伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 砂漠
    麻雀がすごくやりたくなる小説。
    5人のベタベタしすぎず、でも認め合ってる関係性が好きだなぁ。
    南の四年に一度の超能力、
    展開がアツくて飛べ!って一緒に叫んでしまった〜青春だ。
  • 死神の浮力
    「死神の精度」とは違い1人にフォーカスしたお話でした。
    死についてのお話なのに重くないこと、様々なことが後々繋がることが流石伊坂さんで、とても面白いお話でした。
  • サブマリン
    家裁調査官という職業を初めて知った。
    子供と向き合うのは、自分の子供でもキツい。
    ましてや、犯罪を犯した子供と向き合うなんて。
    自分自身と向き合うことと同じで、
    放った言葉や態度はすべて自分に戻ってくる。
    大人目線で語っても伝わらない。
    陣内調査官は、そんなことをすべてすっ飛ばして人とぶつかる。子供...続きを読む
  • AX アックス
    兜さんの奥さん愛と家族愛に感動してしまった。
    主人公がまさか、、と思ったけど全てをほぼ回収して終わる展開にただただ脱帽。
    兜さんから見た奥さん、奥さんからみた旦那さんの像にもクスッとして、相方が読んだら共感することが多いだろうなと思った。
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    昔の仲間たちがなんとかして手助けをしてくれようとするのがアツかった
    ラストシーンの、検閲が入る両親の元に届いた便りや主人公に押されたスタンプに泣いてしまった
  • 終末のフール
    終末の世界で過ごす人々の短編集。
    終末世界というSFのような世界観で、同じ団地で暮らすそれぞれの生活が非常に面白かった。
  • 陽気なギャングが地球を回す
    個性的な4人組がそれぞれの特殊能力?を武器に銀行強盗をするストーリー。
    個人的に嘘を見抜ける能力はチートすぎるなと思った。
    話の展開が早く読んでて気持ちよかった。
  • チルドレン
    伊坂幸太郎ならではのセリフまわしと人物が魅力的。永瀬が知らないおばさんから5000円を貰い、屁理屈論破マン陣内が「なんで俺がもらえないんだよ」「関係ないっつうのずるいじゃねえか」はスッキリするシーンだ。
  • オーデュボンの祈り
    【未来なんて知らないほうがいい、のかも】
    ただただ想像力を試しているみたいに、ユニークなキャラクターが出てくる。
    ユニーク、というか、印象的な。絶対理解できないだろうな、この現実世界の私には、みたいな。
    でも、夢の中だったら自然だな、みたいな。
    ここ最近読んだ本の中でも、さくら(ちゃん、さん)という...続きを読む
  • グラスホッパー
    めちゃくちゃ面白かった!!

    当たり前だけど殺し屋たちは善人じゃないし
    しっかり悪人。
    それでも魅力的な登場人物たち。
    魅力的だけど、めっちゃ人殺してるし、
    嫌な気持ちにもなるけどやっぱり魅力的!!
    って感じでした笑

    終盤にかけての伏線回収は
    私みたいな深く考えずに読む読者には
    「はぁ〜、なるほど...続きを読む
  • アイネクライネナハトムジーク

    ベリーベリーストロング!


    駅前でアンケート調査するサラリーマン、妻に出て行かれた上司、声しか知らない相手に恋する美容師など
    様々な人間達の間で起こる少し不思議な(運命的な)物語。


    斉藤和義のベリーベリーストロング~アイネクライネ~を聴いていたら
    作詞:斉藤和義 伊坂幸太郎
    あれ!?となりこの本に巡り合いました。

    伊坂...続きを読む
  • マリアビートル
    伏線回収と臨場感あふれているのが最高におもしろくて何回も読み返す 相対的な蜜柑と檸檬が絶大な信頼関係で成り立っているのがとても好き 鈴木が王子にどうして人を殺してはいけないのかを説く台詞が強く印象に残っている
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    本当に興味のあることはくだらないことばかりなんだろうと思った。自分の目で見て確かめたことが本当のこと。最後の青柳が粋で良かった。でもなんで青柳が狙われて、あの人たちは誰だったんだろう。明かされなかったことに何か意味があるのかな。
  • マリアビートル
    面白過ぎた。
    設定もおもしろければ展開もおもしろい。
    何よりキャラがいい。
    木村、蜜柑と檸檬、天道虫、王子。
    蜜柑と檸檬のバディがとても良きでした。
    パーシー、、
  • フーガはユーガ
    カードゲーム、ストーリーにどうしても取り入れたかったんかな。
    ハルタくんとの接点を持たせるアイテムとして、別にカードゲームじゃなくてもよかったのかな、と思いつつ。
    でも、雑魚カードでも実は強くて役に立つことを証明して、クソみたいな人生でも捨てたモンじゃないから!って信じたかったんかな。

    駅前で話し...続きを読む
  • 残り全部バケーション
    圧倒的な面白さを感じた。そんな小説。
    岡田さんの人間性をまず好きになります。そして、その岡田さんが急に物語からいなくなり寂しくなります。でも、最後は岡田さんの存在を感じることが出来、ほんのりと嬉しくなります。
    著者の作るストーリーにはホント毎回ドキドキさせられっぱなし。
    個人的には、岡田さんと権田さ...続きを読む
  • マリアビートル
    ブレット·トレインの映画と設定は違いますが、テンポ良くウィットある会話が心地よく、機関車トーマスの登場人物(機関車)を例えに出したり、面白い作品でした。
  • 重力ピエロ
    初めて読む伊坂幸太郎さんの本。最初は狂暴で荒々しい弟が登場で苦手かも…と思いましたが、兄弟、親子の思いやりが静かに感じとれる本でした。
  • マリアビートル
    新幹線で荷物をうけとり、次の駅で降りて届けるはずだった七尾さん。
    あれ、鈴木さんじゃん、他にもたくさんの同業者か乗り合わせ、スリリングな旅が始まりました。
    誰がこの旅を制するんだろう。
    旅後半に現れた、木村さんのご両親は素敵だった。
    機関車トーマスのアーサーは、グクッてみた。七尾さんのことなのかな?...続きを読む
  • アヒルと鴨のコインロッカー
    現在と2年前の2つの時間から始まり、椎名さんと琴美さんの2人の視点からどんどん事件に向かっていく感じが面白かった

    3人とも死んじゃった、、