乾ルカのレビュー一覧
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スクールカーストという言葉を自分の学生時代には考えたことがなかった。(大昔だからかな)
自分の子どもたちが学校に通っていることで、少し重ねて読んでしまいました。
カースト上位のグループ、その次、おたく、同人誌、その他諸々…コロナなんかもなるほど。
恐らく、今はこんな教室あるんだろうなと感じることがで...続きを読むPosted by ブクログ -
高橋真一
一号室の住人。極度の緊張症で就職活動では本来の力の半分も出せず。大学卒業後、短期のアルバイトや日雇い労働で暮らしている。破格の家賃に惹かれ「てふてふ荘」に入居する。小学五年生の時の初恋相手、中学一年生の同級生、高校二年の時に思いを寄せた彼女、大学四年の冬に公務員試験予備校で共に合格しようと...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ高校生なのに、カースト上位だのなんなのというようなくだらない思考、そして卒業してから10年経つにもかかわらず、その思考のままの彼らが痛々しく、そして呆れる。
けれど、その思いは自分がさらに歳を取った今だから言えるわけで、その渦中にいた自分も確かにそんな思考はあったかもなぁ~、なんて思い出した。
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訳ありアパートの群像劇
以下、公式のあらすじ
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このアパート、なにやら秘密があります。
敷金礼金なし、家賃はわずか月一万三千円、最初の1ヶ月は家賃をいただきません。破格の条件に隠された理由とは……特異な事情を抱えた住人たちが出会った奇跡。切なくもあっ...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱ読書は良いね
なんでもそうだ。手元からなくなってわかる。そして、良かったもの、大切なものはたいていなくなる。せいぜい惜しめと、己の価値を主張するかのように。Posted by ブクログ -
余命一年と言われたのにあれよあれよと病状が進み…人生末期の親になにが出来るだろう。独身の娘は花嫁姿を見せるのが親孝行になるの?両親揃って娘に結婚を急かすシーンはあまりにもくどくてイライラさせられたけど、人生を終えようとしている父親に寄り添う娘や妻の姿がなんだか泣ける一冊でした。Posted by ブクログ
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読んでよかった。
青春コンプレックスの様な内容なのかなって思ってたけど、刺さることもあった。
共感出来るところもあって、
また読みたい。秘密って難しい...。
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美しく謎めいた転校生、彼女は最初「東京の人」と言われて孤立していた。だが次第に打ち解けていく。しかし……。
胸がきゅっと痛くなるような青春小説だ。
いつだって青春時代を振り返るとどこか痛くて、甘酸っぱい。
本書もその例に漏れておらず、そういった感情がよく描かれている。Posted by ブクログ -
美しい転校生と、去勢中の男女の交流を描く。著者らしく北海道の高校が舞台だ。
多分表紙は、その美しい高校生とその同級生x2が描かれているのだが、イラスト上は全員画一的に美しい…イラストは美しか描けないものなのか、それとも美しい高校生とモブ女子高生にそれほどの差はないということなのか。Posted by ブクログ -
本を読みながら森を歩いているような気分になりました。人間の弱い部分が描写され、そんな中でも前向きな気分になってまた新たな生活を送っていくことに、前向きな気持ちになれました。Posted by ブクログ
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ちょっとずつ、頑張って変わっていこうとする清子とリツに心打たれました。
その関係性や関係性の変化は、理性ではなく本能によるものだから、さらに魅力を感じたのだと思います。Posted by ブクログ