葉真中顕のレビュー一覧
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これは凄い本でした。。
最終的に全てが収束するこの構成に驚きです。
文量は多いですが、無駄に長い訳ではなく、全てに意味があります。
え?え?と困惑している間に本が終わってしまいました。
オススメです。Posted by ブクログ -
編集者の元に、1人の小説家志望の主婦から原稿が送られてくる。
最初はその原稿からで始まるんだけど、その小説自体も切り口がすごくて唖然とした。
これは小説にしかできない表現で、呪いを解いていく女の話で、もうなんか言葉にできない。Posted by ブクログ -
ものすごく良かった!!
葉真中さん、これで7作目ですが、最初に読んで驚いた「絶叫」と同じくらい、今作は面白かったです。
作中作である、志村多恵の作品が占める割合も多いのだが…特に冒頭の『犬を飼う』という作品にはビックリ!(何じゃこりゃ!レベル)しかし、ここでの過激さに引いてしまわずに、続きを読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
この人の書く本はやっぱり面白い〜
Blueでどハマりしたけど、これも読んで正解!
女の人の「幸せ」をテーマにした作品はよくあるけど、特に筆者が男性の場合、男性に好かれることが女の幸せみたいな描写があんま気に入らんPosted by ブクログ -
だいたい 中山先生と知念先生の 回答がかぶりが多いです 葉真中先生は 二人とはややスタイルが 違う というのは 筆の速さが関係するみたい 作家としてやっていくには 筆が速いことが 圧倒的に有利みたいですね やはり新人賞をとって デビューして 話題性があるうちに 立て続けに作品を発表すると 波に乗りや...続きを読むPosted by ブクログ
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最後まで読んで、えっ!すごい!ってなる。事件の内容もすごいけど、真相が分かった瞬間の合点がいく感じ、途中のグロテスクにも感じられる描写にも追い詰められた人間の心の動きを感じるし、ラストまで一気に読んだ作品。この著者さんの他の作品も読みたくなった。Posted by ブクログ
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いわゆるロスジェネ世代のある女性の物語。なぜ彼女は孤独死していたのか?その真相を追っていくうちに判明する彼女の壮絶な半生。彼女のせい?時代のせい?読み進めていくうちに明かされる真実、先が読めない中たどりついた最後の1ページまで凄い本でした。Posted by ブクログ
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2023.02.26
とても面白い!
読書中毒、活字中毒、ミステリ愛好家、とにかく本の好きなヒトは読む価値あり。
執筆者3人のそれぞれ、そして共通の見解もなるほどと思うし、佐藤青南さんの四コマ漫画も笑える。
これだけ苦労して生み出される作品なのに、なぜつまらないモノ(決してこの執筆者の作品ではなく....続きを読むPosted by ブクログ -
平成が始まる日に生まれ、平成が終わる日に死んだ男の子の話。戸籍もなく、親に愛されず、人を殺し、人を救う。そして、自分を殺すことで、自分を救う。
ブルーは主人公の名前でもあり、ヴェトナムにある湖を指している。
壮絶に面白い。Posted by ブクログ -
スゴい本を読んでしまった。読み終えた今、私の頭の中を占めているのはそんな漠然とした想いだ。
編集者の葛城梨帆の元に、かつて新人賞に落選した志村多恵から小説が届く。小説の私と現実の梨帆がリンクしていき、梨帆はこの小説に自分の〝ほんとう〟に触れ、世に出したいと強く願うようになる。
まず、冒頭に...続きを読むPosted by ブクログ