【感想・ネタバレ】聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 5のレビュー

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Posted by ブクログ

月曜日の朝、学校もしくは仕事に行きたくない、と思って、気分が今イチ上げられないのは私だけじゃないだろう
そんな時、私は面白い漫画を読んで、テンションを高める事にしている
だが、今回はちょっと失敗した
勘違いしないでほしいのだが、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』の質が、いきなり落ちた訳じゃ無い。むしろ、更に高く、いや、燃え上がっている
殿堂入りに決定した
ならば、何故、私は失敗したなぁ、と感じたのか、それは面白すぎたからだ
面白い漫画を読めば、当然、漫画読みなら、感想を書きたくなる。大抵の漫画は、一日か二日をかけ、じっくりと頭の中に書きたい事、お勧めしたい理由が浮かび上がり、それなりの形に構築されていくのだが、この作品クラスになると、読んだ後、すぐに感想を書きたくなってしまう。だけど、仕事に行かねばならない。だから、仕事をしながら、無意識でレビューを考えたのだが、気付くと、そちらに集中力が傾きすぎて、危うく、大ポカをやらかすトコだった。この経験があるのは、私だけじゃないだろう
水瓶座の黄金聖闘士・氷河vs「顔の無い者」首領・ワダツミ、ついに氷河の限界まで燃え上がった小宇宙は、絶対零度に至った!!
そして、ついに、山羊座の黄金聖闘士・シュラと裏切りの剣(アロンダイト)の剣闘士・ランスロット、因縁の決戦にも終止符が打たれた
激闘、その表現では感動と興奮が伝わらない
ランスロットの人の枠を逸脱した、狂気じみた強さだけでなく、歴史の修正効果にも追い詰められていったシュラは、その体、心、魂を光から闇に落としかける
だけれども、邪羯神と変じかけた彼の正義を繋ぎ止め、更なる高みに引き上げたのは、シュラが体を張り、命を賭し、魂を燃やし尽してでも、守護すると誓った存在、女神・アテナであった
アテナの青き血潮により清められた聖剣は、湖の乙女・ヴィヴィアンの悪しき加護を受けているランスロットを両断せしめる!!
正義は勝つ、そんな結論が陳腐に思えてくる、魂と魂のぶつかり合いだった
やっぱ、シュラのカッコ良さは黄金聖闘士の中でもズバ抜けているな。もちろん、アイオリアにも、シュラとは違ったカッコ良さがあり、私は好きだ
しっかし、この5巻は立て続けに驚かされた
貴鬼は出てくるわ、シュラが冥闘士になりかけるわ、アテナは顕現するわ
でも、一番、絶句したシーンはラスト
まさか、二度目の敗北で剣闘士として終わってしまったランスロットが、謎の少女の登場により、あの黄金聖衣を身に纏うなんて!? 確かに、彼の黄金聖衣は誰も継承していなかったけど、よもや、今の今まで敵として対峙していた男が、装着者に修まるとは・・・・・・
岡田先生、攻めてきてくれるw
さて、シュラに敗れたランスロット、このまま、仲間になるのか? 次巻も要注目だ
ちなみに、恒例のカバー下のオマケ漫画、色んな意味で見ちゃいけないモノが描かれているので、本編を読んでから見る事をお勧めするが、それにしても、それなりの覚悟は必要?
この台詞を引用に選んだのは、これぞ、黄金聖闘士が最強と言われる由縁であり、氷河の強さを如実に表しているから。やれるか、やれないか、じゃない、やらなきゃいけない時はやる、それだけだ。私も女々しくゴネてないで、気合を入れて出社しよう!!

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2015年11月16日

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