伊坂幸太郎のレビュー一覧
-
伊坂ワールド前回であるなと感じた。良い意味で。
伊坂幸太郎が好きなので贔屓目に見ているところはあるかもしれないが、話の持っていき方や伏線回収の仕方など、今回も惹き付けられ面白かった。
魔女狩りをコンセプトに現代に投影して描かれた「平和警察」という機構は酷く悲惨な制度であると感じたが、よくよく考える...続きを読むPosted by ブクログ -
誰かから飛沫感染すると未来が見えちゃう("先行上映")謎の能力を持つ中学校の国語教師の檀先生(男)がその能力と昔のトラウマのせいで次から次へと災難に巻き込まれていく話。
帯に書いてある
【未来を観て人生を取り戻す】
まさにそれ!
猫を虐待して動画配信する「猫を地獄に送る会(ネコジゴ)」のメンバ...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ面白い!
内容が小説では表現し難いところもあったが挿絵にセリフのない漫画があり場面を説明してくれている。
身近に起きる様々な問題に立ち向かう大切さを教えてくれる。
素晴らしい冒険小説。Posted by ブクログ -
小説で声を出して笑ってしまったのは相当久しぶり……もしかしたら初めてかも。
掛け合いが秀逸です。響野さんのファンになりました。
「〜地球を回す」の前にこちらを読んでしまったのですが、それでも絶対楽しめるという確信があるので前作も読ませていただきます。Posted by ブクログ -
ほんっとに伊坂さん好き!最後の最後まで伏線回収してくるし、登場人物がまた脇役の1人でさえ魅力的。言葉のチョイス一つとっても素敵。直接表現せずに、行間で描写してくるところがまた良い!私なんかの文章じゃ表しきれないくらい素晴らしい本でした。どこまで好きにさせるの!!
伊坂さんの作品の中で、上位に入るくら...続きを読むPosted by ブクログ -
伊坂幸太郎さん、ギャングシリーズ3作目の作品。
後書きにあったが9年振りのギャングシリーズだったらしいのだが、自分は今回3作連続して読んでしまった為なんの違和感もなく読む事ができた。
相変わらずのテンポの良さが健在で、成瀬、響野、久遠、雪子の4人のキャラが生き生きしている。
特に響野と久遠は知的で...続きを読むPosted by ブクログ -
誘拐グループの兎田が妻を人質に取られ立てこもり事件を起こす、というのが話の本筋だが、空き巣グループの3人や過剰防衛で人を殺してしまった母子など、いろんな人のいろんな事情が絡み合って複雑化していくのが面白い。
時系列は前後して難しいし、少しひねくれた文章なのに説明が丁寧でわかりやすい。淡々と書かれた地...続きを読むPosted by ブクログ -
陽気なギャング3冊目♪
毎度ですが、4人の見事な連携に
笑いあり、スリルあり。
とても楽しく読めました。
本来は著者があとがきで語っている
9年のブランクがあっての物語ですが、
まとめ読みしても違和感が無かったです。Posted by ブクログ -
違うミッションを持つ悪人たちが偶然居合わせてしまい想定外のことが起きるお話。
大好物!
相変わらず伊坂さんの悪人たちは悪人なのにポップ。悪人にもそうしないといけない仕方ない理由があるんだよね的な感じで憎めない。
ミスリードされ倒してとても楽しめた。
タイトルのホワイトラビットは作中の白兎さんが起こし...続きを読むPosted by ブクログ