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人間ドックの結果で話が弾むようになる、中年という年頃。ようやくわかった豆腐のおいしさ、しぶとく減らない二キロの体重、もはや耐えられない徹夜、まさかの乾燥肌……。悲しい老いの兆しをつい誰かに話したくなるのは、変化するカラダがちょっとおもしろいから。劣化する自分も新しい自分。好奇心たっぷりに加齢を綴る共感必至のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
角田さんが歳を重ねることについて、書いているエッセイ。 私も歳を重ねることを怖がらず、前向きにとらえていきたいと思った。
「焦り」がどっと押し寄せた。 歳をとることへの焦り、歳は重ねるのに中身がなかなか伴っていかないことへの焦り、40歳、50歳になり身体が老いていくことへの焦り。 角田さんは読者を焦らせようとした訳ではないことはわかっているのに 読めば読むほど焦らずにはいられなかった 父母や祖父母を思いやり、大切...続きを読むにしようという気持ちが強く芽生えた 深く考えさせられたという意味で忘れられないエッセイになった
角田さんのエッセイ、今回もまたかなり面白い笑 容れもの、の劣化、老い、不具合を面白おかしく伝えてくれる。 友人の言葉、「若い人は運動なんかしなくていいんだ、中年になってすればいいんだ」なんて腑に落ちる言葉、と膝を叩いた。 50近くなるのと転びやすいらしい笑笑気をつけよう!
推しの女優さんが読んでいたのを知り、手に取りました。 自分がすでに若者世代から外れ、大人ってこんなにも子供でよいのか?と思うことや体調面や性格のことなど、読んでいて、何だか腑に落ちたり、納得してしまう。気をつけたい点もあるけれど、年齢に抗わず、今のままでよいのだと教えられた気がした。 角田さんの...続きを読むエッセイは初めてでしたが、飾らない文章と人柄に好感が持てた。
エッセイ。体にまつわること。年齢を重ねればより充実した人生を送れると思うけど、それはその人次第の行動によるものなのだな
老いに向かって変化するわたしの容れもの(からだ)についての 変化やつきあい方、あれこれ。 折々、クスッと笑えるのが角田さんのエッセイの大好きなところ。 今回は、 「何かたいへんなことがあったのではないか(ホセとの試合のような)」 にハマる。 いろんな変化にそうそう! と頷きながら、それもまぁ 悪い...続きを読むことじゃないよね、と思わせてくれるのも角田さんの エッセイならでは。好きだなぁ。 あと、 「読書体力を子どもの頃にまるで使わなかった人は、その体力が落ちる三十代、四十代になって、さて読むぞと本を開いても、よほど興味のある本でない限り、読めないのではないか。 長く運動してきた人の持っている「勘」みたいなものが皆無なのだ。」 と言う件も心に響いた。 何の役にも立たなかった読書体験…と思ったことも、そうやって筋力を 鍛えて、さらにさらに読む経験を積んで、体験から感じたことが 何か素晴らしいものを与えてくれる…そんな気がした。
30代のうちに読んでおいて良かったと思える1冊。 特に、年齢を重ねていくと穏やかな老人になるのではなく、その人の欠点が強調されていくという部分はこれから気をつけようと思わされた。
加齢に対してリアルに書かれており、覚悟ができた。 願わくばそうなりたくないが、皆に等しくおとずれる加齢。しかも千差万別。 少しでも楽に歳を取りたいなんて、欲深く思うものです。 下品すぎないが、所々言葉遣いにくすっと笑えるユーモアがあり、この方と直接お酒を呑んで話すと面白いだろうと思った。
40代を過ぎた筆者が綴る、変わりゆく自分のからだについての32篇のエッセイ。 歳をとるにつれ、視力が落ちたり、食べ物の好みが変わったりするけれど、それは必ずしも劣化ではないということ。それは変化であり、それを楽しみ、付き合っていくためのユーモアや工夫が必要であるということを感じた。 それから、訪...続きを読むれる変化が全て加齢のせいではないので、ナーバスにならず、冷静に自分の変化を見つめられるようにしたいと思った。
どれも(ある!ある!)と頷きながら読ませて頂きました。 マンモグラフィーであまりの痛さに我慢出来ずに毎年の検診で「痛い~」と叫んでいたのが私だけではないと解りホッとしたり(笑) 巻くだけ、食べるだけなど「だけ」で成功するダイエットは存在しないと言う事に深く納得したり 更年期障害、老眼、整体、...続きを読む集中力のお話し、どれも日々気になる内容で数時間で読めてしまいました。 待つ事が苦手だったり、暑がりだったり共通点が結構あって嬉しくなりつつも、45歳でフルマラソンに挑戦する角田さんはやはり凄い!と感じました。
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