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深呼吸したくなる。涙と希望の光が差す〈読む森林浴〉ミステリー。森に迷い込んだ人々の心温まる出会いの物語。 いじめ、進学、就職、恋愛、不治の病……それぞれに人生の悩みを抱え、希望を失った人々。彼らが迷い込んだ街中の広大な森の中に、その青年はいた。能天気に見える森番の青年が語りかける言葉は不思議な力で彼らの心に届く。ふれあいの先にある彼らの運命は。そして、森と青年に隠された禁断の秘密とは――驚きと感動に満ちた、希望のミステリー。解説/青木千恵
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Posted by ブクログ
この森を散歩してみたいと思った。 なんでもない日と悩んでどうしようもなくなった日と歩いてみて森の景色がどう見えるのか。 そして森番の彼にも会いたい。挨拶をして、彼が教える森の話を聞き、その時間を味わいたい。 たぶんサッと現れて、木々やバラの世話を手伝ってくれませんか?と言われそうです。
人と比べてしまい、自分のことが見失ってしまいそうになるときに読みたい一冊。 全ての話が人間の醜くて、目を逸らしたくなる自分の姿と重なる。森番の青年の言葉は、救いの言葉ではなく、人を立ち上がりやすくする言葉選びがとても染みる。そして立ち上がるのは自分の意志だと気付かされる。 “生きなさい、そうしなけれ...続きを読むば今度は友達があなたを殺すことになってしまいます”は残された者には厳しい言葉だが優しさも含まれていて、早く次のページを読みたいと思えて、すごく面白い作品だった。何か理由をつけて逃げたい、でも実際は囚われていて自分が抜け出そうと思えないと逃げられない、その状況が今の自分と重なり胸が痛くなりながら読む手が止まらなかった。
本を読みながら森を歩いているような気分になりました。人間の弱い部分が描写され、そんな中でも前向きな気分になってまた新たな生活を送っていくことに、前向きな気持ちになれました。
短編集で、各話で主人公が違っているが、醜い部分を持っていてかつ今を生きたいと思っていない主人公が、森に惹かれやってくる。森に通ううち、自分の考えを見つめ直し、再び生きようと歩き出す物語。 主人公の悩みは、人間誰しも多かれ少なかれもっているものばかり。自分も森に通っている感覚で、自分の醜さを考えさせら...続きを読むれた。
街中に存在する不思議な森。 引きこもり、不治の病、リストラ、落ちこぼれなど、人生につまづき、もがき苦しんでいる人たちが迷い込んでくるその森には、一人の青年がいた。 能天気で間の抜けたテノールで話す森番の青年は、いったい何者なのだろう。 苦しみの中にいても、ねじ曲がらなかったものもちゃんとある。 弱...続きを読む者に寄り添うような温かさ。 森の中に足を踏み入れると、生命力の強さのようなものを感じる。 物語の終盤には、森番の青年の秘密が明かされ、感動がこみ上げてきます。 森の中に入って瞑想したくなるような、癒しの物語です。
街の中に残った一角の森。そしてそれを守る森番の青年。 そこには救いを求めていろいろな人がやってくる。不思議な雰囲気漂う、けれどホラーではない現実がみえるエピソードが描かれている。気持ちの描写がとても上手だと感じた。
地下鉄が走る街にある森、その背後には山々。土地や木々の息吹がそこにある。椅子にかけ木々を眺めている時間が少しずつ心を癒してくれるのだろう。森番の青年の言葉も手助けしてくれる。明日はもう少し元気になるよ きっと
優しい物語でした。 植物が生長し、種を落とし、また森を作る。 人も優しさや思いを受け継いでいく。 そのために言葉は力になる。 だけど、時に言葉で人を傷つけることもある。 どんな言葉を選んで、どんな気持ちで接していくか。 「幸福は幸福を生むが、不幸が誰かの幸福を生むことはない」というメアリの言葉が...続きを読む印象的でした。
傷つき疲れた心を癒す森と森番のひとこと。優しい雰囲気に包まれ、ここに居ていいんだと思える。森や自然に人を癒す力があるのは、自然のもつ儚さや健気さ、壮大さの中にある生命力に何かしら共感し、パワーをもらえるからかもしれない。ここに居ていいんだと思える安心感のある一冊。
あぁ人には人それぞれの悩みがあるんだなと。 木は大きくなる。 年を重ねる分大きく成長する。 木はいいなぁ。 人は年を重ねると老いる。 齢をとりたくないなぁ。 はて、人も木も同じ。 時間は等しい。 人も年を重ねることで成長していると言えないだろうか? 木も年を重ねることで老化していると言えないのだ...続きを読むろうか? 人も年を重ねることで成長している。 今が一番若い日。 そう、大きな木を見て人は過去を思う。 でも、他人を見て人は比べたがる。 常識は偏見のコレクション。言えて妙だと思う。 わだかまり。他人には見えるが、自分では見えない。そんなことに気付かせてくれた本。
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