モンゴメリのレビュー一覧

  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―
    いよいよアンシリーズの最後。アンを取り巻く人たちのお話でまだ読んでいないものはあるようだけれど、私の中ではいったん、最後と位置付けたので、ついに、という感じで読み進めた。

    アンとギルバートの末っ子、リラの視点で物語は進む。アンシリーズではこれまでになかった戦争(第一次世界大戦)が物語に大きく影を落...続きを読む
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    赤毛のアンシリーズで1番好き。アンとギルバートの関係が素敵すぎる!最後のページの接吻の意味が小学校の頃分からなかった思い出
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    ミス・ラベンダーのような歳の取り方をしたいと思った。双子の女の子に自分を重ねてしまって少し悲しい。偉い子なのにな
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    アンに進学を促すマリラの愛情に泣いた。
    ダイアナやリンド夫人などお馴染みの人物も、いつも通りで安心する。
    新しい登場人物たちも魅力的。
    行動範囲をひろげていくアンが、若々しい力に溢れていて眩しい。
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    アンシリーズが好きだったのはここまでだったな。アンは永遠に青春のままでいて欲しかった。
    もちろん、赤毛のアンは別格だし、アンの青春も大好き。
  • 青い城
    \何を守るためにこんなに我慢しているんだろう/

    余命1年と告げられて、自分のために生きることを決めたヴァランシー。今までヴァランシーを虐げてきた家族はアタフタ。前半はなかなかに暗いのですが、そこで読むのをやめたらもったいない。ぜひ彼女が自分の力で人生を変えていく姿を最後まで見届けてあげてください。...続きを読む
  • 青い城
    モンゴメリと言えば『赤毛のアン』を思い浮かべる人も多いだろう。
    でも私の中で『青い城』は重要な一冊だ。

    周りの人にとっての幸せが自分の価値観と合わないと苦しむ。束縛や干渉から逃れ、自分にとっての幸せを見つける力強い女性の物語。

    与えられるのではなく掴むことが大切だよ。
  • 丘の家のジェーン
    高校時代からの何度目かの再読。
    覚えてない。
    エミリーと同じぐらい好き。

    人物のかき分けが定番しかないと言われるモンゴメリだけれど、そうかな?

    ジェーンの成長が、エミリーやアンとは違うものということはラストまで読めばわかるし

    アンとエミリーも、キャラづけもラストも何もかも違う。

    女の子が受容...続きを読む
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    パティの家で友達と暮らすのがとても楽しそう。フィルは最初あんまり好きじゃなかったけどどんどん好きになった。

    ギルバートとアンが結ばれて本当に良かった。

    みんな大人になってて読んでる側としても寂しくなった。
  • 青い城
    文章中の表現が綺麗
    読書をするきっかけになった本
    2回読んだ
    受験の小論文と面接で使った思い出の1冊
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    ポールが新月のことを“夢をいっぱい乗せた、金の小舟”と表したのが好き。
    シャーロッタがアンに向けて言った言葉のありがたくないところはすてさったという書き方が面白くて好き。

    アンの成長を表す描写がとても良い。
  • 青い城
    英国貴族の古い慣習から自由になりたい主人公の話。英国の恋愛物語はこうしたストーリー展開が多いように思う。
    情景描写が綺麗で、主人公の性格の描写もクスッと笑えるところが多くて、楽しく読めた。おすすめ。
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    シリーズ1を読んでから1年以上経ってしまったが、続篇を読み始めたら、何故もっと早く読まなかったのかと、やはり後悔した。

    天真爛漫で空想好きな、ポジティブ詩人の「アン・シャーリー」にかかれば、気難しい隣人の「ハリソン氏」も、アンの生徒「アンソニー・パイ」も、双子の片割れ「デイビー」さえも、その素敵な...続きを読む
  • 青い城
    主人公が自分の殻を破って、サナギからチョウになるような変化が読んでいて爽快でした。先入観や思いこみを打ち破る強い心、好奇心や冒険心を持って臨む勇気、見習いたい。
    モンゴメリと言えば、「赤毛のアン」ですが、こちらも素敵です。
  • 赤毛のアン
    50過ぎのオッサンが、いまさら「赤毛のアン」?!
    そうなのかもしれませんが。以前、茂木健一郎さんの講演会で、「赤毛のアン」と「三四郎」が生涯の愛読書とおっしゃっていたのを聞き、さっそく購入したものの、積読になっていたのです。
    素晴らしい、豊かで、のびやかで、純粋な世界ですね。政治や社会は変化しても、...続きを読む
  • もつれた蜘蛛の巣
    やはり面白い。読みながら結末が分かるような展開ではありますが、それでもなおモンゴメリの世界です。登場人物が多いので誰かには感情移入できるのも良いですね。
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―
    レドモンドでの大学生活のお話。
    引き込まれて毎晩どっぷりアンの世界で暮らしてた!
    新たな登場人物フィルはかなりパンチの効いた友達で、最初クラッとしたけどどんどん魅力的になってよかった。
    パティの家で自分も暮らしてる気分が味わえた(o^^o)
    ギルバートから「えっ、そんな言葉を⁈」というような悪口出た...続きを読む
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―
    〝けっきょく、一番、幸福な日というのは、すばらしいことや、驚くようなこと、胸の湧きたつようなできごとがおこる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ〟(276p)

    アンの物語に流れている幸福感が凝縮されている言葉だな...続きを読む
  • 青い城
    『赤毛のアン』と同様、読んでいると、こんな恋がしたい!と叫ばざるをえないくらい素敵な恋愛小説。世界一愛する人と、こんなふうに人里離れた森でふたりぼっちになれたら、短い一生でも悔いはないのかもしれない、そう思ってしまう。野いちごのような甘酸っぱい初々しさに満ちている。モンゴメリは、決して美しくはないが...続きを読む
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―
    まず『Anne of Green Gables』を生み出してくださったルーシー・モード・モンゴメリ女子に感謝を。
    『赤毛のアン』として日本で初めて出版しシリーズ10冊を私たち読者に届けてくださった村岡花子さま、関係者の皆様に心から感謝を。

    第一次世界大戦下のアンと周囲の人々の生活をアンの末娘リラを...続きを読む