角田光代のレビュー一覧

  • わたしの容れもの
    角田さんが歳を重ねることについて、書いているエッセイ。
    私も歳を重ねることを怖がらず、前向きにとらえていきたいと思った。
  • 明日も一日きみを見てる
    ん猫ちゃん猫ちゃん!猫ちゃんかわいい!猫ちゃん天使!ハァハァかわいいよ猫ちゃん猫ちゃん猫ちゃん!

    ……猫と一緒に暮らしたいなぁ。そして、タイトルが秀逸というか、「ほんとうにそうだよなぁ」と思った。明日も明後日もずっと君を見るよ
  • 字のないはがき
    《本屋》【再読】疎開した小さな妹が、葉書に、丸で元気か、家族に伝える。ついに、✕が、届いた時、病気になっていた。帰ってきた妹見た父は!原作、文、挿し絵、なかなかないコラボで、贅沢な絵本。
  • いつも旅のなか
    初めて角田さんの本を読んだ。自分のことを小心者といっているが、それにしても一人で世界各地を飛びまわっていることに驚きです。心に響く事もあり、夢中で読むことができました。
  • 今日も一日きみを見てた
    猫好きなら『そうそう!』と共感できることだらけで、読んでいて思わず微笑むような、胸の奥が暖かくなるような本だった。
    『猫好きは自分の飼っている猫だけでなく、世界中の猫が好きになる』この一文に目から鱗というか、確かに考えてみると私の周りもそのとおりだなぁと深く納得した。
    ローマの遺跡で保護猫活動が行わ...続きを読む
  • さがしもの
    短編集。読み始めは、筆者のエッセイかと思った。毎日1話ずつ読み進めていくことが、日々の楽しみになった。買った当初は世界観に入れなかったが、読書が習慣になってきた今読むと、世界観にどっぷり浸かれるすごく魅力的な本だと感じた。どのお話も面白くて、また再読したい。
  • 愛がなんだ
    恋愛で気分が落ち込んでいたのでみてみた。

    相手の思いに気づいているのに、好きだから都合のいい関係になってしまうシーンが書かれていて胸が痛くなった。
    とってもリアルで自分が思わずその場にいるみたいだった。
  • 字のないはがき
    4年生が国語で「一つの花」を勉強しているので、これを読み聞かせ。
    向田邦子さんの妹さんの話。
    子どもが真剣に聞いてくれて嬉しい。
    担任の先生がボロ泣きしてくれて嬉しい。
  • 明日も一日きみを見てる
    猫好きに沁みまくるトトちゃんシリーズ。

    トトちゃんとの毎日で角田さんと家の人(この呼称 笑)気付かされたことが読んでいる私にも沁みる。
    そして大きなこともあるけどささいなことも、トトちゃんがすれば事件(と呼びたい出来事)になる。
    後書きがまた沁みた。私も若い頃同じことを思ってた。そして角田さんと同...続きを読む
  • 明日も一日きみを見てる
    角田さんとトトの距離感が大好きです。
    孫になったり子供になったりしない。
    大切な猫として接しておられる。
    トトの他に家にやってくるとら男やとらちゃんと角田さんのやり取りも微笑ましい。
    猫の習性、明るい部屋では眠れないとか腎臓病になりやすいなどの習性や腎臓病になりやすいこともわかった。
    そして腎臓病か...続きを読む
  • 世界中で迷子になって
    エッセイ

    子どもの頃は自分の住んでいる世界が全てだと思う。
    作者の角田光代は大人になっても思っていた。
    大人になって初めて世界を意識し、国内→海外を旅するようになる。

    前半は旅
    後半はモノ
    に対してを、角田光代の独特な目線で描くエッセイ

    旅→準備が苦手。
    ビーチリゾートに行くのにTシャツ1枚し...続きを読む
  • 明日も一日きみを見てる
    好きです。
    犬派の私ですが、角田さんのお宅のトトちゃん
    かわいい。愛情が溢れてますね。
    順序が逆になりましたけど、今日も一日きみを見てる も読みます。
  • ゆうべの食卓
    食べものの話ばかりなんだなー、書名が「ゆうべの食卓」だしなー。と思ってたら「雑誌オレンジページ」で連載してた短編を集めた一冊だったんですね。あとがきを読んで知りました。
    オレペの短編も時々読んでました。でも雑誌が月2回発行なのに合わせ一つの話を上下に分けて掲載していたのて、いつも短編の上か下のどちら...続きを読む
  • 私のなかの彼女
    恋人の仙太郎を中心にしていたのにいつのまにか仙太郎を置いて自分で歩けるようになっていた。
    最初のいい感じ男子仙太郎がどんどんあれ?あれ?と嫌な奴に見えてくるのは元からそういう人なのか和歌の目線なのか、和歌の目線で一緒にひやっとしたり仙太郎の反応にびくつき、いやでも別れるのはつらいなでも一緒にいるとし...続きを読む
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答
    沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
    とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばな...続きを読む
  • 明日も一日きみを見てる
    とにかくトトちゃんが可愛い。
    そして、角田さんがトトちゃんを愛する気持ちがヒシヒシと伝わって、微笑ましい。

    ほのぼのと読める平和な一冊でした。
  • 今日も一日きみを見てた
    今度は猫。さすがに赤ちゃんには敵わないけどこれもまた思いっきり癒されました。実家を離れる前の5年間くらい2匹の猫が家にいました。その親もほとんど毎日来ていたので計3匹が家の中外をうろうろしていました。気が向くと遊び相手になってはいましたがこれほど向かい合ってはいなかった。いま思うと少し残念。また飼っ...続きを読む
  • 今日も一日きみを見てた
    泣いた。でも別に悲しい話は一切無い。精神的に疲れてる時に、意外な人から親切にされて泣きそうになる気持ちを大きくした感じ、胸にくる。人から猫への静かな愛情が丁寧に書かれていて素晴らしかった。対象が猫じゃなかったとしても共感できるかもしれない。

    トトちゃん(猫)が小さい時に家にきて、病院に行って、おも...続きを読む
  • 明日も一日きみを見てる
    さらさらと読み進められるネコエッセイ。
    猫飼いなら分かるエピソードが盛りだくさんです。
    猫は現状維持が好きな生き物なんだそうです。
    いつまでも一緒にいたい、ずっとこのまま続けばいいのに…と考えるようになった著者。
    ペットは飼い主に似ると言いますが、飼い主もまたペットに似るのかなとふと考えました。
  • ツリーハウス
    家族に無関心であった主人公が祖母との中国旅行を通じて家族のルーツについて知る内容。歴史的背景が細かく描かれており、祖母の生きた戦時中、子どもたちの生きる戦後、孫である主人公が生きる現代が、交互に描かれて読みやすかった。
    戦争という自分ではどうしようもない状況から逃げることを選択した祖父母は、自分の子...続きを読む