【感想・ネタバレ】聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 14のレビュー

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Posted by ブクログ

うぬぅ、またしても、感想を書く前に、最新刊が出てしまったなぁ
岡田先生に責任を押しつける気は微塵もないんだが、この(14)も最高すぎるのが、原因だよなァ
どの巻にも言えるけど、この(14)も表紙からカッコ良すぎでしょうよ
弟キャラの代表格とも言えるアイオリアとぶつかるは、青銅聖闘士組の兄貴分たる一輝
アイオリアにはアイオリアが信じる「正義」が存在する
その「正義」が、女神・アテナの意志、それを阻むのならば、一輝は戦い、排除する。それが、彼が背負う役目なのだから
この『聖闘士星矢』で最強は誰か、と話しあえば、確実に、アイオリアの名が出るだろう
反逆者にして、もう一つの聖域を支配する教皇となったアイオロスの強さを目の当りにして、自分の限界を超えたアイオリアは、更に強くなっていた
けれど、一輝だって停滞しちゃいない
彼は、この次元では、誰も到達していない強さを手にした、唯一無二の戦士となり、「真・聖衣」の装着者となっていたのだ
こういう少年漫画的な展開、私は大好物である
とは言え、一輝の進化に引っ張られたか、アイオリアの中に潜む「鬼」もまた、その狂気を剥き出しにする
このタイマン、どうなるのか、ドキドキしちまう
若い者らが信念をぶつけ合う一方で、大人らも結構、頑張っている
全員が、氷河とナターシャ、父娘の為に奮闘したからこそ、この結果に到達できた
そして、ナターシャちゃんは、カッコいいパパだけじゃなく、男前のお祖父さんまで出来ちまった
この幸せな家族が一緒に過ごせる時間が長くあればいいな、と思う
戦いの波が、すぐ、そこにまで迫っているからこそ、こういう団欒は大切にしてほしい
この台詞を引用に選んだのは、一輝に貫禄が出たなぁ、と感じたものなので
彼は、世界の均衡と平和、それらを維持するためならば、いくらでも、自分の手を血で汚す、と決断していた
彼の手を濡らす赤、それには、かつて、愛し合った女性のものも含まれていた
決して、一輝は冷血ではない
誰よりも優しいからこそ、厳しい態度を崩さず、己の役目に徹せるんだろう
「現世に還って来た者たち、その全てが―――『正義』とは限らない。この次元のアテナの意志に従わぬ来訪者は、必要なき存在―――聖域も―――地上も―――未来も―――その存在を、決して許さン。オレに課せられた『命』は―――来訪者が世界の脅威となるならば、塵一つ残さず抹消する事―――オレは・・・この世界が選択した、暗殺者だ」(by一輝)

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2019年04月26日

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