モンゴメリのレビュー一覧

  • 青い城
    赤毛のアンシリーズとエミリーシリーズしか知らなかったわたし
    村岡花子さんの訳のほかにはもう作品はないものと思っていた

    ところが、モンゴメリーにはそのほかにもたくさん
    10冊以上の作品があったことを知る

    偶然、本屋で『青い城』の文庫本を見つけて「えっ?」とびっくりした
    まさか「モンゴメリーもどき...続きを読む
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―
    旧版の「虹の谷のアン」は子供の頃に何度も
    読んでおり、大人になってからも1度ぐらいは
    読んではいると思う。
    ただ私の中で、他のアンシリーズの作品に比べて
    あまり重要視されていない位置づけであった。
    今回こちらの改訂版を読んでまず驚いたのが
    旧版の3倍ぐらいの厚みがあったこと。
    それゆえに旧版ではだい...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    アンがすこし成長した後の物語。
    最初は1巻の『赤毛のアン』の主人公である子どものアンがいなくなってしまって、後日談のような、少し寂しいなあという感じで読んでたけど、読み進めてくにつれてそれとはまた違った魅力がこの本にはあると思う。
    アンが大人と子どものはざまで生きてて、読んでるじぶん達と同じようなこ...続きを読む
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―
    8巻が周りの人たちの短編なので、実質7巻の続きです。
    7巻が単調で一番つまらなかったので期待していなかったのですが、ここに来て息を吹き返した感じがあります。
    アンの子どもたちは真っすぐでいい子ばかりで、ある意味面白みがないので、この9巻は牧師館の個性的な子どもたちの話を主にしたのが成功したかなと...続きを読む
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―
    シリーズの中で一番の名作だと思います。作者のユーモアや愛がつまった、アン以外のプリンスエドワード島の人たちの話です。
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    今も昔も、大学時代が一番青春だなと思えます。アンの一番輝かしい時期の希望や友情がいっぱいで、特に面白いです。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    子供の頃から絵本や映画でストーリーは知っていましたが、大人になってから文字にして読むと、こんなにも素晴らしい本だったのかと感激しました。作者の、人を見る審美眼や繊細な表現力は、大人だからこそ味わい深いものだと思います。
  • もつれた蜘蛛の巣
    登場人物が多くてややこしいが、オールドミスの女性への励まし、一度は失われた愛や友情の復活、憎悪から愛への反転、といったモンゴメリの得意なテーマが盛りだくさんで、期待を裏切らない展開。そういえば赤毛のアンも、後半になってくればアンが主役から外れて、子供や周囲の人々の色恋沙汰が散りばめられていたなあ。そ...続きを読む
  • パットの夢
    「銀の森のパット」の続編。赤毛のアンの設定をなぞれば、パットの幸せがどういう形で結ばれるか想像がつく。けれども、そこにたどり着くまでの長いこと!結末がわかっているのに紆余曲折しすぎ。アンだってギルバートともっと簡単に早く決着つけたと思うのだがな。いやそういえば3冊目くらいまでお友達関係に終始したのだ...続きを読む
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    鼻がつんとしてる。涙が出そうになる。あぁアン・シャーリー、良かったね。ギルバートと幸せになるのよアン・シャーリーって気持ちでいっぱいになる。
    大学生のアンが楽しいことや悲しいことをたくさん経験して本当に愛しているずーっとそばにいた人をちゃんと見つけた。幸せのお裾分けをもらったみたいです。
    次は『アン...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    アン・シャーリーは美しいという人もいればそうでもないと思う人もいる。そこがアンの魅力的なところだと思う。誰もにみんな同じでなくて、個性的で面白くていつも一生懸命なところ。
    2巻ははじめて読んだけれど、年をとってから読んでもアンのことが大好きになれる。物事は詩的に見るとロマンチックで散文的にしか見れな...続きを読む
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    アンの大学時代のお話。
    友達の死だったり結婚だったり子供が生まれたり。
    若くして死ぬということ・・は悲しかったなあ・・・
    アンが真実の愛に気づくまでが長すぎて!
    個人的にはフィルがとても好きです。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

    シリーズだけど1巻だけ好き

    10巻までシリーズがありますけど、2巻は微妙で3巻の途中で挫折してしまった。
    しかし、1巻の内容は少女が主役の青春小説として最高の作品だと思います。
    アンの口からあふれだす妄想の数々は非常に色鮮やかな印象を与えてくれ、こんな少女と10代の時に出会っていたら、恋に落ちずにはいられなかったでしょう。
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―
    約40年前の高校生の時から持っている、黄ばんでしまって多分虫もついている・・・新潮文庫を久々に読んだ。アンシリーズはみんな好き。その世界に浸ると、沈んでいた心に、じわじわと優しさが湧いてくる。
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―
    本作は、アンがメインではなく、アヴォンリーの人々の生活を描く短編集。どの物語も素敵・・・「小さなジョスリン」の結末が感動的すぎて、好きです。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

    年代を越えて楽しめる小説

    もう何十年も前に夢中で読んだ赤毛のアン。実家の戸棚に古くなった文庫を見つけました。懐かしくなり、電子版を購入しました。再度シリーズ全巻読み直すつもりです。マリラと同年代になった私が読むとどんな感じかと思いましたが、一気に読み進めました。まるで自分がアンの年代に戻れたような気分になりました。年代に関係...続きを読む
  • 青い城
    ハードカバーで出ていた時は触手が伸びなかった29歳のオールドミスが主人公の物語。結婚していないというだけで半人前扱いをされつまらないジョークのネタにされ不機嫌を振りまく実母や親戚の言うなりに生きているヒロインが、あるきっかけから他人のためではなく自分のために生きようとする一年間の出来事。
    ロマンス小...続きを読む
  • 赤毛のアン
    老兄妹がじぶんたちのために孤児の男の子を引き取る手はずだったが、やってきた子は女の子。妹が「役に立たない」といやがるも、よくわからないながらもその女の子を気にいった兄のマシュウが「わしらがあの子の役に立つかもしれないよ」というところから始まっていく。第二章からのアンのおしゃべりの中身から、彼女のきら...続きを読む
  • 丘の家のジェーン

    この本に出会えて幸せです

    赤毛のアンの作者の本だと知り飛びつきました。期待に反せずとても面白く、久しぶりに徹夜でいっきに読んでしまいました。続きを書けずに亡くなってしまったと知りとても残念です。アンとはまた違った魅力のある主人公が誕生していましたから。
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    アンがレドモンド大学で学ぶ時代。この頃、ダイアナが結婚し、大学の級友たちも結婚が決まっていく。アンにも恋の相手ができたと思ったら・・・結末は泣けてしまうくらい最高ですね。