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Posted by ブクログ 2013年08月31日
オタク世界をちょっとかじっただけの自分でしたが、「なるほどなぁ」と楽しく読めました。
舞城王太郎さんを知るきっかけにもなった一冊です。
「九十九十九」の最後の方の見立てのくだりがすごく好きです。
ん、これは「九十九十九」の感想になっている…?
この本のおかげで
→メフィスト賞巡礼
→西尾維...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月20日
「物語」は不定形なものであり、書き方も、読み方も、それが姿を現す場所も、昨今においては、確率論でしかないように僕には思えていたのだけど。
その考えを大きく覆してくれた、『ゴーストの条件〜クラウドを巡礼する想像力〜』(村上裕一)から遡ることで、本書へと辿り着いた。
これはもう、東さんかっけー! と...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月17日
批評家 東浩紀氏が2007年に発表した著作。大きな物語が終焉を迎え、個々の物語にシフトした現代を呼称するポストモダンをオタク文化から眺める2001年の「動物化するポストモダン」の続編です。今回は、ライトノベルや美少女ゲームをスタートにして、一般文芸へと橋渡ししています。取り扱っている題材から、どうし...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月01日
年明けくらいに本著の前編『動物化するポストモダン』を読みました。そのときに「東氏の著作のつながりが見えてくると面白いのだろうなあ」と記していました(以前のInstagram)。続編である本書はまさにつながりが見えてとても面白かったです。
「前著を前提としているが,単独でも読めるように書かれてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月06日
大まかに前半が理論的な内容で、ゲーム的リアリズム自然主義的な読解に対する環境分析的な読解等が説明される。後半が環境分析的な読解による具体的な作品批評、という構成。
後半により、かなりクリアに色々理解できた気がする。俺はこの本で主に取り上げられている類の小説、ラノベとか舞城王太郎は殆ど読んでなくて、数...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月05日
オタク論でありポストモダン論であり文学論。
ラノベにも美少女ゲームにも触れたことのない人にとっては理解しにくいかもしれない。そういう人でも理解しやすいように本文中で詳しく説明されているが、やっぱり実感としてわかるかどうかは大きな違いだろう。
本書は2007年に出版されたが、2016年現在、ここで予...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月06日
ライトノベル→キャラクター小説
自然主義的リアリズム→透明
まんが・アニメ的リアリズム→不透明
ゲーム的リアリズム→半透明
自然主義的読解→物語的主題
環境分析的読解→構造的主題
>日本文学は、一〇〇年前に自然主義を輸入し、六〇年前にそれをマンガに輸出し、三〇年前にその理想をあらためてマンガか...続きを読む
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