今村翔吾のレビュー一覧
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東日本の戦国武将23人を描く短編集。
長野業正、徳川家康、北条氏政、里見義弘、織田信長、
矢島満安、今川義元、最上義光、太田資正、武田信玄、
富田長繁、上杉謙信、津軽為信、佐々成政、金上盛備、
竹中半兵衛、宇都宮国綱、佐竹義重、蠣崎慶広、
伊達政宗、北信愛、前田利常、真田信幸
その武将の人生の一コ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ6作目、舞台は遊郭吉原。
ミステリ要素をふんだんに含んだ今作はぼろ鳶組の谺彦弥が大活躍する。
花菊との出会いのシーンから物語ラストまでどれだけカッコ良いんだよってくらい彦弥の魅力が満載に描かれています。
自分の中では1作目に匹敵するくらいの面白さでした。
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七本槍それぞれの視点で書かれる幼少からの話がみんな面白く、読むにつれて三成に対する印象が変わっていき、読み終わったあと「もう一回読み直したい」って思う小説でした。
歴史は好きですが、基本漫画ばかりです。小説はハマらないとなかなか読まないのですが、今村先生のストーリーはのめり込んでまるでその人物になり...続きを読む -
江戸の火消したちの物語。セリフや文章の端々にシビれ、何度も目頭が熱くなりました。当時の消防について初めて知ることもたくさん。まだまだ続くので楽しみ。Posted by ブクログ
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2024/1/30
こっちいいですねぇ。
ちょっとだけぼろ鳶の人たちが出るのもにやける。
ま、出たの菩薩だけど。同じ時代なんだね。
大丸が早世したっていうのもヒュッてなったけど、ぼろ鳶と絡んでるのはその息子だよね?
何代目まで覚えてないよ…
敵がめっちゃ悪そうで強そうでヒヤヒヤしますが次も楽しみです...続きを読むPosted by ブクログ -
好きすぎる作品。再読。
人に歴史小説を薦めるとすれば、自信を持ってこの作品を進める。
市松が最後に淀殿に放った一言には心底痺れる。
7本ある短編のうち個人的に一番好きなのは二本槍の腰抜け助右衛門。まぁ僅差であるが。Posted by ブクログ -
1話10分で読める短編集。
ちょっとした合間時間に読めて、「もうちょっと読みたい!」と思わせるさじ加減が絶妙。
都道府県ごとに1人ずつ歴史上の人物を取り上げる、ならともかく、
「戦国武将」に限定するあたりがすごい。
超有名武将でも、超有名エピソードの裏側を独自の解釈で描くなど、
筆者のリサーチ力と...続きを読むPosted by ブクログ