高野秀行のレビュー一覧
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語学に興味あってもなくても、著者がすごくエネルギッシュで面白く読める。人生をとことん楽しんでいて羨ましい。いろんなエピソードがあって笑った。Posted by ブクログ
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筆者が7ヶ月間の内に体験した、ケシの種子まき→収穫→アヘン中毒→離脱症状をお話の軸として、なにゆえアヘン栽培地域となったのか?現地の人々はどのような人達なのか?などまとめてあります。読み終えて奇跡として表現しても差し支えない期間に入国できたんだなと思いました。Posted by ブクログ
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言語を冒険で便利に使える"魔法のツール"と称して世界中を冒険しつつ言語を習得してきた著者の語学冒険譚。
私も趣味でインドネシア語や英語、中国語を少しながら学んでいるので著者の「魔法のツール」という感覚がとてもわかる(そして学ばなくなると穴の空いた器の如く知識が漏れ出ていく感覚も)。一方、ここまで色...続きを読むPosted by ブクログ -
さすが高野さん、語学学習法という観点でも体験談という観点でも非常に面白かった。
最初の衝撃的なエピソードにはじまり、新しい言語への出会い方、学び方など、どれ一つとっても面白い。
言語のノリ、ムベンベの正体やえつとue の関係、中国の日本族など、現地語を少し話せるだけでこれほど見える世界が変わるのかと...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルの「世にも奇妙なマラソン大会」は本書の3分の1くらいで,高野さんのエッセイ集というのがしっくりくる内容.
名前変更物語はかずかず読んできた高野本の中でもトップクラスに笑わせてもらった.
氏の真骨頂は少し寂しさや侘しさを残すような読後感のあるストーリーを描かせる時だと思うんだけど,同級生の友達...続きを読むPosted by ブクログ -
存在がまだ解明されていない西南シルクロードの陸路紀行。中国の成都に始まり、ミャンマーのカチン州、インドのナガランドを経てカルカッタに向かう道中での様々な人との会話や関係を構築していく様子が面白く、高野さんらしさを感じた。「戦後初めて中国からビルマ経由でインドまで運ばれたことを確認された交易品」、と自...続きを読むPosted by ブクログ
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イラン水滸伝から高野秀行作品を読むようになって、今ではすっかり高野秀行ファンになっている。
自分にはいろんな意味(モチベーション、勇気、体力、時間、お金)で経験できないことを、高野さんは経験し、それを本という形で表現してくれる。まさに本の醍醐味である。この作品は現実の世界での実際の体験記なのだが、今...続きを読むPosted by ブクログ -
この人の本まじでおもろい。
行動力と探究心がカンストしてるだけで、基本怠惰で捻くれ者の早稲田卒のおじさんだから親しみ深いし同じ穴の狢って感じがする。故にシンプルに憧れる。この人の本全部読む。
あと金なさすぎて海賊雇おうとする件くそやばすぎておもろい。
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辺境ノンフィクション作家高野秀行さんの語学体験記。
英語、フランス語、中国語などポピュラーな言語から探検・取材に合わせてリンガラ語、ボミタバ語、シャン語、ワ語など学んだ言語は25以上とのこと!
語学体験に伴う各地の辺境体験は最高におもしろくて、以前高野さんの『西南シルクロードは密林に消える』を読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
著者が好奇心旺盛。
普通の人が行かないところややらないことをどんどんやるところが面白い。
この本を読むと、語学を学習して現地で使ってみたくなる。
Posted by ブクログ -
日本語以外全くわからないし興味もなかったけどおもしろくてどんどん読めた
スペイン語が覚えやすいという話が一番へー!ってなったPosted by ブクログ -
2009年と2011年のソマリア--ソマリランド、プントランド、当時の暫定政権が一部を統治していた南部ソマリア--取材旅行をまとめた本。遠慮が無くカネにうるさく氏族を中心に考えるソマリ社会に著者同様に驚き呆れることの連続だった。
本書では主にソマリランドを中心に話が展開する。2度の内戦を経験しな...続きを読むPosted by ブクログ