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モラハラ夫、我が子を見捨てる母親、身寄りのない記憶喪失の男……横浜家裁川崎中央支部にやってくる家事事件の当事者たちは多種多彩。社会から零れ落ちそうな人たちの心を開き、それぞれの人生に寄り添うため、赴任したばかりのかのんはひたむきに奔走する! 人間、そして家族の表と裏を心揺さぶる筆致で描く連作短篇集。
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Posted by ブクログ
連作7番目の最後の作品「はなむけ」、泣かされてしまいました。かのんさん、ルール違反しても、みんなを助けました
続編嬉しい。 結婚おめでとう!!!しかし相変わらず激務過ぎる・・・。 「はなむけ」がちょっと泣けた。
家庭裁判所で取り扱う内容は、どれもドロドロしたものばかり。でも、庵原かのんの粘り強い傾聴と寄り添いの心で、どの話も円満に解決していく。そこには感動の人間ドラマがあった。背景がコロナ禍であり、よりリアリティが感じられた。登場人物である同僚、上司、パートナーの人柄も良く、家裁の暗い話も、良い方向に行くだ...続きを読むろうという安心感をもって読み進められる作品でした。
裁判所が自分で調査するとは知らなかった。 調査官の良し悪しが結果に影響しそう。 どの人に当たるかは運ですかね。 とはいえ家裁にお願いする前になんとかするのも難しい事ですよね。
家裁調査官という仕事を初めて知り、なかなかにハードな仕事なのにびっくりしました。この本を読んで思ったことは、人間一人ひとりに色んな人生があるんだなぁ〜という感じです。
人は嘘をつく。 その中から真実を見つけださないといけない。 子供が振り回されてかわいそうだ。 「キツネ」「はなむけ」が好き。 特に「キツネ」の子供の気持ちが痛いほど分かる。
切ない話ばかり。 コロナまっただ中のお話で、時代の背景を読んでいるとあの頃の閉鎖的な恐ろしい状況を思い出して震えた。 なんかいろいろ身につまされる話ばかりだったし、週末の楽しい夜に読むモノではなかった…。
連作7話。それぞれの挿話は完結している。家裁調査官という日常接触のない人の活躍ぶりが窺えて新鮮。感情的になっている人が相手で、プレッシャーとストレスが溜まるだろう。だが、人のためになっている事が実感できることも確か。小説としては、微笑ましい場面も交えながら進んでいくので読む側は疲れなかった。ストーリ...続きを読むーは、最後の「はなむけ」がよかった。2023.12.8
何年かぶりに乃南アサ作品を読みました。私の中で印象に残っている本は、「凍える牙」「しゃぼん玉」「いつか陽のあたる場所で」かな。シリアス系もほんわか系もどちらも面白いですね。 相撲好きが有名です(もちろん観戦が)が蔵前国技館にも足を運んでいたようです。 「雫の街」は女性家庭調査官の庵原かのんから...続きを読む見た人間模様の短編集です。記憶喪失、離婚、親権、不倫、相続他、様々な問題と向き合いながら、人間の悪いところと良いところのバランスをとっていく仕事なのかな。私だとちょっとメンタルをやられてしまいそうな大変な仕事ですね。 今も平和的解決のために実際に調査官として働いている方々に心からエールを送ります!
『家裁調査官・庵原かのん』シリーズ第2弾。 前作でのかのんの勤務地は福岡家裁・北九州支部。 そこでは少年事件を担当していた。 シリーズ第2弾では家事事件を担当することに。 本の帯には 魑魅魍魎渦巻く人間ドラマ 嘘と誤魔化しの連鎖、調停室に響く怒号、やがてこぼれ出る「家庭の秘密」 と書かれているが ...続きを読むなんともはや…、ドロッドロやん! だけど…、かのんはただひたすら『聴く』姿勢を崩すことなく ドロドロの人間関係の中から 一筋の光をみつけ、よりよき道を切り開く努力を惜しまない。 それはもう〈忍〉の連続。 シリーズ第1弾よりさらに濃い内容に うるっときたり、それはしんどいわぁ~と思ったり。 第3弾が楽しみだ。 以前、他の本のレビューにも書いたことがあるが 最近、発行された本には「コロナ」のことが描かれていたり どこかに「コロナ」の気配が感じられる。 ずーっと後になって、その本を読んだらどんな感じだろう、と。 この『雫の街』では 「コロナ」のことがしっかり、はっきり描かれている。 物語の舞台である家庭裁判所は どんな状況であろうと、その扉を閉ざすことはできない。 それが感染症だったとしても 様々な対処、工夫をしてその扉を開け続けてくれたんだ… 私たちの生活に、いや人生に、閉ざされてはいけない場所があった。 そして、”そこ”には”そこ”で待っていてくれる人がいる。 そんな当たり前のことを今更ながら思い起こさずにはいられない。 そんな本だった。
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家裁調査官・庵原かのん
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乃南アサ
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