ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • スリーピング・ドール 上
    すっかりはまってしまったリンカーン・ライムシリーズ
    その中で「ソウル・コレクター」で初めて登場したキャサリン・ダンスにやっと辿り着きました。

    目に見える証拠しか信じないライムと対照的に歩く嘘発見器と言われる、尋問とキネシクス、ボディランゲージ分析の専門のキャサリン・ダンス。

    いきなり取調室での殺...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    ライムとアメリアの関係が素敵すぎて堪らない。まさかのラストも騙されてたし。矢張り推理小説は頭を空っぽにして騙されるのが良い。(私は)。次回2人はどうなるのだろうとそわそわ。
  • 追撃の森
    通報で、森の別荘を訪れた、保安官補ブリンを、殺し屋の銃撃が襲った。ブリンは、現場で出会った女をつれて、深夜の森を走る。襲撃、反撃、逆転。知力を尽くした戦いがはじまる!
    すごい、の一言!息もつかせぬ、スリル!かなり長い作品だが、時間を忘れて、ストーリーに、のめり込んでしまった。ただ、あえていうなら、登...続きを読む
  • ポーカー・レッスン
    どんでん返しがあるとわかっていても、さらなる展開が襲い掛かってくるので、我々に出来るのはただ身を委ねることだけである。
    だまされる快感というものにたっぷり酔いしれました。
    「通勤列車」「ウェストファーレンの指輪」「生まれついての悪人」「一事不再理」「冷めてこそ美味」あたりが特にお気に入り。
  • 魔術師 上
    展開がスピーディて面白かったです。
    途中の呼びかけが「魔術師」となっているところは、わざと読者を錯覚させるようにしているからなのだろう。
    ただし、リンカーンの推理が神業的に冴えていて、ちょっとありえない位なのが欠点か。
  • 12番目のカード 下
    やっぱり面白い!
    今回はアメリカの古い時代の事件も絡んで、歴史のお勉強まで(笑)

    この命を狙われた少女のまぁ大人びたというか、賢いというか、自分のこのころこんな口きけたかと思ってしまったわ。

    それにしても今回もさっぱり犯人の予想もたたず、どっぷりとリンカーンの世界に引きずり込まれて、( ̄ー ̄?)...続きを読む
  • 12番目のカード 上
    このシリーズ順番ラストから読み始めてしまったので、ルーキーの怪我の原因がやっとわかった。

    やっぱりリンカーンシリーズは面白い。
    「クリスマス・プレゼント」を挟んで読んだけれど、私はやっぱり長編ものが好きだわ。

    今回の事件の犯人もどちらも嫌な奴だわ。

    あの少女が何故狙われるのか。
    下巻が楽しみ~
  • ソウル・コレクター 下
    相変わらず素晴らしいジェフリー・ディーバーの小説。読者がどんな気持ちでこの場面を読んでいるということをしっかりわかっているんだろうな。と思うほど毎回騙されます。
  • 魔術師 下
    今までの犯罪者と違って、マジシャンとかイルージョニストが相手では、消えちゃうし、化けちゃうし、想像すらつかない難しい相手だ。

    私も小さいころと数年前にサーカス(笑)観に行ったけど、目の前でマジックって見たこともないなぁ。
    せいぜいテレビで観たくらい。

    いつも以上に今回は先が読めなかったわ。

    ...続きを読む
  • 12番目のカード 下
    これだけ引き出しが豊富な作家はすごい。Jディーバーの書いた本を片っ端からよんでいるが、毎回見事に騙される。これだけ違うパターンで読者をあっと言わせる閃きは凄いの一言。
  • 魔術師 上
    今度は魔術師ですか・・色々できちゃうんでしょうね。
    手ごわいですよね。
    だってドアだって手錠だって簡単に開けられちゃうんだし。

    リンカーンも今回は胆冷やしたでしょう。

    続きが気になります。
  • 12番目のカード 上
    相変わらず面白いジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライムシリーズ。
    今回の犯人には今までと比べて特徴が少ない。しかし、下巻でまたディーバーの手法にやられることだろう。と期待。
  • 石の猿 下
    今回の中国の密航者の漢方医、ジョン・ソンがアメリアに漢方薬を渡したり、東洋医学での診断の部分は興味深かった。
    以前我々女性の更年期障害は西洋医学では「更年期障害だから」と片づけられてしまうけれど、東洋医学では必ず原因となる部分があるのだと記事で読んだことがあった。
    また漢方薬も長きにわたって飲んでい...続きを読む
  • 石の猿 上
    今度は蛇頭ですかぁ~

    毎回驚くけど、作者はよく調べるんですね。

    中身も面白いけど、そっちに感心してしまいます。

    今回はいろんな映画のシーンが浮かんできて、よりリアルに読み進みました。

    毎回のことだけど、ハラハラドキドキ

    上巻のラストでは、狙われたのはやっぱり~って、早く下巻を読まないと。
    ...続きを読む
  • 魔術師 上
    「人生って、大部分が幻想なのではないかしら。だって過去の出来事はすべて記憶でしょう?
    そして未来は想像だわ。どちらも幻想よ。記憶は信用できないし、未来については推測するしかできない。絶対に現実と言い切れるのは、いまこの瞬間だけ。しかもそれだって想像から記憶へ刻一刻と変化し続けているわ。ね?人生の大部...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    上下巻通しての感想。
    慣れない土地で事件を依頼され、苦慮しながらも容疑者を追いかけるライムとサックス。シリーズこれまでの作品とは少しばかり雰囲気の違う作品となった。
    とはいえ、いつものスピード感は衰えていない。途中中だるみする部分もあったが、下巻後半の展開は圧巻。「えっ」「えっ」の連続で、最後は「ま...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    最高にハラハラしながら読みました。
    意外な展開に「( ̄△ ̄;)エッ・・・」「( ̄△ ̄;)エッ・・・」の連発。

    犯人捕まってやれやれと思えば、また違う展開へ。
    で、今度はもう安心、リンカーンは無事にオペできると思えば、またまた、「お前もか!」ってな調子で、まったく予想すらできない結末でした。

    本当...続きを読む
  • エンプティー・チェア 上
    今回もハラハラさせられた。

    リンカーンが自分の身体の手術を受けるべく出かけた町で、事件の解決に一役買ってしまう。

    犯人の少年は嵌められたんじゃないのかなぁ。
    途中からそんな気がしてきたんだけど、案の定なにか裏でありそうだわ。

    それにしてもこの上巻のラスト、驚いた~
    てっきり一悶着あってあの3人...続きを読む
  • 追撃の森
    女性警官が深夜の森林をひた走るスリリングな作品。
    ジェフリー・ディーヴァーの久々のノン・シリーズです。

    ブリン・マッケンジーは、ウィスコンシン州の女性保安官補。
    家庭でくつろいでいた夜、通報で一人、別荘地に向かうと、夫婦の遺体が!
    殺し屋二人に追われ、夫婦の友人の女性ミシェルと共に、広大な森林公園...続きを読む
  • クリスマス・プレゼント
    十六の短編を収録したミステリー

    思った以上に完成度の高い短編が多くてうれしい驚きでした。ページ数も3、40ページほどのものがほとんどなので、気楽に読めるし、どんでん返しをたくさん楽しみたい、という方なら一気に読んでもいいと思うし、一話一話気が向いたときに読んでいくのもいいかもしれません。

    苦い結...続きを読む