ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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“リンカーン・ライム”のシリーズに出逢い、他作品に触れるとすれば、発表順に読むのが好いようにも思ったが、敢えてこの『ウォッチメイカー』を入手した。それは、偶々出逢った『バーニング・ワイヤー』の中で、「過去に対決した経過が在る怜悧な殺し屋の“ウォッチメイカー”の動向の情報が寄せられていて、カリフォルニ...続きを読むPosted by ブクログ
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スリリングな事件モノであり、際立った特徴を有する劇中人物達の人間ドラマであると同時に、エネルギーのようなタイムリーなテーマ、“対テロ行動”というような近年の風潮等を考えるという側面も強い作品だと思った。
なかなかに夢中になれる作品!!Posted by ブクログ -
More twistedの名の通り、捻りの効いたディーヴァー節の短編集。いずれも絶品。
最近読んだ翻訳推理小説で、ストーリーはいいのに過剰な描写で後味の悪さが残ることが続いたのですが、ディーヴァーの小説にはそれがない。
あとがき「恐怖について」を読んで納得した。以下引用(663〜664頁)
「…サ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった~。
短編集なのだから、キリのいいところでやめればいいのに、ページを繰る手が止まらなくて読み終わったのは今朝の6時。
いつもより1本遅い電車で通勤することになってしまった。
中学の時に星新一を読みまくり、高校でフレドリック・ブラウンにドはまりした私にとって、短編小説の一番の醍醐味は、ひと...続きを読むPosted by ブクログ -
何故だか今まで読み忘れていたので。原著の出版が2001年なのでDECとかSUN MICROSYSTEMSなど今は亡き企業名がたくさん出てくるのはなんとも古くさいし、IT技術的観点からも「それはいくらなんでも無茶でしょ」的テクニックがたくさん使われている点はどうにも腑に落ちないのですが、それを超える面...続きを読むPosted by ブクログ
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さすがはジェフリーディーヴァー!
全く予想のつかない展開。すごい。
最近読書意欲が激減していたけれど、こんな本なら意欲復活!
ライムも出てきたし。
下手な新刊本読むより、ライムシリーズでも読み返そうかなあ。Posted by ブクログ -
神出鬼没の殺人鬼”魔術師(イリュージョニスト)”とライムたちの追走劇を描く下巻。
この小説を例えるとするなら荒れた海の浜辺。何度も大きな波がやってきて、それが引いたと思いきやまた大きな波が来る。息もつかせぬツイストのオンパレードに夢中になります。
こうした小説に関しては残りページ数で「もう一山...続きを読むPosted by ブクログ -
これはちょっと退屈かなぁ、と思っていたら、下巻の途中から急展開して読む手が止まりませんでした。この著者の書いたものは何読んでもおもしろいなぁ。凄いなぁ。
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リンカーン・ライムの従兄弟、アーサー・ライムが殺人容疑で逮捕される。本人は犯行を否定するが、アリバイはなく物的証拠は十分。ライムは「証拠が都合よく揃いすぎている」ことを不審に思い、独自に捜査を開始。Posted by ブクログ
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リンカーン・ライムの従兄弟、アーサー・ライムが殺人容疑で逮捕される。本人は犯行を否定するが、アリバイはなく物的証拠は十分。ライムは「証拠が都合よく揃いすぎている」ことを不審に思い、独自に捜査を開始。Posted by ブクログ
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最近読んだ本で、大変面白かった本を紹介したいと思います。
ジェフリー・ディーヴァーの『ウォッチ・メーカー』
(池田真紀子訳、文春文庫、上下)です。
2007年の推理小説ナンバーワンとして好評だったので、
お読みなられた方も多いでしょう。
あるいは、映画『ボーン・コレクター』の原作者と申し上げれば、
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天才ハッカーの話なんですけど、PCに詳しくない僕にとって凄く難しくて泣きたくなりました。しかし!難しいところを飛ばし飛ばし読んでも十分面白かったです。こんな難解な話をこんなにおもしろく書けるなんて、やっぱりこの著者は凄いなと思いました。
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最初、そういう設定でドキドキさせるのか、うまいなぁと感心して読んでいたら、それはドキドキさせるためではなく・・・と、良い意味で裏切られ、2転3転と楽しませてくれる傑作です。
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今回も抜群に面白かったのですが、注意点が2つあります。一つは、前作の『ウォッチ・メイカー』を読んでいないと判らないところがある。もう一つは、パソコンを扱ったことが無い人にはちょっと難しいかもしれない(そこを読み飛ばしても充分に面白いですけど)
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このシリーズで一番面白かったですね。読み終わって、こんなにおもしろいのを書いてしまったら著者はこれから大変だろうな、と余計な心配をしてしまいました。あと、これを書きあげて亡くなってたら伝説になっていただろうな、と思いました(不謹慎ですみません)。そう思わせる面白さでした。文句ナシ!
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ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわ...続きを読むPosted by ブクログ -
ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわ...続きを読むPosted by ブクログ -
ジェフリー・ディーヴァーの「キャサリン・ダンス」シリーズ第1弾。同じ作者のリンカーン・ライムのシリーズ『ウォッチメイカー』にゲスト出演のように登場したキャサリンが、地元カリフォルニアで主役を張る。いきなり主人公に据えるのではなく、すでに確立している別シリーズに登場させてから……というやり方が、まるで...続きを読むPosted by ブクログ
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下巻に入ってからはノンストップの一気読みしてしまった。後半反撃が始まってからの、犯人の万能っぷりが笑っちゃうほど凄いので、データ社会の恐ろしさもしっかり刻み込まれました。プラスキーはいい警官だなぁ。とても真っ当で彼がいると安心する。末長くチームで活躍してほしいなぁ。Posted by ブクログ
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リンカーン・ライムシリーズはやはり面白い。今の時代にあったテーマで、いつこんな目にあってもおかしくないと考えるとうっすら背筋が寒くなる。それにしてもミスリードのうまいこと。急いで下巻に向かいます!Posted by ブクログ