ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • エンプティー・チェア 下
    リンカーンライムシリーズ一気読み第三弾、知人から二作目のコフィンダンサーがヤバイと聞いてたのでその直後、あまり期待せず読み始めしかも舞台がいつものNYから移って南部の田舎町だったので毛色が違い、前半はもっさり感を感じていたが…後半の怒涛の展開と最後の超絶どんでん返しにもう激しく脱帽。凄いわジェフリー...続きを読む
  • 魔術師 上
    ニューヨークを舞台に連続見立て殺人が発生。犯人は早変わりや脱出マジックなど、ありとあらゆる手法を駆使する超一流イリュージョニスト。ライム達警察側は次から次へと仕掛けられる、犯人の誤導によって事件の核心に迫ることができない。犯人は何故マジックショーになぞらえて殺人を行うのか。いったい、ライム達はこの邪...続きを読む
  • 魔術師 下
    下巻である。後半はどんでん返しに次ぐどんでん返し。たたみかけるように次から次へと真相がひっくり返る。非常に技巧に富んでいる。英題のThe vanished manがすべてを言い表している。イリュージョニストはいったい何を消したかったのか。上巻の内容がみごとにこの下巻でつながってくる。その手法たるやお...続きを読む
  • スリーピング・ドール 下
    ジェフリー・ディーヴァーの"リンカーン・ライム"シリーズのスピンアウト。人が無意識にとる動作から嘘を見抜く尋問のスペシャリスト、キャサリン・ダンスが活躍するシリーズ。
    カルト集団を率い、一家惨殺事件を起こした犯人が、脱獄に成功。
    彼を追うキャサリン・ダンスとの、一進一退の攻防が始まります。

    脱獄し...続きを読む
  • 魔術師 下
    読み出したら止まりません。

    四肢麻痺で、首から上と薬指しか動かせない科学捜査専門家リンカーン・ライムシリーズの第5作。
    彼の作品は、読み出したら止まらないのと、たたみかけるドンデン返しが有名なのですが、中でもこの作品はディーヴァーの魅力、リンカーン・ライムシリーズの魅力が満載!読書とミステリーの醍...続きを読む
  • スリーピング・ドール 下
    捜査官キャサリン ダンスが収監されたカルト集団リーダーのペルを尋問し直後に脱獄。カルト集団の元メンバー、唯一の生き残りの少女、応援のFBI捜査官、リンカーンライム、様々な人物が交錯してスピーディに回り始めます。当然どんでん返しも。次回作も読みたいっ。
  • スリーピング・ドール 上
    捜査官キャサリン ダンスが収監されたカルト集団リーダーのペルを尋問し直後に脱獄。カルト集団の元メンバー、唯一の生き残りの少女、応援のFBI捜査官、リンカーンライム、様々な人物が交錯してスピーディに回り始めます。当然どんでん返しも。次回作も読みたいっ。
  • 12番目のカード 下
    何回も良い意味で予想を裏切る期待通りの展開。
    人種差別という難しいテーマを持ち込むだけでなく、140年前の事件と現在進行形の事件、また警察の目を逸らすための事件など複雑に絡み合いながら進んでいく。
    こいつが実は真犯人じゃないかと素人ながら推理したりしてみても、簡単に裏切られ、なんだこっちか?と振り回...続きを読む
  • 魔術師 下
    どんでんがえしの連続に、そしてラブラブっぷりを見せつけ続けるライムとサックスに、ひたすら息をのみます。なんというか、すごく美味しいぐだくさん海鮮丼みたい。満腹満足。
  • 魔術師 上
    リンカーン・ライムシリーズ第5段。今回は更なる強敵がライムの間近まで!!手に汗握る展開と、もはや公然とラブラブするサックスとライムにドキドキ(笑)早く続き読まないと!!
  • 悪魔の涙
    ワシントンDCを舞台に起こる連続大量殺人。手がかりは手書きの脅迫状のみ。FBIは 文書鑑定の第一人者であるパーカー・キンケイドに協力を依頼するが、パーカーには捜査に参加できない事情があった。
    おもしろかったー!法科学・推理・アクション、家族の危機にほのかなロマンス。いろいろな要素が高密度につまってい...続きを読む
  • 石の猿 上
    リンカーン・ライムシリーズ4作目。スリリングな展開もドキドキだけど、リンカーンがずっと焼きもちやいてて可愛いのもドキドキです(笑)ツンデレおっさんめ(笑)
  • スリーピング・ドール 上
     カルト集団のリーダーで、一家惨殺事件を起こした男が脱獄した。
     追うのは、尋問とキネシクス(ボディランゲージ分析)の専門家、キャサリン・ダンス。
     リンカーンライムシリーズからのスピンオフの1作目。

     ディーヴァーはすごい。
     最初の留置場での尋問から始まって、追い詰めたり逃げたり、そしてどんで...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    ライムとアメリアのもどかしい関係も気になるけど、今回はそのふたりが追うものと追われるものに…。
    しかも舞台はいつものタウンハウスじゃないし、周りは敵?だらけ。何回もだまされたー
  • 悪魔の涙
    最後まで気の抜けないエンターテインメント。
    制御の利かない連続殺人事件と思いきや、練りに練った完全犯罪。
  • 石の猿 下
    証拠を集め分析し、犯人を追い詰めてゆくという地味な捜査手法と派手なストーリー展開との対比がこのシリーズの面白さだろう。中国人刑事とライムのやり取りでのほどよいユーモアや、中国人の価値観の描写もよい。池田真紀子の翻訳も自然。個人的にはコフィンダンサーが一番面白いと思ったが、本書も文句のつけようがない傑...続きを読む
  • 石の猿 上
    極悪非道の蛇頭ゴーストとライムの対決を描くシリーズ4作目。とにかく、面白く、一気に上巻を読んだ。チャイナタウンの情景、密航者たちの事情、サックスの内面の描写が作品に奥行を与えている。登場人物のリストは、少しネタばれを含むので、要注意。
  • 魔術師 上
    今回はイリュージョンがテーマ。馴染みはないけど、そのテクニックと発想に引き込まれます。ライムもついに!?と思ったが‥
  • 石の猿 上
    前半は多少長い感はあったけど、後半になり必要だったと思いました。
    またニューヨークにもどって来たので、懐かしの登場人物が活躍。デルレイどうなる?!
  • ウォッチメイカー 下
    もちろん、期待は裏切られなかった!ですよ。でも、やっぱりやり過ぎ感は残るなあ。せっかく緻密に組み立てられているのに・・・。二転三転するたびにリアルじゃなくなっていくんですよ。著者にとって本の厚さが敵でもあるな。読者は残りのページがあるとまだなにか仕掛けあると思うもの。
    でも読後感は爽やかだったな。