坂東眞砂子のレビュー一覧
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傑作ホラーを集めたアンソロジー。1993年以降に発表された全8編を収録する。「七つのカップ」の姉妹編。
浮遊する水(鈴木 光司)
猿祈願(坂東 眞砂子)
影牢(宮部 みゆき)
集まった四人(三津田 信三)
山荘奇譚(小池 真理子)
バースデー・プレゼント(綾辻 行人)
迷い子(加門 七海)...続きを読むPosted by ブクログ -
名作の寄せ集めなのでもちろん良い
ただ半分は読んだことある作品だった
読んだことなくて面白かった作品が収録されてる短編集を買うことにしたPosted by ブクログ -
岩井志麻子と澤村伊智がよかった。
岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。
学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。Posted by ブクログ -
どれも面白かった。
『リング』著者の鈴木光司の作品は初めて読んだが、リアルな生々しさがあった。
特に好きだったのがビルとビルの隙間に落ちる『五月の陥穽』。
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角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。
1993年4月の創刊以来、...続きを読むPosted by ブクログ -
小林泰三『人獣細工』、怪奇趣味的でもありSF的でもあり。
すごいなこれ。惜しい人を亡くしたって改めて思った……
他の作品もどれも良かったけど恒川光太郎『ニョラ穴』が特に好き。
程よく謎が謎のまま残ってて余韻のゾワゾワ感ヤバい。やっぱホラーはこういう読後感が残ってこそですよね!
ジワジワ怖い、ゾッ...続きを読むPosted by ブクログ -
高知の村人の特性、山の風景、すべてがリアルに描写されている。誠実で良心的な人間の心の奥に潜む、憎悪や復讐心。良い人間が虐げられて、でも死んでからちゃんと復讐する。気分がいい。高知の女は気が強い。Posted by ブクログ
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初めて読んだ坂東眞砂子氏の作品。トリックのあるミステリーなのか、ホラーなのか‥‥ホラーでした。濃い血の繋がり、いわゆる近親相姦と、閉鎖された山村での村八分が描かれています。ドロドロですが、先が気になって、あっという間に読破。Posted by ブクログ
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綾辻先生以外のお話は読んだことがなかったので、どっぷりと楽しめました。今邑彩さんと小池真理子さんのお話はどっぷりホラー。福澤さんのはラストが不気味。何より初岩井志麻子さん。いや、こんな硬派で素敵な文章を書かれる方だと思わなかったのでわびっくり。他の本も読んでみたくなりました。こうした編者がテーマに沿...続きを読むPosted by ブクログ
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面白かったです。
暗すぎず、怖すぎず。一本樒が一番好きかな。またたび酒の虫の話は、わ〜!と思ったけど。梅酒とかつけてみたい。
そういうまめまめしい女性の暗い話がかなりツボでした。
葛橋も、あの世につながる話ですごく魅力的。性的描写がなければもっと好きだな。Posted by ブクログ -
澤村伊智、岩井志麻子、鈴木光司さんの作品は既読だったので、それ以外の作品を。こういう感じの怖さか、という作品が多かったけど、中では鳥の話が面白かったです。短編は手っ取り早く面白くていい。Posted by ブクログ
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表題「再生」は伊藤潤二の「富江」のような不気味さがあり、
それを受け入れてしまう語り手もまた気持ち悪すぎる。
「鳥の巣」の結末にもひんやりとさせられた。
「依って件の如し」
「ぼっけぇきょうてぇ」でも読んだけど
今読み返しても岩井志麻子の作品はこの作品集のなかでも圧倒的だと思う。
明治時代(?...続きを読むPosted by ブクログ -
いつもながら四国の情景に心奪われた。
田舎の嫌な人間関係と、畏れとのバランスが良かった。いつも男女関係があるけど、恋愛感情なしでは運命に勝つの難しいのかな、、
救われない話だったけど、それも儚い伝承の話の味を出していた。
いつも土地神様とか昔ながらの逸話が絡むので面白く読ませていただきたした。Posted by ブクログ