谷川史子のレビュー一覧
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表紙の表情とタイトルから、重いおはなしなのかと勝手に思ってましたが、全然違いました。かわいい穏やかでキュンとする短編集で、こういう物語りすーっごく好きです!
10代くらいの女の子が対象だったら関係が壊れるくらいの出来ごとも、主人公たちはタグにあるようにアラサーなので、泣きながらも飲み込んで向き合っ...続きを読む -
ドイツ語翻訳家として一人で生きる主人公・いさ子が、無邪気全開の小学生・草一くんと出会う…明らかに大人のいさ子に向かって「何年生?」は、小3にしてはいくらなんでも幼すぎるけれど、それに違和感を感じさせないくらい「子ども然」とした子どもの言動。とにかく可愛い!!
そして、子どもにどう接したら良いか分か...続きを読む -
ここまで清々しく
学校生活を描き上げられる
という点に感服しました。
けんかはあるけど、全くドロドロしていない。
こういう学生生活送ってみたかったなあ〜、と思ったり。
1巻最後の校長先生の話
この話で一番気になる点を、一番清々しく締めくくっている
素晴らしいと感じました。Posted by ブクログ -
「お一人様」をテーマにした連作短編集。この連作短編集という形式は、コマ切れで読んでも続けて読んでもいいのでずいぶん読みやすいことが多い。当然、各々の話の水準がある程度以上でなくてはいけないが。
この作品は、この条件にきっちりはまる名作。
どの話もなかなかいいが、特に第四話と第六話に心ひかれた。 -
淡い絵柄がふんわりサッパリとしていて、ほんわかあったかい話が多いストーリーと大変よくマッチしている。連作短編であるが、人物を再登場させたり、主役と脇役を入れ替えたりして再登場させると、各話に関連性が出てきてより一層よくなると思う。
この巻では最初の話がいいなと感じた。 -
独りの人生と、誰かとの人生と向き合う七巻でした。友人、異性の同僚や知り合い、家族、その中で主人公達が自分自身と向き合い自分を模索する素敵な漫画でした。Posted by ブクログ
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恋愛要素、少なめで自分と苦しみながらも向き合う女性達の孤軍奮闘ぶりが素敵で毎回、購入しています。年齢も近いせいか、最後の第64話におもわず泣きました。Posted by ブクログ
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いろいろな生き方があり、それら全て本人が幸せと思えば幸せだし、それでも不幸と見てくる人は一定数いるんだろうなと感じました。自分も含めて。
自分の生活を自分が充実させるのが大事だなぁと思うお話でした。それぞれきちんと生きている様子が好きです。 -
巻数を重ねるにつれると同時に自分自身も年齢を重ねてしまうため、主人公たちの世代がうらやましく感じてしまう。もう少し40歳ぐらいのおひとりさまの話も読みたい。40越えても、不器用なおひとりさまの話が読みたいし、いると思う。
自分自身、こんなはずではなかった…と思ってるし。
お話はどれもキュンキュンす...続きを読むPosted by ブクログ -
いろんな角度から描かれた学園ものって珍しい!とてもよい。
大人になって初めて気づいたけど、先生も人間なんだよね。学生の頃は先生は「先生」っていう生き物だと信じてた。笑
当時のわたしに読ませたい作品。
今読んでももちろん素敵。心がしゃんとなります。Posted by ブクログ -
各話の主人公が、みんな生き生きしていて素敵。
おひとりさま万歳なこのシリーズ、本当に大好き。
ゆりさん、そうだよ、新しいスタートだよ。
何度でも、だよ。
みちかさん、分かる!分かるよ!そういう時期ってある。
アパートの他の住人との話も、わかる、わかる。
さて、次巻はどんなおひとりさまかな。
今から楽...続きを読むPosted by ブクログ -
谷川さんの作品はどれも好きですが、「愛はどうだ!」は何だか懐かしさもあって繰り返し読む頻度が高いです🎵
設定は割と普通なのかもしれないけど、絵柄やセリフ、モノローグが爽やか切なくて可愛くて…いつでもキュンとします💖