
好調な投球で沢村との差を広げていた。

新チームになり秋季大会が終わって
甲子園を目指すが青道野球部
選手一人ひとりがレギュラーを目指し奮闘している。

そんな彼らの裏側では監督も自分の進退をかけていた。
チームが甲子園に行けなければ辞任も考えているのだ。
そのため新監督候補としてチームには
新コーチ落合が参加。

またその事実を知った引退した3年生たちは
チームのために自分たちが出来ることをと考え
練習相手を申し出る。

それぞれの思惑が交差し青道野球部は甲子園を目指す。

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2011年05月19日

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