東浩紀のレビュー一覧
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「80年代生まれの第三世代オタク」をライトノベルや美少女ゲームあたりから論じていたもの。
今のその辺がはやってる状況だから、必然的にその消費世代への言及が多かったんでしょうか。
ちょうど自分の世代の話(どちらかというと男性向けの話が多めでしたが)で面白かったです。
遥か3の時空跳躍な設定は、男性向...続きを読むPosted by ブクログ -
東浩紀氏の「動物化するポストモダン」、「ゲーム的リアリズムの誕生」を読んだ上でさらにコンテンツの本質に近づきたくて購入。本書は、東氏が「動物化〜」や「ゲーム的〜」の論の元として挙げる大塚英志氏との対談。今までで最も読みやすい一冊だった。その理由は、渡井が東氏のこれまでの著書やメディア・Twitter...続きを読むPosted by ブクログ
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対談の起し本だが、大塚氏と東氏とのやりとりの臨場感が、ものすごい迫力を持って感じられ、引き込まれるように読んだ。
サブタイトルの「おたく/オタクはどう生きるか」の「おたく」と「オタク」は、大塚氏と東氏の暗喩であろうか。
両氏の差異が鮮明に現れるのは、書き手(知識人)として、公共性というものに対し...続きを読むPosted by ブクログ -
変化を受け入れつつ、大事なところは守っていく。そのためにはどこをどうしていけば良いかという議論が出来る国であってほしいし、自分もそんな悩み方ができる人間でありたいと思ったPosted by ブクログ
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ポストモダンで読み解くオタク文化の本。「大きな物語」に支えられた時代が終わり、「物語消費」から「データベース消費」に移行していくと指摘している。Posted by ブクログ
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分断が進み、友―敵しかないような現代にあって、いかにして連帯は可能か。ポストモダンの動物化のなかで、どうしたら人間でいられるか、社会を少しでもましにできるか。実に現代的な課題に、まじめに向き合ってゲンロンを展開する。そのベタな姿勢には称賛しかない。あとは、この観光客的な連帯を、どう実装するかだ。Posted by ブクログ
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オタクの出現を【大きな物語】が失われた後の【ポストモダン】で捉えている。
出版から20年以上が経ち、【オタク】という言葉の使われ方も意味合いも変化しつつあるがそれでもその本質は変わっていない。今でも読むべき名著。Posted by ブクログ -
訂正するとは、「正しく直すこと」ではなく「過去を見直すこと」だと解釈しました。
凝り固まった考えを捨て、常識を疑うことがこの先必要になる力だと改めて理解させられました。
Posted by ブクログ -
師匠から、読んでみてほしいと言われた一冊。
賛否がかなりある人ということもあり、別の先輩から「そんな人の本読んでるの」と言われて、部分的に納得もしたのでしばらく中断してた。
けど、猪瀬直樹氏との対談動画で、彼に対してしっかり言うべきことをおっしゃっている姿をみて、東浩紀さんをキャンセルする必要はな...続きを読むPosted by ブクログ -
着眼点が素晴らしいと思ったが、なんか難しかった。スラスラと読めるが難しい。伝統も残しながらアップデートして未来につなげるとか、交換不可能な固有な存在になれというのは、本当にそうだと思った。Posted by ブクログ