ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • クリスマス・プレゼント

    精神障害の真贋

    一部ご紹介します。
    ・精神障害とみなされることが、ある人の有利に働くことがある。責任能力を問われずに済むということで。
    例えば戦うことを厭う兵士。保険金詐欺犯。罪を犯した者。もしくは罪を犯そうとする者。
    ・幽霊というのは、正気の人間が他人に対し、狂気を偽ろうというときに使用する古典的な幻覚だ。...続きを読む
  • ポーカー・レッスン

    ロカールの交換原理

    一部ご紹介します。
    ・動機は犯罪捜査を支える最も弱い部分。
    とはいえ、動機が明らかになれば、それが指針となって、有罪を立証できるしっかりした証拠にたどりつける場合もある。
    ・目撃証人の証言は本当に信頼できるのか。
    どんなに正直な証人であっても、勘違いはする。
    何かを見逃したりもする。見たも...続きを読む
  • バーニング・ワイヤー(下)
    電気がテーマですが、途中からぐんぐん引き込まれます。ハラハラ、そしてスッキリ。最後は希望が持てますね。
  • コフィン・ダンサー 下
    いやー、すごかった!途中から、文字を読んだ記憶がない。ライムやサックスたちが動き回る映像はばっちり残っているのだが…。息もつかせぬ、なんだってー!の連続。いやー、いい体験した。
  • コフィン・ダンサー 上
    うーむ、スリリング!犯罪者VS科学捜査の極限の闘い。特徴があるようでない、万能の殺し屋コフィンダンサーか。上巻で決着がついたかに見せて、そんなわけはないと思うが…続きが気になる。
  • 追撃の森
    大転換の連続
    どんでん返し
    ハラハラドキドキ
    余韻を残した 素晴らしい結末 最高
    でも 女性は恐ろしい
  • 悪魔の涙
    筆跡鑑定士のパーカー・キンケイドとFBI捜査官マーガレット・ルーカスが「完全犯罪」に挑む
    予想の上を行く完全さで2度びっくり
  • クリスマス・プレゼント
    クリスマスにふさわしい気の利いた短編集で、ページを開くのが楽しみだった。ただ、ディーヴァーの短編というのは知らなかったので、海外フェアに入っていなかったら読まなかったかもしれない。
    ビギナー向きだったし、すぐに読めそうだったが、文庫で600ページ近く、読み終わるのに時間がかかった。


    短編という...続きを読む
  • エンプティー・チェア 下
    いやーーー、後半は「これでもか、これでもか---!!」ってくらいにいろいろ出てきた。一気読み。
    ほんとに、スズメバチの多い小さな町だわ。

    リンカーン シリーズ、何年ぶりか思い出せないほどご無沙汰だったけど、こんなに面白かったっけ。
    第4弾は、間を開けずに来月くらいに読んでみよー。
  • エンプティー・チェア 上
    ずーっと本棚にあって、やっとリンカーン ライムの第3弾読んだ。
    えーーー、このシリーズ、こんなに面白かったっけ? って再発見!
    相変わらず、リンカーンのいばりくさった感じと、興味をそそる事件の持っていき方がいいねー。
    下巻が楽しみだ!!
  • スキン・コレクター 下
     リンカーン・ライムシリーズ。
     NY地下で拉致された女性は、毒の針で刺青をされ死亡していた。

     まずは、殺害方法にいやあな気分になる。
     つか、ディーヴァー、こういう感覚を共感させるのが上手いんだよね。上手いくせに、追いつめたりはしないから、もう続き読めないってなったりせずに、むしろさっさと解決...続きを読む
  • スキン・コレクター 上
     リンカーン・ライムシリーズ。
     NY地下で拉致された女性は、毒の針で刺青をされ死亡していた。

     まずは、殺害方法にいやあな気分になる。
     つか、ディーヴァー、こういう感覚を共感させるのが上手いんだよね。上手いくせに、追いつめたりはしないから、もう続き読めないってなったりせずに、むしろさっさと解決...続きを読む
  • スリーピング・ドール 下
    この作品の何がすごいって、プロローグが終わったと思ったら、いきなり『羊たちの沈黙』を思わせるような凶悪犯との息詰まる尋問シーンが始まり、ハリウッド顔負けの爆破シーンや逃走シーンが入るってところだと思う。

     しかも、それを50ページで収めてしまう……。そんな出だしをやられたら、引き込まれずにいられな...続きを読む
  • ウォッチメイカー 下
    いや〜、参りました。
    こんなに大きなどんでん返しが待っていたとは。
    ただただ読んでて楽しかった。
    ストーリー的にも本当に素晴らしかった。
  • ボーン・コレクター(下)
    下巻終わりました
    下巻の後半一気にいろんなことが
    起こったなぁという印象
    楽しめました
    読みさすさもそれなりでした
    よかったです
  • スリーピング・ドール 下
    キャサリン・ダンスの
    「相手を観察し読み解く力」と
    ダニエル・ペルの
    「人の心を読み、操る力」の対決
    二人とも感情を読みあい手を打ち合う構図は
    ライムシリーズに無くて面白い。

    あと、一作目からライムシリーズとのキャラ被りを意識してなのか、出てくる登場人物の味付けが濃い目で、こちらの人々の方が結構印...続きを読む
  • スリーピング・ドール 下
    一つ前に読んだ「エンプティー・チェア」が最高だと思ったが、この「スリーピング・ドール」が最高だった。
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    楽しめた!
    知ってる作家も知らない作家も、1枚の絵から広げる想像力の半端なさをまざまざと見せつけられた思い。キング御大、ジョイス・キャロル・オーツ、ローレンス・ブロックなどはさすがの出来で、中でもジョー・R・ランズデールがダントツ。ウォーレン・ムーア、クリス・ネルスコットが発見だった。

    しかしそれ...続きを読む
  • ウォッチメイカー 下
    リンカーンライムシリーズを電子書籍で1弾から読み続けていますが、これの「ウィッチメーカー」が一番面白いです。この後のシリーズがこれを超えてくれることを期待しながら、今出ているシリーズ読破したいと思っています。
  • スキン・コレクター 上
    安定のライムシリーズ。他で散見される「ちょっと無理があるという場面」が無い。どんどん進化している様子。