モンゴメリのレビュー一覧

  • 銀の森のパット
    これまで読んでなかったことを後悔するくらい素敵な本だった…!赤毛のアンシリーズよりもこっちの方が好きだな。パットの方がより現実感のある少女な気がする。
    パットが周りの自然や家に愛情を感じる姿がすごく心に染みて、ものに溢れた現代で忘れてしまった大切なことを思い出させてくれた。
    そして流石モンゴメリ。風...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    先生として頑張りながらも、生活を楽しんでて素敵だなー。前半のフランクさんの話も面白かったし、ポールとミスラベンダーとアン、の想像力のある人々チームも良かった。アンが人を魅了するパワーは本当にすごい。想像力は変わらず、賢く美しくなっていくの…シャーロッタ4世は忙しない妖精みたいで可愛い笑
    この2年間ダ...続きを読む
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    アンのように大層な言葉を使って如何に素晴らしい本か語りたくなっちゃう。まだそんな年齢ではないけど、マリアとマシュウの気持ちになって、ちょこちょこ泣けた。同じ間違いはしないのよ、って胸張れるとことか面白いし、何かを待つってその半分にあたる、もし期待通りに物事が起こらなくてもその楽しみは奪えない、みたい...続きを読む
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    誰もが名前を聞いたことがあるであろう、
    有名な作品。
    私もずっと昔、まだ学生だった頃に読んだ(と思う)のですが今年は懐かしの文学作品を多く読みたくて手にとりました。

    シリーズ1作目は孤児院で育ったアンがグリンゲイブルスの豊かな自然の中、里親であるマシュウとマリラ兄妹に愛情を注がれながら、少女から大...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    きったかゆみえさんの訳を読みました。

    ミスラベンダーの結婚あたりからすごく文章の魅力が増した
    アンに質量を持った大人のロマンチックさが見えてきた
    嬉しいことでもあるし、子供の頃のことから描かれてるから、これから親のような気恥ずかしい気持ちになる展開も当然出てくるんだろうな〜でもアンらしいブレなさは...続きを読む
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    プリンスエドワード島の自然がひたすら美しい。
    アンとダイアナの友情もひたすら麗しい。実際アンみたいに話を続ける人がいたら、ちょっと苦手かも(笑)
    マシュウとマリラが兄妹で暮らしているのは珍しい。
    当時の学校の様子がわかって興味深い。テニスンの詩を取り入れるよう教育当局から指定されていたとか。詩の暗誦...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    アンの、日常の出来事からの洞察力には感心させられっぱなしでした。アンの家に来た双子の兄弟とのおしゃべりも微笑ましい。
    人は欠点があった方が、私がいなくては、と思わせるから好感が持てると言ったセリフは、完璧主義になりがちな私を安心させてくれた。 
  • 青い城
    抑圧されて育ったオールドミスが余命一年を宣告されて自由に生きるお話。
    青い城とは主人公が心の中にずっともっていた自由の象徴のようなもの。

    話の流れは割と読めてしまうんだけど、それでも生き生きした描写と魅力的な登場人物で楽しく読めた!
  • 銀の森のパット

    とても素直な気持ちになれます

    小さな主人公が成長するにつれ、
    積んでいく経験や想いは
    熟年になったわたしに欠けていた何かを呼び覚ましてとても幸せな気持ちにさせてくれる作品でした。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    さすが名作だなあ。
    初めて読んだけど、スラスラ、スラスラ…自然とページをめくる手が進んだ。

    何か一つの大事件を書くわけではなくて、アンの人生を、毎日を読んでいく。
    共感、もあるけど、共感だけで読んでいるかというと違って、
    アンから目が離せない、というのかな。
  • カラー名作 少年少女世界の文学 宝島

    お試ししたら読みやすかった

    文がやさしくて読みやすそう。全訳ではないんですね、低年齢用にやさしくしたもの。
    1章の中にカラー挿絵が何枚も入ってきてそれでこの値段なのは良いです。
    シリーズほかの本も順に見てみたい。
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    42年前に購入、何度読み返したことだろう
    今回30年以上ぶりの再読
    村岡花子さんの訳は確かにちょっと不自然なセリフなどが満載だけど、読み慣れた私はそれが心地よい
    吉屋信子さんの少女小説風言い回しとかも
    デイヴィーの奇抜な言い訳やそれに対するマリラの突っ込みは今でも笑える〜
    「あの素敵な香は樅の木の魂...続きを読む
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―
    「流浪の月」の少女も本持ってたし「オーダーメイド殺人クラブ」のママもアンワールドにハマってた
    少女小説と思ってたけど、男性でも読んだ人多いんだな
    どんなに辛いことにも希望と喜びを見つけるアン〜そして素朴で善良で、口さがない村の人々
    時折ユーモアにとんだ文章は何度読んでも魅力的
    ダイアナとの友情やマシ...続きを読む
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―
    アンからギルバートへのお手紙形式でさまざまな近況を語る。
    いろいろな人と出会い影響を及ぼしているアン。
    楽しかった。
  • 青い城
    読み始めて、うわぁ暗いしカサカサしてて読みづらいって思ったけど、余命がわかって吹っ切れてぶちかましていく所から爽快だった!自分の意思で自然の中で愛しい人と生きていく幸せな日々が生き生きしてた!かなり最高な日々だなぁ、最後のオチはそりゃやっぱわずらわしい、形ばかりの家族的にもめでたしだったかもだけど、...続きを読む
  • 青い城
    『赤毛のアン』を夢中で読んだあの頃を思い出した。瑞々しい表現にワクワクした。内容は大人になってからのほうが理解できる。抑圧感、同調圧力への抵抗(抵抗をスタートするときが最も難しいのだ、その通り!)そしてロマンスへの憧れ。ロマンスや人生の展開が物語特有のご都合主義と言われようと、モンゴメリはこれでいい...続きを読む
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    空想好きなアンも大学生となり、過去二作には無かった、戸惑いや、嫌な一面が垣間見えたのが印象的で、そこには大人になっていくにつれて、ものの見方もそうだし、周囲の友人たちも変わっていくことへの、一種の諦観に近いものを感じたからではないでしょうか。

    健全な物語といいながらも私には、そうした年齢を重ねるに...続きを読む
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―
    やっぱりアンは心が綺麗で素敵!お節介なところもあるけど、人のためにじっとしていられず行動してしまう。そんなアンがみんなに愛されるのは、アンがみんなのことを愛しているからだよな〜というのがわかる。
    ただ、みんな大好きギルバートにセリフが無いのは解せぬ笑
    まぁ、これからいくらでも出番があるのだろう…
  • シリーズ・赤毛のアン(2) アンの青春
    ガッコの先生になったアンの日々の生活や
    変わらずのダイアナとの友情とか
    ご近所さんたちとの付き合いとか

    勝手に頭の中でNHKで放送してた「大草原の小さな家」が混じってくる(笑)

    小さな町のコミュニティで
    うまくやってくのは大変だろな
    噂好きのおばさんたちとかいるし
    うまくやれない人とか
    ちょっと...続きを読む
  • エミリーの求めるもの
    読んだのは、もっと古い表紙のもの。アンほどの吸引力を読んでる時は感じなかったのに数十年経た今、アンよりも私の央に、心のヒダに浸透している。