鈴木光司のレビュー一覧

  • 楽園
    これにものすごく似たお話を読んだことがあるような気がする・・・と思いつつ、最後まで楽しく読めました。読み終わって本棚にしまおうと思ったら、そこには新潮文庫版の同じ本が・・・。
    いえね、買うときから「あれ?」と思ってはいたんですよ。でも奥付を確認したら初版だし、気のせいかと思って。ショックなのは最後ま...続きを読む
  • なぜ勉強するのか?
    [ 内容 ]
    「なぜ勉強しなければいけないの?」と子どもから訊かれて、親はどう答えるだろうか。
    合理的に答えることができれば、勉強は子どもにとって無意味ではなくなり、やる気が飛躍的にアップする。
    作家になる前、塾講師や家庭教師をした経験があり、“主夫”として二人の娘を育て上げた著者自身の実体験と深い...続きを読む
  • 仄暗い水の底から
    表題作はなかなか怖い。実際の生活に根差した部分で起きる怪異の表現が大変気持ち悪く、風呂に入る前はちょっと読めないw
    全体的な本の雰囲気はあまり好きではないんだけど、「海に沈む森」だけはとても好き。
    唯一、救われたような気分になる話だと思う。
    このお話が収録されているという点だけで☆4つ。
  • なぜ勉強するのか?
    内容は非常にあっさりしているが、言いたいことは端的で分かり易い。また、「役に立つ」し「自分もそう思う」のだ。つまり、一つにはこのような発言「子供には目的をしっかりと説明してあげることで、勉強に対するモチベーションを高める事ができる」等、その通りだと思う。著者は、リングや螺旋、楽園などを書いた一般的に...続きを読む
  • 仄暗い水の底から
    映画化されたホラー映画の小説版ですが、この本には映画の元ネタとなった”浮遊する水”という作品以外にもいくつかの短編作品が収録されています。その中でも私は”孤島”という作品が印象的でした。この話を読むと、人間にとって一番の”幸せ”というものは何なのだろうと考えさせられました。人は自分が死ぬまでに何か遺...続きを読む
  • なぜ勉強するのか?
    わかりやすく教えてくれています。
    毎日がキラキラ発見の連続、子供のころのような純粋な好奇心を蘇らせる足がかりになってくれます。
    ホラー小説『リング』が生まれたのはこういう土壌があったのだなあ、と思いました。
  • リング0~バースデイ~
    映画のコミカライズだったかな。
    生前の貞子が主人公。
    表貞子は俗に言うふたなりだけど可愛いし良い子なんだよね。
    裏貞子がやっかいなんだよなあ。
  • リング上巻
    あの貞子で有名なリングの漫画版。
    こちらは小説と映画が合わさったような内容。
    読んですぐに友人に貸したなあ。
  • バースデイ
    リング、らせん、ループを補完し、リングの貞子、ループの玲子、らせんの高野舞を救うために書かれた本。
    こういう補完の仕方は好きだな。
  • なぜ勉強するのか?
    購入者:古野(2007.4.21)「読解力」「想像力」「表現力」を身につけて社会をより良く、しいては人類の進歩に貢献するために。と。返却
    貸出:桑畑(2007.6.12)
    もし子供に「なんで勉強しなあかんの?」って聞かれたら少し困りそうですがこの本を読んでそのあたりがクリアになりました。何事もなんと...続きを読む
  • なぜ勉強するのか?
    リング・らせんの作家である著者が素朴な疑問について書いた1冊。
    「なぜ勉強するのか」いろいろあるが一番おもしろかったのは、
    将来、子供に「何で勉強しなきゃいけないの?」と質問されたときにちゃんと答えられるようにするため。
    ごもっともだ。
  • バースデイ
    前3部作のサブストーリーです。
    前の3つが楽しめたならゼヒ読むことをオススメします。
    「リング」⇒「らせん」⇒「ループ」⇒「バースデイ」の順で長く楽しめます。
  • バースデイ
    誰かの誕生日。お祝い事はしないのかしら?あははははははははははははははははははははははははは・・・・
  • ループ
    【2024年116冊目】
    科学者の父とネイティブ・アメリカンに造詣を持つ母を両親に持つ馨は、愛情をいっぱいに注がれながら日々を過ごしていた。だが、父親が癌ウイルスに侵されたことで、馨の日々は一変する。新種の癌ウイルスはどこからやってきたのか?馨は手がかりを求めてアメリカに飛ぶが――リングシリーズ完結...続きを読む
  • らせん
    【2024年115冊目】
    監察医である安藤が手がけることになったご遺体は、大学時の友人である高山竜司だった。一見するとその死に不可解なところはないように思われたが、冠動脈に謎の肉腫を発見したことから安藤は疑問を持ち始める。呪いの連鎖は終わらない——それは人類の新たなる始まりと終焉への扉だった。

    ...続きを読む
  • 鋼鉄の叫び
    僕が好きなのか著者が素晴らしいのかわからないが面白いと思うのです。その面白さに裏付けもある気さえも物語から感じ取れてしまいます。
    発売前に著者がラジオで話しているのを聞きました。
    娘さんが中学受験の面接で受験動機を聞かれた際に「人類の調和と進歩」と答えたそうです。その娘さんとこの作品のために施設の取...続きを読む
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集
    どれも読みやすく面白かったです!
    怖かったのは小池真理子「山荘奇譚」かなあ。細長い地下室にボロ切れだけ画鋲で留まってる光景、不気味すぎる。
  • リング
    一般的に知られているリングとは異なる。映画で有名な貞子が井戸からのテレビから出て来るシーンは小説にはない。ホラーというよりSFも感じる。
  • らせん
    リングシリーズの2作目。思い描いていたラストとは異なる。そして一般的に知られているリングや貞子とも異なる。
  • リング
    【2024年56冊目】
    雑誌記者の浅川はひょんなことから、同日同時刻に4人の若者が死亡した事実を知り、興味を抱く。未知のウイルスか?それとも超常的な現象か?調査をするうちに、とある施設にたどり着いた浅川は、そこで一本のビデオテープに出会い、何気なく再生をスタートさせる。それが終わりの始まるであること...続きを読む