ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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やはり、読み始めたら、他のことが出来なくなった。「なるほど、こう来たか」と思うところが、何度もある。ストーリーの面白さもさることながら、今回はライムのセリフにユーモアの要素がたぶんに加わり、それも楽しめた。「人はなぜかかならず自分の最大の弱点を最大の武器と勘違いして攻勢に出たつもりになる」とライムが...続きを読むPosted by ブクログ
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ライム・シリーズの第6作目。面白い。やはり、読み始めたら、止められなくなった。幹となるストーリーは犯人の残した些細な遺留物を、最先端の科学捜査技術を使って分析し、犯人を追い込んでゆくというもの。しかし、設定は純真無垢な少女を襲う怪人に名探偵が挑むという古典的な設定。これがシリーズに安定感を与えている...続きを読むPosted by ブクログ
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リンカーン・ライムシリーズの第3作。舞台がライムが勝手知ったるニューヨークからノースカロライナ州の田舎に移っており、捜査の基礎情報を持ちえない所がキーになっている。
上巻の看護婦を誘拐する件が長くてまどろっこしく感じたが(省略してもいいと思った位)、最後の最後でちゃんと意味を持つことがわかった。
出...続きを読むPosted by ブクログ -
ライムシリーズもずっと読んできましたが、安定した面白さです。
今回の犯人は、自分の罪を他人になすりつけることで、殺人から窃盗、レイプまであらゆる犯罪を逃れている男。
このシリーズの面白さは犯人を追い詰めていくライム達の調査力、推理力に加えて犯人側からの心理戦も描かれているところ。
今上巻を読み終わっ...続きを読むPosted by ブクログ -
「別の結末を読んでみたい」
解説の言葉がぴったり。
もちろん、これもいい。でも他でも…
と欲張りたくなる、いいストーリー展開とキャラ。
どんでんがえしは期待を込めるけど、今回も、意表をつく。
ああ、うまいな。
今回もどっぷりと、森の中で、一緒に時間を過ごせた。
ありがとう。Posted by ブクログ -
いつもゆっくり通院の車中で読むだけにしているのだけれど、今回は通院から帰っても気になって結局夜と朝で読んでしまった。
最後までドキドキ、ハラハラ
ネット犯罪など増えてきている昨今
データが盗まれたなど被害も出ている現在
これを読んでいると空恐ろしくなる。
実際個人データ―なんて簡単に盗まれて...続きを読むPosted by ブクログ -
帯に児玉清さんのお顔を見て購入。
購入してから気が付いたのが、映画「ボーンコレクター」を見ていたけど、あのシリーズ?ってことでした。
読んでいるとリンカーンが常にデンゼル・ワシントンで映像が現れていました。
それにしても、現代ならではの事件ですね。
SSDみたいな組織って日本にもあるのかしら。...続きを読むPosted by ブクログ -
〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
"魔術師"の邪悪なショーを阻止することはできるのか?
驚愕のラストが待ち受ける、シリーズ最強傑作!
2004年度「週刊文春ミステリーベスト10」第3位
ライムを襲った魔術師〈エリック・ウィアー〉の捜索は行き詰る。
一方で様々な現場から、極右武装組織《愛国同盟》...続きを読むPosted by ブクログ -
〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
舞台奇術さながらの連続見立て殺人が発生!
リンカーン・ライムが超一流の"魔術師"に挑む
2004年度「このミステリーがすごい!」第2位
ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生。
犯人は人質を取り学校ホールに立てこもる。
まもなくのパトロール警官が犯人を追いつめ...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻に入っても犯人の恐ろしさは増すばかりで、ギリギリまで犯人が突き止められない。情報を改竄できる犯人は強すぎる!最後のドンデン返しは流石。ディーヴァーは安定感あって外さない作家だと、再認識。Posted by ブクログ
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ライムの従弟が、逮捕された。
周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。
「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。
でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。
これが...続きを読むPosted by ブクログ -
ライムの従弟が、逮捕された。
周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。
「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。
でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。
これが...続きを読むPosted by ブクログ -
〈リンカーン・ライム〉シリーズ第3弾
空っぽの椅子に座っているのはだれ?
町の問題児”昆虫少年”が引き起こした誘拐事件の捜査に協力するライムとサックスだが……。
シリーズ第3弾。
脊椎の手術のためにノースカロライナ州を訪れたリンカーン・ライム、アメリア・サックス、トムは、
地元警察から誘拐事件の捜...続きを読むPosted by ブクログ -
〈リンカーン・ライム〉シリーズ第3弾
この町には何匹もスズメバチが隠れている
いったん逮捕した”昆虫少年”とともに逃亡したサックスを必死で追いかけるライム……。
いったん逮捕した”昆虫少年”を信じ、ともに逃走するサックス。
ライムは苦悩しながらも彼女の行方を追う。
逃げる者と追う者との攻防は、互い...続きを読むPosted by ブクログ -
リンカーン・ライムシリーズには被害者に選ばれた人物の描写が続き、犯人が詰め寄り、そこで優秀なチーム・リンカーンの横槍が!という気持ちよいパターンがあるんだけれど、今回の犯人はかなり最後のぎりぎりにいたるまで常に優位に物事を運んでいる雰囲気があって、ぞっとする瞬間が延々と続いた。おかげで読むのがやめら...続きを読むPosted by ブクログ
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ああ怖い怖い。このシリーズはいつだって恐ろしいモンスターが犯人となるわけだけれど、今回の522号の恐ろしさは際立っている。こんな化物に被害者として選ばれたらどうしよう、という恐怖だけではなく、加害者役として選ばれたらどうしようもない、という恐怖まで重なって、いやはや本当にぞっとする。Posted by ブクログ
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魔術師と名探偵の一騎打ちはジェットコースターのように展開する。ストーリーもさることながら、サックスの巡査部長昇進試験の顛末やイルージョニストの見習いカーラの母親への想い、師匠との関係を描くエピソードも良くできている。文庫本裏表紙の紹介文にある「最高のどんでん返し」という宣伝文は余計なお世話。このシリ...続きを読むPosted by ブクログ
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動機不明の連続殺人犯「イルージョニスト」とリンカーン・ライムの一騎打ちを描く。面白い。このシリーズは1年に1冊(上下巻)読むことに決めている。読み始めると、他のことに手がつかなくなるのと、シリーズ全てを読み終えるのがもったいないから。どの巻にも魅力的な脇役が出てくるが、今回はコカイン中毒のイルージョ...続きを読むPosted by ブクログ
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文庫は「上・下」で別々登録になっちゃうのか…。
サテ。ジェフリー・ディーヴァーです。最早,翻訳ミステリでは間違い無い。としか云いようが無い。
ところでこちらはリンカーン・ライムのシリーズではなくてたぶんスピンアウトのキャサリン・ダンスのモノ。こちらもシリーズ化するんですかね?
ジェフリー・ディー...続きを読むPosted by ブクログ