モンゴメリのレビュー一覧

  • 銀の森のパット
    銀の森屋敷に住むパットが、子供から少女になるまでのお話。
    かなり面白かったです。特にパットが月の下で踊り出す場面には笑いました。
    冗長な文章でかなり展開が遅いですが、成長小説が好きな方は絶対気に入ると思います。赤毛のアンシリーズが好きな方はぜひ、読んでみてください。
  • 赤毛のアン
    大人になって初めて読んだが素晴らしかった。
    不遇な、まさにどん底生活からグリーンゲイブルズにやってきたアン。
    そんなアンを優しく温かく見守るマシュウ、厳しくも愛情深いマリラ、腹心の友ダイアナ。
    そんなエヴォンリーの住人たちが愛おしくて一気に読み終わった。
    アンが引き起こす騒動も楽しく、しかしそこに悪...続きを読む
  • 青い城
    最高です。 物語が進むにつれ、主人公のヴァランシーのことが本当に好きになっていきます。 彼女にすんなりと好感をもてました。 彼女の生き生きとした姿は、読んでいる者すら自由にしてくれます。

    そして、自然の描写のなんと美しいこと。 心が洗われました。 まるで詩を読んでいるようです。翻訳者の方に本当に...続きを読む
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―
    劇団四季の「赤毛のアン」観劇に合わせて。
    ミュージカルでも本でも、アンの後は気持ちがキレイになる感じがする。
    きっと登場人物のみんなが素直で優しくてユーモアがあって。普段のストレスを一瞬でも忘れられる素晴らしい本。虹の谷のアンは、アンブックスの中でもかなり好きな一冊になりました。
    残り2巻。大事に読...続きを読む
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―
    アンとギルバートが出逢って幾年月。反目し合った幼少期、お互いを意識した少年少女期、そして愛とロマンスを育んだ青年期を経て、ギルバートの片思いは実り、アンはバラ色で甘美で祝福された幸福に包まれる。

    冒頭からの蜜のように甘く溢れんばかりに幸せなアンに、自身の新婚の頃を重ね合わせつつも、この調子で全編4...続きを読む
  • 青い城
    美しい自然の中で、物語が穏やかに進んでいく。ゆったりした気持ちで読み進めていたら、最後にいろんなことが明らかになって、思った以上のハッピーな展開にうれしくなった。
    モンゴメリの自然描写はホントに素敵で、読みながら美しい写真を見ているような感覚になる。
  • 青い城
    自分がもうすぐ死ぬのなら、色んなことができるのに かねてからそう思っていたので、この本を読んだときには驚いた。 主人公の抑圧された感じ、自分で自分の可能性を阻む様が自分と似ていて、 まるで自分が登場人物になったような気持ちで読んでいた。 いつでも、なんだってしたいことをしていい、そういう気持ちになれ...続きを読む
  • 青い城
    いや~面白かった。
    ぐいぐい読ませる展開はもちろん、美しい景色や情景の描写もさすがのモンゴメリ。
    最後のどんでんがえしには驚いた。
    とても素晴らしいエンターテインメント作品。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

    久しぶりの再読

    何年かに一度は読んでいます。今回は後半涙が止まりませんでした。トシをとったのを実感した次第です。この話、女性がそれぞれ強くていいですよね。みんなイキイキと生活しています。それでもパフスリーブ、いちご水、オーガンジーなどの単語がてんこ盛りの女性らしい話です。訳もすばらしい。リンドの小母さんなんかの話し...続きを読む
  • 青い城
    モンゴメリの世界観が大好き。その中でも本書はかなり好きになりました。読み終わったあとも余韻に浸りながら、何度も好きなシーンをパラパラ見直してしまいました。時間をおいてまた読みたい作品です。
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―
    主人公は、アンというよりも子供たち。小さな心かホッコリあったまるエピソードがいっぱいで思わず微笑んでしまう!でも、アンのヤキモチが一番可愛い!!
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―
    カナダの戦争に対する態度を知ることができる。
    アンの娘リラが年頃になり、難しい問題に直面する。
    カナダの置かれていた状況を知ることにより、物語の深みを感じることができるかもしれない。
    映画の三作目で、なぜ戦争を題材に取り上げたのかが分かった。
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―
    Rainbow Valley。牧師館をめぐる話。
    結婚式が二つ決まる。
    マリラの時のような思いを繰り返さないようにするためだろうか。
  • 赤毛のアン
    『赤毛のアン』は小さい頃、日曜日の夜にやってたアニメで見たのよね~。
    って言ったら年ばれちゃうけど、『フランダースの犬』とか『アルプスの少女ハイジ』とかも見て、いつも泣いてた。
    アニメとしてしか知らなかったけど、実際に小説を読んだのはこれが始めて。
    OLしてた頃、本屋さんで手に取ったことあるけど、あ...続きを読む
  • パットの夢
    パットの20歳から婚約までの話。
    モンゴメリのお話はやっぱり好きだと再認識。

    ジドがいわゆるヨセフの知らない一族と結婚するとは。
    さらにあの愛しい愛しい銀の森屋敷があんな悲劇にみまわれるとは。
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―
    赤毛のアンは読んだことはあっても、ここまで読み進める人は1巻目に比べて大分少なくなるのではないのでしょうか。
    最後、アンとギルバートの関係がとても心配になりましたが、杞憂に終わり良かったです。
    いつまでもユーモアの精神を持つのは大事なことなのですね。
  • 新訳 赤毛のアン
    小学生の頃、手にとって途中で挫折した覚えがある。ちゃんと読んだのは23歳になってからが初めて。
    最近になって、小学生の頃の担任から私はアンに似ていると指摘されたのをきっかけに読んでみた。
    読んでみると、ここまで優秀ではないけどアンに通じるものが私自身の中にあると思った。
    アンと違う部分にもこれから見...続きを読む
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―
    第一次世界大戦中のカナダの状況や人びとの心が、小説を通じて伝わってくる。

    最後に読んだのは何年も前(もしかしたら10年くらい経つかも?)だけど、毎年ライラックの咲く季節に「リラ・マイ・リラ」の愛称を思い出す。
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―
    最初はアンのお話じゃないんだ〜と読まず嫌いで積読になっていたけれど、読んでみたらそれぞれに想いがあって。おもしろくて一気に読み終えました。
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―
    アンの結婚生活。
    たまに子どもの頃の想像力豊かなアンが懐かしくなったりもするけれど、今のアンは深みがましてますます魅力的。