酒井昭伸のレビュー一覧

  • イリアム(上)
     ダン・シモンズの代表作。
     いやあ、この人のSF長編は本当に面白い。
     上巻では平行する3つの話がどう繋がるのかはまだまだ分からないのですが、それぞれが興味深くて先へ先へと読みたくなります。
     この上巻では、モラヴェックのマーンムートとオルフの話が軽妙で好きですね。
  • エンディミオン(上)
     ハイペリオンシリーズの正当な続編です。
     入れ子構造の前作シリーズと異なり、主人公達に注目が集まっていて、今回は冒険物、といった具合です。
     前作のその後の世界は、「没落」からはちょっと想像がつかない方向に行っていましたが、その世界観が面白いです。
  • イリアム(下)
     イリアム後編。
     終盤に向けて怒濤の展開!
     息つく暇もない見せ場のつるべうちで興奮物です^^
     特に終盤の熱さは半端じゃないですね。
     しかし、これでもまだまだ物語は終わらない。
     続編のオリュンポスが楽しみで仕方ありません。
  • エンディミオン(下)
     エンディミオン下巻。
     ヒロインであるアイネイアーが個性的ですね。
     ハイペリオンシリーズでは恐怖の対象だった「あれ」の意外な登場が熱い!
  • ジュラシック・パーク(下)
    映画公開直後に購入し、ほぼ一日かけて上下巻を一気に読んだ記憶があります。その間心拍数は上がりっぱなしで、映画ではカットされているエピソードが多く、心の底から楽しめる作品でした。
  • ジュラシック・パーク(上)
    映画公開直後に購入し、ほぼ一日かけて上下巻を一気に読んだ記憶があります。その間心拍数は上がりっぱなしで、映画ではカットされているエピソードが多く、心の底から楽しめる作品でした。
  • エンディミオン(上)
    主要人物が、女の子と語り手たる男性というのは、感情移入がしやすい
    シュライク、味方になったの?
    話の組み立て方ががらりと変わって、使命をもち逃げる美少女と彼女をつれて道案内をする男、そして忠義きわまりない使用人、そして魔法の絨毯を使ってテテュス川を下る! エンターテイメントとはこういうことか
    デ・ソ...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(下)
    ハイペリオンシリーズは、「SFを読んできたご褒美」なのだという
    そうかもしれない、ここに至ってやっとわかったよ、ものすごい傑作だわこれ
    息もつかせぬ展開、こんなに面白い!とページをめくる手が止められなかったのは久しぶり!
    むっちゃくっちゃ面白かった!
    フィドマーン・カッサードが好きだなあ
    テクノコア...続きを読む
  • ハイペリオンの没落(上)
    「ハイペリオン」はプロローグに過ぎなかったんだ、と。
    アウスターの侵略、シュライクと巡礼、ぐあー盛り上がる
  • ヘリックスの孤児
    「Orphans of the Helix(へリックスの孤児)」は「ハイぺリオン」シリーズへちょっと戻ったような、懐かしい思いを我々は味わうのだが、初めての方は、これはどうなってるのか知りたいと思って頂ければ嬉しい限り。その他、「ケリー・ダールを探して」、「アヴの月、九日」、「カナカレデスとK2に登...続きを読む
  • ハイペリオン(下)
    私は宇宙が大好きだ。宇宙を調べているうちに浦島効果というとてもロマン溢れる現象を知った。そんなロマンを作品で使ってくれているのがこの本だ。
    とてもおもしろかった。
  • ヘリックスの孤児
     ダン・シモンズの中編集です。
     全体的に面白い作品ですが、「カナカレデスとK2に登る」が中でも最高でした。登山家3人が、どうしたわけかカマキリに似た宇宙人カナカレデスと共にK2に登ることになる、という作品なのですが、これが、熱い!終盤は思わず涙腺を直撃されました。SFとしても、冒険小説としてもオス...続きを読む
  • ジュラシック・パーク(下)
    映画三部の話が混ざってるから(というか映画がわけたのか)
    タイトル一緒でも映画と一緒ではありません。
    説明部分はちょっとだるい。
    マニアックすぎて理解しにくい。
    けどパークに入ってからがひたすら面白い。
    下巻に入る頃からのスリル感が凄い。怖い。
    恐竜に襲われる夢を見るほどに怖い。
    映像で見たいシーン...続きを読む
  • ジュラシック・パーク(上)
    ページを開くと、恐竜の影絵があり(ウルトラマンのオープニングみたい)名前の紹介がある。うんうん。大事な登場恐竜だから、ちゃんと紹介してくれてありがとう。というか、やはり、姿形がわからないと、イメージが沸かないから。ああ、でもおもしろかったなぁ・・・琥珀からね・・・ふむふむまだ若いのに、残念です。マイ...続きを読む
  • 永劫 上
    地球に近づく謎の小惑星「ストーン」。
    建造の目的や用途を解明すべく内部を調査・探検していくわけであるが、円筒型で海や空気が存在するという意味では宇宙のランデヴーと似ている部分もあると感じた。しかしながら、この「ストーン」は未来の人間により建造されたものであると明らかにされることが大きく異なる。
    「ス...続きを読む
  • ディスクロージャー〔下〕
    【10/16】東野圭吾『私が彼を殺した』作中で登場。同じく弟に借りた本。上巻より続く。映画も観たはずなのに、結末は解ってるはずなのに、続きが気になって読み続けた。お見事です!![…妹の結婚式の前の晩に読んで、大丈夫なのでしょうか?]
  • ハイペリオンの没落(下)
    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。
  • ハイペリオンの没落(上)
    前作『ハイペリオン』で張られた多くの謎への回答が示される。既存のSF小説の中でもオールタイムベスト5に入る傑作。
  • ハイペリオンの没落(下)
    何よりも冒頭にショックがある。前作「ハイペリオン」はこの書き手の夢の中でのことだというのだから。(同じレベルのショックを続編の冒頭でもやられる。しかし、まったく違う方法で。)
    想像力、というもののすごさについて考え込んでしまう話だ。トールキンの「指輪物語」もすごいけれど、あれは歴史、言語に秀でた人に...続きを読む
  • ジュラシック・パーク(上)
    マイクル・クライトンの初めて読んだ本。映画の後よみました。で、その後しばらくこの人の本を読み漁ってました。面白いのよ!