モンゴメリのレビュー一覧
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いよいよアンシリーズの最後。アンを取り巻く人たちのお話でまだ読んでいないものはあるようだけれど、私の中ではいったん、最後と位置付けたので、ついに、という感じで読み進めた。
アンとギルバートの末っ子、リラの視点で物語は進む。アンシリーズではこれまでになかった戦争(第一次世界大戦)が物語に大きく影を落...続きを読むPosted by ブクログ -
アンに進学を促すマリラの愛情に泣いた。
ダイアナやリンド夫人などお馴染みの人物も、いつも通りで安心する。
新しい登場人物たちも魅力的。
行動範囲をひろげていくアンが、若々しい力に溢れていて眩しい。Posted by ブクログ -
アンシリーズが好きだったのはここまでだったな。アンは永遠に青春のままでいて欲しかった。
もちろん、赤毛のアンは別格だし、アンの青春も大好き。Posted by ブクログ -
モンゴメリと言えば『赤毛のアン』を思い浮かべる人も多いだろう。
でも私の中で『青い城』は重要な一冊だ。
周りの人にとっての幸せが自分の価値観と合わないと苦しむ。束縛や干渉から逃れ、自分にとっての幸せを見つける力強い女性の物語。
与えられるのではなく掴むことが大切だよ。Posted by ブクログ -
パティの家で友達と暮らすのがとても楽しそう。フィルは最初あんまり好きじゃなかったけどどんどん好きになった。
ギルバートとアンが結ばれて本当に良かった。
みんな大人になってて読んでる側としても寂しくなった。Posted by ブクログ -
ポールが新月のことを“夢をいっぱい乗せた、金の小舟”と表したのが好き。
シャーロッタがアンに向けて言った言葉のありがたくないところはすてさったという書き方が面白くて好き。
アンの成長を表す描写がとても良い。Posted by ブクログ -
英国貴族の古い慣習から自由になりたい主人公の話。英国の恋愛物語はこうしたストーリー展開が多いように思う。
情景描写が綺麗で、主人公の性格の描写もクスッと笑えるところが多くて、楽しく読めた。おすすめ。Posted by ブクログ -
シリーズ1を読んでから1年以上経ってしまったが、続篇を読み始めたら、何故もっと早く読まなかったのかと、やはり後悔した。
天真爛漫で空想好きな、ポジティブ詩人の「アン・シャーリー」にかかれば、気難しい隣人の「ハリソン氏」も、アンの生徒「アンソニー・パイ」も、双子の片割れ「デイビー」さえも、その素敵な...続きを読むPosted by ブクログ -
主人公が自分の殻を破って、サナギからチョウになるような変化が読んでいて爽快でした。先入観や思いこみを打ち破る強い心、好奇心や冒険心を持って臨む勇気、見習いたい。
モンゴメリと言えば、「赤毛のアン」ですが、こちらも素敵です。Posted by ブクログ -
レドモンドでの大学生活のお話。
引き込まれて毎晩どっぷりアンの世界で暮らしてた!
新たな登場人物フィルはかなりパンチの効いた友達で、最初クラッとしたけどどんどん魅力的になってよかった。
パティの家で自分も暮らしてる気分が味わえた(o^^o)
ギルバートから「えっ、そんな言葉を⁈」というような悪口出た...続きを読むPosted by ブクログ -
〝けっきょく、一番、幸福な日というのは、すばらしいことや、驚くようなこと、胸の湧きたつようなできごとがおこる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ〟(276p)
アンの物語に流れている幸福感が凝縮されている言葉だな...続きを読むPosted by ブクログ -
まず『Anne of Green Gables』を生み出してくださったルーシー・モード・モンゴメリ女子に感謝を。
『赤毛のアン』として日本で初めて出版しシリーズ10冊を私たち読者に届けてくださった村岡花子さま、関係者の皆様に心から感謝を。
第一次世界大戦下のアンと周囲の人々の生活をアンの末娘リラを...続きを読むPosted by ブクログ