谷川史子のレビュー一覧
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最近読んでる連載マンガはいくつかありますが、谷川史子のマンガはいいです。とても。
この「おひとり様物語」はとても素敵なタイトルなんだけど、名前で損しているような気もする。なんでかというと、一緒に本屋に行った友達に何買うの?って聞かれたので、この本の表紙見せたら、「ふ・ふぅん」っていう反応でした。ま...続きを読むPosted by ブクログ -
どのおひとりさまも、みんな凛としていて、でもかわいい子達ばかり。谷川さんの世界だとにんまり。
おひとりさまの自分も、応援されてる気がする。アラサーアラフォーの人も登場してほしいな。Posted by ブクログ -
あ~、今日買ってきて、あっという間に読み終えてしまった。
止まらないだもの。
谷川史子さん、大好き。
おひとりさまたち、がんばれ!
(と、自分に言っている(爆))Posted by ブクログ -
鬱病でなにも長続きしない私でも、夢中になって読める一冊でした。
今回の谷川先生の一冊は、心温まる話ばかりが詰まっております。
色んな人生のカタチがあり、色んな幸せのカタチがあるんだなと、涙出来る短編集。
大好きな一冊です。Posted by ブクログ -
なんか帰ってきちゃうのよね、このお方。
今回も本屋にあって、
やっぱり手にとってしまいました。
そして、満足。
悲しいわけでもなく、寂しいわけでもない。
ひたすら切ない。
この切ない感じを描かせたら、
このお方の右に出る人いませんよね、ホント。Posted by ブクログ -
発売日に購入することを決めている作家の一人。
今回も楽しみにしていました。
単行本化前に雑誌で読んでいた話が多かったのですがそれでも一冊まるっと楽しめました。
好きなのは「途中の棲家」これ春に読むといいです。やる気出ます。たぶん。Posted by ブクログ -
どれもせつない短編集。ちょうど私が、これらの主人公たちと同じくらいの歳になったからわかるせつなさなのかも。もう少し若いときに読んでいたら、わからなかったかも。
谷川さんの漫画は、季節感の表現が印象的で好き。日本にうまれて良かったなぁって思う。Posted by ブクログ -
ひとりとひとりで、ふたりになるのだよな。恋人がいても、結婚していても、子供がいたって、自分自身はまずひとり(個人)なのだ。そのうえで、それでも一緒に居られるからこそ、ひとり対ひとりとしてお互いの存在を認められるからこそ、ふたりになるのだし、家族になるのだろう。
…そんな都合のいいものはなかなかないの...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作が良かった。不倫と死ネタ、どっちも普通だったら読後感がビミョウだと思うんだけど、見事に昇華されてる。
痛みを伴う思い出を抱えて、それでも笑顔で生きていく、ストーリー自体も大人向けの作品。
「つまさきで踊る」は谷川さんには珍しい?男性視点の作品でちょっと新鮮でした。Posted by ブクログ -
「ひとりで立てる、わたしでありたい」
「恥かかないで恋ができるかーーー!!」
の二つのセリフが己の最近の状況に合いすぎててだな。
おひとり様物語の主人公たちは自分と年齢や境遇が似てる子が結構出てくるので、ものすごい感情移入してしまう。Posted by ブクログ -
谷川先生の描く女性は女子である自分でもキュンキュンとします。人の数だけ夫婦の形というものがあると思いますが、結局、他人なんだから相手が本当に何を考えているのかなんてものは完全にはわからなくて、でも大事な人だから、時々はちゃんと気持ちを伝えれるような関係でありたい。。と萌え萌えするお話がいっぱいです。Posted by ブクログ
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一人時間の愛しさや、恋人と別れた後の喪失感や、実家を出る時の寂しさ、同じ職場で働く元恋人との微妙な関係…等々どこかしら自分とかぶるエピソードが満載で、「なんだ、おひとり様って全然特別じゃない、普通なんだ」って教えてくれるんです。
誰だってみんな悩みがあって、孤独を抱える時もあって、生きているんだ。...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作「P.S.アイラブユー」が素晴らしい。
主人公はドイツ小説の翻訳家の女性。仕事一筋で生きてきてもう三十路過ぎ。
ある日、夏休みで帰省してきた小学生の少年に出会い、自分よりも一回りも年が違う純朴な彼と友達になる。
翻訳家のお姉さんと少年の交流が、二人共人付き合いが不器用で微笑ましく、その関係...続きを読むPosted by ブクログ