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「なぜ微分積分を勉強しなければならないの? 文系に進めば、そんなもの学んだって何の役にも立たないじゃない」と子どもから訊かれて、あなたはどう答えますか。この問いに合理的に答えられれば、勉強に対する子どものモチベーションは飛躍的に上がります。
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Posted by ブクログ
本当にすばらしい骨太の本だった。 なかなかここまで考え方に芯がある人はいないと思われる。 「男」そして「父親」として生きていくのに迷いがあるときにもってこいの良書です。
理解力・想像力・表現力という3つの能力を、勉強することによって磨くことが必要…自分自身に最も欠けている能力だと思う。 日本人は情緒的な国民なので、論理が必要…僕自身もよく考えず、その場の感情だけで、判断してしまうことが多いので、しっかり勉強して、論理力を養いたい。 昔は良かった、という言葉を僕も使う...続きを読むことがあり、おじさんだなと思う。あと、過去のあの時に戻りたい、というフレーズも思ったり、言ったりしないようにしたい。未来が良くなっていくために、勉強したいし、本も読みたい。 この本はそんなに厚くなく、読みやすく、すごく気持ちを高めてくれる本です。これを読んで、さらに読みたい本が増えました。
「なぜ勉強をするのか」という問いに対する筆者の答えが一貫して述べられている。学校教育についてあまり考えたことのなかった私であったが、この本を読むことで学校の在り方、勉強の在り方について興味を持つようになった。
子供に対する、なぜ勉強しなくてはならないのか、という素朴な疑問に答える一つの解として、説得力があり、納得性が高い。将来の人生に役に立つ、というシンプルな答えを子供に対してしていたが、それを理解力、想像力、表現力の3つの力で表現していたのは論理的で分かりやすかった。社会に出てからは答えのない問題に対峙...続きを読むすることが増えるし、自分自身が考え、決断し、行動することが求められて行く。そのためには、義務教育の基本的な知識と理解は必須な上、その後に学ぶ幅広いジャンルの深い造詣があることが必要なのだ。考えることの楽しさと、懐古主義に陥らず、今よりも明るい未来を作るために必要なこと、として勉強の大切さを表現している。
生命や言語の仕組み、脳死の問題、特攻隊、民族特性、日本社会の母性化。様々なテーマについて著者の持論が展開されている。作家の彼の考えは科学的で専門的である。これが「なぜ勉強するのか」の答えだ。 「作品として見える部分は氷山の一角であって、その下には膨大な量の思考が埋もれている」現代の日本人は思考が浅い...続きを読む。それでいて英語力をつけろとは本末転倒。まずは話す内容がなければ英語でも日本語でも話ができない。「主張すべき中身を充実させれば内部からの圧力で表現は溢れてくるもの」
母性よりの社会である日本において、男の子が男らしさをもった大人になるためのは、特に父親がはっきりした意思と行動を示さなければならないという意見には納得できた。そのことを認識し、責任を持って育児にかかわる父親が少しでも多くなってほしい。
「リング」などの著者で有名な鈴木光司さんの書かれた本です。 なぜ勉強するのかの問いに対し、 「理解力」「想像力」「表現力」を身につけ社会にでた時に人類の進歩に貢献することが勉強することの意味、意義との考えを示されている。 まさに勉強そのものに対しての意義は、その通りだと思います。 ただ、これに加え...続きを読む、本書には書かれておりませんが、勉強することに対しては、PDCAや自発、自治、自覚、そして何と言っても「grit」(やり抜く力)を身につけることも大事だと思いました。
勉強するんです。 親が勉強の楽しさ大切さを教えるんです。 仕事の楽しさもそう。 未来は希望で溢れてるんだ。 伝えるんだ。 親の背中見て育つとかないから。 しっかりと伝えるんだ。
肝心の勉強についての記述は少ない気はするが、興味深い点は多々あった。 特に日本の男性性と女性性の倒置について。 男性性を「論理」、女性性を「情緒」と簡単に割り切ってしまうと、日本は明らかに女性性(情緒)の強い社会だ。 作者はこれまで日本で「男らしさ」と思われていたものは単に男が女に甘やかされたうえ...続きを読むにできた空中楼閣であると指摘する。 たしかに「デカダン」や「無頼」といえば男が一度は憧れる「男らしさ」の典型だが、日本文学では太宰治にしろ織田作之助にしろ、なんとも頼りない姿で描きだされる。「女に甘やかされ」ているというのはまさにその通りであるし。でも自堕落な男ほどモテるよね。 「世界に生じるほとんどの悪は、言語運用の間違いから生じている可能性があります。」というのもその通りと思う。 特に友達同士の話し合いの場においても「その場のノリ」や「なんとなく」といった情緒面が優先されることが多く、論理性の強化の必要性はよく分かる。 しかしながら… 社会的な生き物である人間が、こういった情緒過多の日本にいながらひとりだけ「論理的」に振る舞えるものだろうか? 「頭のかたいやつ」と思われるのが関の山じゃないだろか。 とかとか、興味が四散してしまった。 むしろ「日本の女」と「甘えの構造」について好奇心を掘り下げてみたほうが何か近づける気がする。
なかなか参考になりましたね。 この本を読んで一番の驚きは、リングの著者という事ですね。 ジャンルが全く異なりながら、こんな哲学的な本も書いているとは本当に驚きです。 中盤からは、著者の考えで社会の在り方も言っています。 社会に出てから、競争が無いと言う箇所は私の見方では同意出来ませんでしたが、問...続きを読む題の根本的な部分もしっかりと説明しており、参考になります。 もう一度読んで理解を深めたいと思います。
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鈴木光司
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