乃南アサのレビュー一覧
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登場人物のキャラがたっていて読んでいて楽しい。「家裁調査官」のシリーズも良かったが、この「警視庁捜査共助課」も目の付け所がユニークですね。Posted by ブクログ
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北海道開拓民の苦悩を、その中の1人の女性カネの視点から描いた作品。
フィクションだと思いながら読んでいたので、いつになったら成功への道が開けるのかと思っていたら、とうとう最後まで苦しい展開で終わりビックリした。
でもだからこそリアルだったし、当時の激動の時代も相まっていかに未開の地でゼロから切り開...続きを読むPosted by ブクログ -
少年犯罪、貧困、毒親、虐待、障害……様々な理由で問題を起こし、家裁を訪れる少年少女や保護者たち。
少年係調査官である庵原かのんの仕事は「臨床の専門家」として、彼らの“声なき声”に耳を傾けること。
家庭や学校、社会が抱える問題にぶつかりながら、かのんはどんな人間に対しても諦めず、生きる力を信じて正面か...続きを読むPosted by ブクログ -
裁判所が自分で調査するとは知らなかった。
調査官の良し悪しが結果に影響しそう。
どの人に当たるかは運ですかね。
とはいえ家裁にお願いする前になんとかするのも難しい事ですよね。Posted by ブクログ -
この作品を読む度に感じるのは、作者からの作品に対する愛情。必死に生きる芭子に地の文や登場人物たちを通して常に励まし、温かく見守っているように思える。芭子の俯きがちな人生観は共感する部分も多い。だからこそ、繰り返し読みたいと思ってしまうのかもしれない。
このタイトルもたまらなく素敵!Posted by ブクログ -
乃南アサの長編小説。僕がこの作品に出会ったのは、筆者を知り、どうやらこの作品が面白いと言われている様なので手に取ったという経緯だ。なのでシリーズかしている事も知っていたが、「風紋」や「晩鐘」程では無いだろうと軽い気持ちだった。
冒頭からファミレスの焼死体、牙の後、という不穏空気に一気に引き込まれ...続きを読むPosted by ブクログ -
何も言うことがないくらいすごい面白かった。
引き込まれて読み終わりました。
最初は、滝沢刑事と音道貴子のコンビで、なんとなくうーん…って感じだったんだけど、中盤からどんどん引き込まれて行った。
さらに疾風が出てくる頃にはもう、どうなる?次はどうなるの??って気になって気になって。
音道貴子シリーズは...続きを読むPosted by ブクログ