【感想・ネタバレ】聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 4のレビュー

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Posted by ブクログ

何歳になっても、胸が熱くなれる漫画を読めるのは幸せな事だ
今現在、漫画好きの中で、血湧き肉躍る激闘が描かれている漫画、それで一番を決めるとなったら、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』は確実に上位どころか、一位争いが出来る作品に入るだろう。『完全版 うしおととら』にも負けてない
岡田先生の画が美麗で、オールカラーだからこそ、漢らの信念が肌を粟立たせるほどに感じられる。以前かつ幾度も書いているが、この作品に関しては、ホント、オールカラーで正解だと思う。多少、値段が張っても、まるで気にならない
この4巻では、ついに、シグルスを、シュラより聖剣を受け継ぎし剣士、ドラゴン座にして天秤座の紫龍が破って、その強さと、聖剣と聖闘士としての正義を正しく受け継いでいる事を勝利と言う形で示した
そして、冷静と情熱、その両方を持ち合わせている聖闘士、白鳥座にして水瓶座の氷河も参戦。彼もまた、師より強さ、技、黄金聖衣を受け継いだ男。水の体を持ち、竜巻を自在に操る、残虐な少女を、その熱き氷で討つ事は出来るのか? いや、勝てるに決まってる!!
また、シュラvsランスロットの再戦も始まり、こちらからも目を逸らせない
この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』の魅力は、戦闘シーンは当然だが、その場面に入るまでに、コメディを入れてくる点だろう。「えー、このキャラが、こんな事、言っちゃうの?!」と読み手とファンが吃驚するような言動を、シュラたちにやらせちゃう、岡田先生の胆力が凄い。この巻も、カバー下を読んで、笑いが止まらなくなる
この台詞を引用に選んだのは、納得したから。不思議でも何でもないが、悪役の方が、たまに善玉より、言葉に説得力を持たせられるものだ。人は欲で動くモノ、自分が何者か、を考える時、まずは自分が何をしたいのか、何を手に入れたいのか、を明らかにした方がいいんだろう

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2015年09月22日

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