高野秀行のレビュー一覧
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これは面白い!「誰もいかないところで、誰もやらないことを」やりまくっています。笑いあり、涙はないかもしれませんが、いろんな示唆に富んだ冒険譚が読めます。500ページ一気読みでした!Posted by ブクログ
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"聞いたこともないような本、読んだことがない本について、二人の専門家が語る奥深い本になっている。「謎の国家ソマリランド」を書いたノンフィクション作家の高橋秀行さんと歴史家である清水克行さんがお互い本を紹介し、一方はその本を読んだうえでの対談となっているようだ。
中には全8巻ある大書もあるので、この対...続きを読むPosted by ブクログ -
星を見ると言うことは、同時に過去(の星の姿)を見ることであるように、現在の『辺境』(ソマリアやミャンマー)を見ることで日本の過去の社会への理解が進むというのは、不思議なようでいて、全く不思議じゃないようで。同じ人間なんだな。
そして、歴史学者とノンフィクション作家の対談のはずが、読んでいるうちにどっ...続きを読むPosted by ブクログ -
2ヶ月歩き続けて中国からミャンマー抜けてインドに向かう。地図を見るだけでもウンザリするような旅程を、非公式なルートすなわち、密入国で成し遂げるという俄かに信じがたい旅行記。ただひたすらに面白い。Posted by ブクログ
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なにこれ、抜群に面白い!!
この夏のクリーンヒットです。
これを読んで「ソマリアに行きたい」とは全く思わないけど、世界の広さを感じさせてくれる、視野を広げさせてくれる逸品です。Posted by ブクログ -
おろしれー。これ読んだらソマリア行きたくなる人8割。カートやりたくなる人5割。けど、やっぱり行く勇気無いなの人が9割9分でしょうね。
高野さんじゃないと無理だよ… 人間性、楽天性、語学力、文化への好奇心
ソマリアと言えば、アフリカの角、海賊、くらいのイメージしかなかったけど、自主的な民主化とかできた...続きを読むPosted by ブクログ -
早稲田大学探検部OBで作家のお二人による対談集。
高野さんの本は好きで、よく読んでいるので気になって読みました。
探検部時代の話から、作家としての考え方や苦労、そしてお互いの作品について語り合うコーナーなど盛りだくさん。探検部時代の話をOB同士で語り合っているのがとても楽しいです。
途中途中で面白...続きを読むPosted by ブクログ -
前作あるのか!課題図書も読みたし。うふう。
【課題図書】
ゾミア 脱国家の世界史/ジェームズ・C・スコット
世界史のなかの戦国日本/村井章介
大旅行記/イブン・バットゥータ
将門記
ギケイキ 千年の流転/町田康
ピダハン 「言語本能」を越える文化と世界観/ダニエル・L・エヴェレット
列島創世記/松本...続きを読むPosted by ブクログ -
酔った勢いで西サハラの難民キャンプを走るサハラマラソンに応募してしまった作者。今までに走ったことがあるのは15km程度だというのに、砂漠でのフルマラソンを完走できるのか?
・ブルガリアの岩と薔薇
ブルガリアのバスで隣になった陽気な男。彼に誘われ、彼の家で一泊することになる。ところが彼は愛をささやき...続きを読むPosted by ブクログ -
今の現代日本に生まれて、こんなにハチャメチャな旅をする人がいるのだなと驚いた。中国から密入国でインドまで行ってしまうなんて!しかもビルマの密林を歩いて行ってしまうなんて!それを手助けしたのがゲリラだって?!。想像を超えています。
また、そこにでてくるゲリラや少数民族のいい加減さや律儀さや、ゲリラにも...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わった。一気読み。決して辺境も日本史の中世にも特段の興味があった訳ではないが、高野さんと装丁のデザインに惹かれて、また清水さんの序文を読んでこれは買わなあかんやつやと買った。いざ読み始めると予想以上に引き込まれて難しい専門の話でも微に入り細に入る解説で読みやすく理解する事ができた。おわりにに高...続きを読むPosted by ブクログ
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これまでに読んだ高野氏の本の中では一番人との繋がりを感じる内容だった。人に助けられ、人手をフルに使って渡り歩き、自らが運ばれるモノとして道筋を体現して見せた。
無鉄砲すぎて現実と思えない上に驚きの連続だったけど、何度吹き出したから分からない。特にジャングルを行く間は読んでいて本当に面白かった。
根っ...続きを読むPosted by ブクログ -
ここで紹介された本、どれもまず自分からは手に取ろうとはしないだろうが、みな読んでみたくてたまらなくなった。特に『世界のなかの戦国日本』は文庫なのできっと買う。Posted by ブクログ