乾ルカのレビュー一覧
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風冷尻山山中で語り合う『彼』と『オレ』は、一体誰なのか。水野が激変した訳とは。いじめや性差別、金メダリスト、他国の戦争…過去の記憶が次々と掘り起こされてゆく。心が痛む。Posted by ブクログ
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全部は読んでいない。GENESISが雑誌になって、ノリの良さが前面に出た感じ。これもまた良いな。
ゲラゲラ笑った青崎有吾さんのメカくらりは別枠として、高山羽根子さん、笹原千波さん、の作品が特に好きだった。
■笹原千波『手のなかに花なんて』
肉体を捨てて情報人格として生きることを選べる世界。花と...続きを読むPosted by ブクログ -
舞台をテーマにした5作の短編。
舞台を見る人なら、いろいろとわかる!と思うことあって楽しく読めると思う。
『ここにいるぼくら』
2.5次元舞台に出演することになった主人公。しかし、その役はシリーズもので、彼はいわゆるキャス変だった。
いやー、2.5のキャス変は私も経験あるからわかるなー。(見る側だ...続きを読むPosted by ブクログ -
ずーと長い間積読だった本。
ようやく手にとって読みました。
が、読み進み始めて何処かで知っているような、見たことがあるような気がして検索してみたら、10年以上前にドラマになっていたではありませんか。
それで、ようやく自分の既視感に納得が出来ました。
このドラマ、見ていました。好きだったんですよね。面...続きを読むPosted by ブクログ -
高校時代のカースト最下層の意識過剰気味な女子が同窓会で一軍に復讐する話。
コロナと遺言墨っていう都市伝説が絡んで皆んなおかしくなっていく。結果反省する人は反省して、追い詰められて宗教にハマる人もあり。
私の身近でイジメはなかったと思ってるけど、もし仲間外れにされたと思っている子がいたとして、ずっと同...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物に自分の高校時代のクラスメイトを重ねて考えた。当時もカーストが辛かったし、思い返せば自分もカーストに支配されてて、下に見ていたクラスメイトに酷い接し方をしていたと猛省した。
自分にとっては些細なことでも相手にとっては何年も記憶に残ることもあるから、軽率な考え行動は許されないし、謝りたい気持ち...続きを読むPosted by ブクログ -
忘れ物を巡る持ち主の思いが紡がれる
ややありふれた話だと思ってました。
最後の章を読んで、そういうことだったの…
とびっくり、心がじんわり温かくなりました。
万が一途中でつまらないと思ったあなた(私です)
最後まで絶対読んで!
Posted by ブクログ -
スクールカーストという言葉を自分の学生時代には考えたことがなかった。(大昔だからかな)
自分の子どもたちが学校に通っていることで、少し重ねて読んでしまいました。
カースト上位のグループ、その次、おたく、同人誌、その他諸々…コロナなんかもなるほど。
恐らく、今はこんな教室あるんだろうなと感じることがで...続きを読むPosted by ブクログ