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結婚してスイスで暮らしていた姉が、突然の帰国。久しぶりに会った姉の笑顔に、心の隅に片付けたはずの“ある気持ち”がよみがえり――姉妹の繊細な心の揺れを描いた表題作ほか、心打つ長編読切り3編を収録。 【収録作品】サルビア/プリズム/春が来たなら/告白物語
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「お姉ちゃんが苦手だったから」と主人公が回想するシーンに一気に鷲掴みにされました。ものすごく繊細な感情が表現されていて、読み終えたあとも余韻が残ります。
Posted by ブクログ
谷川さんはとてもタイトルをつけるのが上手な作家さんで、タイトルからちゃんと作品の内容を思い出せるものが多いんだけど、これはあかん。キレイなタイトルだけどまったく内容が想起されず、二冊買っちまいました(文句言うとこソコ? 「春が来たなら」のお父さんがすっごく素敵でした。困ったことがあると雪かきして逃避...続きを読むする後姿がかっけー。 全編とおして、恋愛というより家族愛を感じた1冊。
何度も読み返したくなりました。 おじいちゃんの話が1番好きです。 家族を大事にしようと思いました。
家族のあり方についてちょっと考えさせられた作品。 お姉ちゃんに対してずっと苦手な意識を持っていた主人公が、お姉ちゃんとの再会を通して、お姉ちゃんへの愛に気づく。 どんな相手にも、愛を忘れずにいたいなぁと思える、そんな素敵な作品がいっぱいの一冊。
谷川さんのまんがはキャラクターが生き生きしててとってもすきです。 しんぷるでかわいいっていいなあ…www そして感情描写がとてもリアルで、いつも移入してしまいます。あわわあわわ。 最近はあまり女性まんがを読んでなかったので 個人の感情に重点を置くっていうのが女性まんがの特徴なんだなーと改めて感じたり...続きを読む。 タイトル作品もすきですが、他の短編も良作揃いです。 これは買ってよかったww 谷川さん作品は全部コンプリートしたいくらいに好きで御座います。
名作!!またしても名作!!!!一話ごとにぼろ泣き。特に最後のふたつ、「プリズム」と「春が来たなら」は読み返しても号泣。谷川史子から生まれる作品は本当にどれも素晴らしすぎます。必読!
最近になって谷川さんのコミックスを読み始めました。 この年になって分かる切なさというか・・・ (・∀・)キュンキュンさせられます。 短編4作入ってますが、どの作品も 少し切なくて、ほんわか暖かな気持ちにさせてくれます。
『草の上 星の下』は表題作「草の上 星の下」、「サルビア」、「プリズム」、「春が来たなら」の短編4本。 この4本のうち、後ろ2本でぼろぼろぼろぼろ泣いてしまった。 ので、そこに焦点を絞って。 「プリズム」は女子高生が先生に恋をする話。好きな先生に見るも無残に相手にされなかったのに、諦めずにあとをつ...続きを読むけたり。そしたら、アパートには彼女が同棲していたり。その彼女と仲良くなってしまったり。 彼女がいるんだろうな、ということは、実は最初からわかっていたのです。けどそれでもとまらない思いとか、彼女に敵視されずに可愛がられちゃう切なさとか、もう、たまりません。 「制服の中の一人」じゃなくて、「男の人の前にいある私」を、知る瞬間。 「春が来たなら」は父子家庭の女の子が、結婚を迷う話。 自分が結婚して出て行ってしまったら、父親がひとりで残される、その淋しそうな背中に耐えられず、結婚を諦めようとする。 この話の中では、女の子が子供の頃好きだった絵本がキーになっています。お父さんが何度も何度も子供だった女の子にせがまれて読んだ絵本。 もう、最後にお父さんがそれを婚約者の男の子に向かって何の説明もなしに読んでいるシーンを見たら、もう、たまりません。もう、ぼろぼろなきまくりです。切ないです。 自分自身に重ねているところも多少あり。(父子家庭ではないけどね) 今までの谷川マンガより、やっぱり少し大人びているけど、でもやっぱり甘酸っぱくて切ない。 すっごくものめずらしいストーリィを描いているわけじゃないのに、何か特別になっちゃうんです。すごく優しく、すごく甘酸っぱい。毒がなくて。のほほんとしているのに、ただ優しいだけでもなく。 他の人にはかけないマンガかもしれません。 谷川マンガは、地味だし、女の子のマンガ、って感じの絵柄。男の人が読んでどれほど楽しめるかはよくわからないけれど、一度は触れてみて欲しいマンガですね。 女の子の、平凡な夢がつまっている気がします。
姉妹の話が好きです。 姉妹間のコンプレックスって色々あるよなーって思った。 谷川さんのやさしい絵が本当に好きです。
最後の短編で、父娘の話はじーんと来てしまった。 やっぱり、親子は依存し続ける関係だなと常々思うわけですが、それをそのまんま描かれていて、一人で「そうなのよ…。」って頷いてしまった。 9月5日5時54分。 空港ここよの語呂合わせにはふきましたw
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