日本の、いや海外にも熱烈なファンが多い世界市民的人気作『ドラゴンボール』。無印版を知らないという人はもはや地球人に向いてない、との誹りを免れませんが、続編コミックがあったことを知らない人や、久しぶりにアニメのドラゴンボールを見たらやたらとカラフルな超サイヤ人が出てきて「???」となった人は少なくないはず。
そんなドラゴンボールキッズ全員に読んでほしいのが、この『ドラゴンボール超』。鳥山明先生監修の正式な続編だし、悟空からピッコロさん、界王様までオールスター出演だし(ヤムチャもちょっと出るよ)、さらにはツンデレで憎めない猫耳破壊神(語弊あり)も登場するし、戦いの舞台が超スケールアップして宇宙だし、ストーリー展開のテンポが良すぎて気づけば12冊読了してるしで、もうオラの元気玉がSparking!しちゃって仕方ない。
魔人ブウ編でほとんどのキャラの強さがカンストしたかと思いきや、サイヤ人はピンチに陥るたびに成長する――星1つを一瞬で消せる破壊神ビルスに地球を破壊されかけたかと思ったら、ビルスの双子の兄弟・シャンパが支配する第6宇宙の最強戦士と対決し、平行世界の未来から来たトランクスと共に悟空と瓜二つの「ゴクウブラック」と戦って……。金色になったり、赤くなったり、青くなったりしながら貪欲に強さを追い求める悟空たちの姿に、幼かったあの頃の興奮が呼び起こされるはず。みんなで限界✕突破しようぜ!!
感情タグBEST3
サイヤ人の特性
瀕死の状態から復活するとパワーアップするサイヤ人の特性がこんなところで活かされるとは。電子ジャーも出てきたし、古い設定が思い出される。
とよたろう先生のバトルの描き方に迫力が増してきました。懐かしのダーブラやバビディが見れたのも良かったです。おまけページにある、鳥山先生直筆の修正もさすがと言わざるを得ない。
Posted by ブクログ
これまでの「アニメ版のダイジェスト(児童誌風味)」な感じからまっとうなコミカライズ作品のように変化。さらには直接鳥山先生原作(技術指導付き)なので、ストーリーはアニメ版よりすっきりしている。表現的にも原典のコピー感が薄れ、オリジナル味が出てきている。大分進化した印象。