谷川史子のレビュー一覧

  • おひとり様物語(6)
    最近読んでる連載マンガはいくつかありますが、谷川史子のマンガはいいです。とても。

    この「おひとり様物語」はとても素敵なタイトルなんだけど、名前で損しているような気もする。なんでかというと、一緒に本屋に行った友達に何買うの?って聞かれたので、この本の表紙見せたら、「ふ・ふぅん」っていう反応でした。ま...続きを読む
  • おひとり様物語(6)
    どのおひとりさまも、みんな凛としていて、でもかわいい子達ばかり。谷川さんの世界だとにんまり。
    おひとりさまの自分も、応援されてる気がする。アラサーアラフォーの人も登場してほしいな。
  • おひとり様物語(6)
    あ~、今日買ってきて、あっという間に読み終えてしまった。
    止まらないだもの。
    谷川史子さん、大好き。
    おひとりさまたち、がんばれ!
    (と、自分に言っている(爆))
  • 他人暮らし
    ・ああ 私 誰かをちゃんと愛してみたい
    生まれ育った家 おとうさん おかあさん
    女友達 だいすきだ
    けれど私は 違う誰かと めぐり会いたいんだ
    その人がいる
    ただそれだけで どこまでも歩いてゆけると
    その人がいないと
    もう生きてはゆけない
    そんなふうに思える誰かと
    うんと深く向かいあ...続きを読む
  • ブルー・サムシング
    鬱病でなにも長続きしない私でも、夢中になって読める一冊でした。
    今回の谷川先生の一冊は、心温まる話ばかりが詰まっております。
    色んな人生のカタチがあり、色んな幸せのカタチがあるんだなと、涙出来る短編集。
    大好きな一冊です。
  • ブルー・サムシング
    なんか帰ってきちゃうのよね、このお方。
    今回も本屋にあって、
    やっぱり手にとってしまいました。
    そして、満足。

    悲しいわけでもなく、寂しいわけでもない。
    ひたすら切ない。
    この切ない感じを描かせたら、
    このお方の右に出る人いませんよね、ホント。
  • ブルー・サムシング
    発売日に購入することを決めている作家の一人。
    今回も楽しみにしていました。

    単行本化前に雑誌で読んでいた話が多かったのですがそれでも一冊まるっと楽しめました。
    好きなのは「途中の棲家」これ春に読むといいです。やる気出ます。たぶん。
  • ブルー・サムシング
    谷川史子さんの短編集は本当どれも好き。
    毎回、ぽっと、書店に新刊があらわれて嬉しくなる。
    今回もあたたかくて、出会いとか、別れとか、全部ひっくるめていとおしくなる。
    リアルさばかりじゃなくて、求めている少女マンガをいつも届けてくれる感じ。
    一度だけ行ったサイン会で、にじみ出る人柄のよさを読むたびに、...続きを読む
  • ブルー・サムシング
    どれもせつない短編集。ちょうど私が、これらの主人公たちと同じくらいの歳になったからわかるせつなさなのかも。もう少し若いときに読んでいたら、わからなかったかも。
    谷川さんの漫画は、季節感の表現が印象的で好き。日本にうまれて良かったなぁって思う。
  • 積極―愛のうた―
     表題作の「積極」がすさまじく好み♪ あとの2編は、正直いってそこまで…だけれど。青林檎の短歌、ステキだな〜。短歌の本、たくさん読みたくなっちゃった。
  • おひとり様物語(5)
    ひとりとひとりで、ふたりになるのだよな。恋人がいても、結婚していても、子供がいたって、自分自身はまずひとり(個人)なのだ。そのうえで、それでも一緒に居られるからこそ、ひとり対ひとりとしてお互いの存在を認められるからこそ、ふたりになるのだし、家族になるのだろう。
    …そんな都合のいいものはなかなかないの...続きを読む
  • 草の上 星の下
    谷川さんはとてもタイトルをつけるのが上手な作家さんで、タイトルからちゃんと作品の内容を思い出せるものが多いんだけど、これはあかん。キレイなタイトルだけどまったく内容が想起されず、二冊買っちまいました(文句言うとこソコ?
    「春が来たなら」のお父さんがすっごく素敵でした。困ったことがあると雪かきして逃避...続きを読む
  • 忘れられない
    表題作が良かった。不倫と死ネタ、どっちも普通だったら読後感がビミョウだと思うんだけど、見事に昇華されてる。
    痛みを伴う思い出を抱えて、それでも笑顔で生きていく、ストーリー自体も大人向けの作品。
    「つまさきで踊る」は谷川さんには珍しい?男性視点の作品でちょっと新鮮でした。
  • おひとり様物語(5)
    「ひとりで立てる、わたしでありたい」
    「恥かかないで恋ができるかーーー!!」
    の二つのセリフが己の最近の状況に合いすぎててだな。
    おひとり様物語の主人公たちは自分と年齢や境遇が似てる子が結構出てくるので、ものすごい感情移入してしまう。
  • くらしのいずみ
    谷川先生の描く女性は女子である自分でもキュンキュンとします。人の数だけ夫婦の形というものがあると思いますが、結局、他人なんだから相手が本当に何を考えているのかなんてものは完全にはわからなくて、でも大事な人だから、時々はちゃんと気持ちを伝えれるような関係でありたい。。と萌え萌えするお話がいっぱいです。
  • おひとり様物語(4)
    一人時間の愛しさや、恋人と別れた後の喪失感や、実家を出る時の寂しさ、同じ職場で働く元恋人との微妙な関係…等々どこかしら自分とかぶるエピソードが満載で、「なんだ、おひとり様って全然特別じゃない、普通なんだ」って教えてくれるんです。

    誰だってみんな悩みがあって、孤独を抱える時もあって、生きているんだ。...続きを読む
  • くらしのいずみ
    小学生のときから大好きな漫画家さん。谷川さんの作品に登場するのは、少女漫画的なすごい美人とかではなく、ごく普通の当たり前にどこにでもいる女の子、あるいは女性。それかまた共感を呼ぶ、というのか。誰もが悩んだり孤独を感じたり、手を伸ばして誰かの手をとりたくなったり、それをまた引っ込めたりするんだろう。そ...続きを読む
  • 清々と(2)
    これ、男子雑誌に載ってるとのことで全然期待しないで読んだらとても良かった。さすが谷川さん。裏切りません!
  • くらしのいずみ

    羨ましいです。

    どの夫婦も形は違えど愛しあっていて、そのお互いの愛情が伝わってきます。
    染井家と冬木家の奥さんのように、普段は見せないけど本当は好きな気持ちで溢れてる人って魅力的です。
  • P.S.アイラブユー
    表題作「P.S.アイラブユー」が素晴らしい。

    主人公はドイツ小説の翻訳家の女性。仕事一筋で生きてきてもう三十路過ぎ。
    ある日、夏休みで帰省してきた小学生の少年に出会い、自分よりも一回りも年が違う純朴な彼と友達になる。

    翻訳家のお姉さんと少年の交流が、二人共人付き合いが不器用で微笑ましく、その関係...続きを読む