唯川恵のレビュー一覧
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昨年に引き続き、唯川恵さんの本は2冊目。
女性の感情をとてもわかりやすく表現されていて、共感する事多々。
ただここに登場する男性のずる賢いこと。
夫に不倫されて離婚する事になった英利子を、応援する自分がいた。結婚だけが女の幸せではないし、ましてやゴールでもない。何が幸せかなんてその本人にしかわからな...続きを読むPosted by ブクログ -
女がそうさせるのか、愛情がそうさせるのか
母と娘は似ているのに似ていない
唯川恵さんの本が大好きなので買いました。唯川さんの本にも介護という言葉が出るようになったのか。時代を感じる。
ひたすらキラキラ女子の女同士のドロドロ恋愛が多かった作家さんですが、昨今のキーワードを上手く拾ってらっしゃるのかな...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに唯川さんの作品を読みました。
1人の男性の突然の死を起点とした彼に関わった女性5人の物語。
女性であれば必ず持っている感情・・・というか個性?側面?みたいなものを1つずつデフォルトして5人の女性の個性としたような、そんな印象を受けました。
だからこの作品を読んだ女性は5人のうちの誰かに...続きを読むPosted by ブクログ -
人生の切実さと、猫の温かみのコントラストが良かった。奇をてらったような話はなくて、いずれも猫好きの親戚のおばちゃんや友人にいそうな感じ。どの方の人生にも信じられないようなことが起きたり、自ら選択しなければならない場面がある。特に最後の話は、バリバリのおばあちゃん美容部員さんあたりに本当にいそうで、目...続きを読むPosted by ブクログ
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温かい涙がこみ上げてくる物語がいっぱい詰まった作品でした。
愛犬を失ったばかりでこの本に出会い、個人的にも込み上げてくる感情がありました。
また、最近自分の想い、相手の想い、に敏感になっている部分があって
親子や、家族や、全く接点なかった方と
繋がったり、秘めていた事や気持ちが通じ合う瞬間がうまれ...続きを読むPosted by ブクログ -
「登山は危ない」「山登りは楽しい」などドラマチックに書かれていなくて、「こんな危険なことがあった」とか「こんないいことがあった」という著者の目線で淡々と書かれているので登山経験がない自分にも身近に山を感じることができた。うまく表現できないのがもどかしいけど、アウトドアに詳しくなくてもイメージがしやす...続きを読むPosted by ブクログ