今村翔吾のレビュー一覧

  • 塞王の楯
    関ケ原の戦いの小説なのに、スポーツアニメを見ているようなわくわく感と没入感に浸りました。今、油がのりきっている作者の面目躍如でした。ライバル2人によるまさかの続編が出ませんかね?
  • 週刊少年マガジン 2024年12号[2024年2月21日発売]
  • 茜唄(下)
    滅びの物語であることが分かってるので、どんどん陰鬱な気分で読んできたのだが、最終章は感動した。参った、今村さん。平家物語を読みたくなりました
  • イクサガミ 天
    全巻発行されてから一気読みしようかと思ってたけど、今回の春節の台湾旅行に天の巻と地の巻を持っていって読み始めました。今は続けて地の巻を読んでますが、面白く読んでます。登場人物が多く、誰の立場に気持
    ちを置くかで読み方や印象はかなり変わってくると思います。
  • 戦国武将伝 東日本編
    東日本の戦国武将23人を描く短編集。
    長野業正、徳川家康、北条氏政、里見義弘、織田信長、
    矢島満安、今川義元、最上義光、太田資正、武田信玄、
    富田長繁、上杉謙信、津軽為信、佐々成政、金上盛備、
    竹中半兵衛、宇都宮国綱、佐竹義重、蠣崎慶広、
    伊達政宗、北信愛、前田利常、真田信幸

    その武将の人生の一コ...続きを読む
  • イクサガミ 地
    うう、ヤバい。
    面白すぎて続きが気になりすぎる。
    明治初期の剣豪たちによるバトルロイヤル、蠱毒。バトルシーン、技、キャラ、もはや漫画的に面白き。推しキャラもたくさんです。

    完結待てずに手をつけたので、次巻が出る迄内容覚えてるか不安。
  • イクサガミ 天
    今村翔吾さんは初読みですが、
    なんじゃこりゃ、おもしろい!
    軽い語り口でグイグイ話に引き込まれ、頭空っぽにして楽しめる。
    明治初期を舞台にしたバトルロイヤル。
    なんとか流とか技の名前とか、王道すぎてよき!
    すぐ次巻に進まねば。
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組
    24/2/10〜2/12
    奥さんが計算するとこすごい
    どんどん頼もしくなっていく仲間たち
    え、助けた少女が??

  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組
    シリーズ6作目、舞台は遊郭吉原。
    ミステリ要素をふんだんに含んだ今作はぼろ鳶組の谺彦弥が大活躍する。
    花菊との出会いのシーンから物語ラストまでどれだけカッコ良いんだよってくらい彦弥の魅力が満載に描かれています。
    自分の中では1作目に匹敵するくらいの面白さでした。
  • 茜唄(下)
    終わりの見えない戦い。
    何のために戦っているのか分からなくなる。
    戦いの中でしか生きられない者たち。
    戦いの中で翻弄されながらも信念を持って凛としてふるまう者たち。
    戦いの中でひたすら私利私欲にはしる者たち。
    その中で運命を受け入れて、なお
    抗い、先々を考えうることができる者。
    教経、個人的には断ト...続きを読む
  • 八本目の槍(新潮文庫)

    歴史好きには読んでほしい

    七本槍それぞれの視点で書かれる幼少からの話がみんな面白く、読むにつれて三成に対する印象が変わっていき、読み終わったあと「もう一回読み直したい」って思う小説でした。
    歴史は好きですが、基本漫画ばかりです。小説はハマらないとなかなか読まないのですが、今村先生のストーリーはのめり込んでまるでその人物になり...続きを読む
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組
    江戸の火消したちの物語。セリフや文章の端々にシビれ、何度も目頭が熱くなりました。当時の消防について初めて知ることもたくさん。まだまだ続くので楽しみ。
  • 春はまだか くらまし屋稼業
    2024/1/30
    こっちいいですねぇ。
    ちょっとだけぼろ鳶の人たちが出るのもにやける。
    ま、出たの菩薩だけど。同じ時代なんだね。
    大丸が早世したっていうのもヒュッてなったけど、ぼろ鳶と絡んでるのはその息子だよね?
    何代目まで覚えてないよ…
    敵がめっちゃ悪そうで強そうでヒヤヒヤしますが次も楽しみです...続きを読む
  • 戦国武将伝 東日本編
    各都道府県に付き1人ずつ戦国武将の話が載っている。どれもこれも誰も彼も面白い。全て一冊の本が書けるんじゃないかと思わせる。凄い才能だ!
  • イクサガミ 地
    またまた激アツな時代小説の第二弾。敵対していた兄弟がさらなる敵に対してなんだかんだと共闘していく。奥義の引き継ぎとか、頭の中ではほぼアニメ描写に変換されていく。
    また明治の偉人も登場し、るろうに剣心とは違った明治のドラマも胸が熱くなる。
    やっぱり普通のロードムービーにはならず、急展開に次巻も楽しみ。
  • 八本目の槍(新潮文庫)
    好きすぎる作品。再読。
    人に歴史小説を薦めるとすれば、自信を持ってこの作品を進める。
    市松が最後に淀殿に放った一言には心底痺れる。

    7本ある短編のうち個人的に一番好きなのは二本槍の腰抜け助右衛門。まぁ僅差であるが。
  • ひゃっか!
    花いけバトルに青春を捧げる高校生の物語

    以下、公式のあらすじ
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    かるた、書道、なぎなた、次は……生け花!
    花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが頂点を狙う!
    シリーズ累計30万部突破「羽州ぼろ鳶組」で大注目の著者が贈る青春ドラマ...続きを読む
  • ひゃっか!
    全国高校生花いけバトル ?
    テレビで少し見たような気がする。へーっ こんなことやってるんだと思って、そのまま記憶の底に沈んでいた 多分。

    大塚春乃の思いと行動力には惚れ惚れする。寄り添う渚も協力する貴音も、いい子たちだ。この子たちの高校生活って輝いてるんだと思う。一緒になってハラハラドキドキ、嬉...続きを読む
  • 塞王の楯
    「じんかん」の読後、また今村翔吾の作品を読んでみたいと思っていた。
    じんかんの読後、歴史に少し興味ありみたいな空気感を出した私やったけど、やはりそこから変化は無い私。

    またもや、もっと歴史を知っていたらもっと楽しめたであろう、塞王の楯。

    が、しかし無知も無知な私でも楽しめた!石垣を積む男が主人公...続きを読む
  • 戦国武将伝 東日本編
    1話10分で読める短編集。
    ちょっとした合間時間に読めて、「もうちょっと読みたい!」と思わせるさじ加減が絶妙。

    都道府県ごとに1人ずつ歴史上の人物を取り上げる、ならともかく、
    「戦国武将」に限定するあたりがすごい。
    超有名武将でも、超有名エピソードの裏側を独自の解釈で描くなど、
    筆者のリサーチ力と...続きを読む