鈴木光司のレビュー一覧
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短編集であり、ループの後日談。自分の知りたかった部分はないものの物語はしっかり終わる
ゾッとするような文や、官能的な表現やら色々書くがロマンチストなのかもと感じさせる。なんだそれはと思わず突っ込みたい部分もあるが、心地よい終わりであったPosted by ブクログ -
7つの短編からなり、東京湾をテーマとしたもの。
どれも不気味で、もうちょっと続きを読みたい…!というところで終わってしまう。完全なる種明かしをしないところが、ホラーとしての余韻や想像を掻き立てて良いのかな。Posted by ブクログ -
表題「再生」は伊藤潤二の「富江」のような不気味さがあり、
それを受け入れてしまう語り手もまた気持ち悪すぎる。
「鳥の巣」の結末にもひんやりとさせられた。
「依って件の如し」
「ぼっけぇきょうてぇ」でも読んだけど
今読み返しても岩井志麻子の作品はこの作品集のなかでも圧倒的だと思う。
明治時代(?...続きを読むPosted by ブクログ -
前回のベストセレクション「再生」よりもこっちのほうがずっと好み。
であるが故に、過去に読んだ話が半分くらい…
平山夢明氏と小林泰三氏が一冊に入ってるアンソロジーだから買って後悔はない。
背表紙の著者名が小林泰三氏になってて、新しく本棚に氏の本が並んだのも嬉しい。Posted by ブクログ -
ノンフィクションと言うか、エッセイ。
背筋が凍るようなホラーを読みたくて購入しました(笑)
海洋モノは大好きなので興味深く読めましたが、怖い話ではありませんでした。その中で、ゾッとする怖い話が2編ありました。どちらもヨット乗りが遭遇した、海との命のやり取りで、幽霊よりも呪いよりも怖い実話でした。 -
「漂流船」が映画化されるというので、読んでみた。 一番好きなのは、「浮遊する水」だろうか。
クライブ・バーカーを読んだ後だから、内容は救われる感じのものが多いように感じた。Posted by ブクログ -
母性よりの社会である日本において、男の子が男らしさをもった大人になるためのは、特に父親がはっきりした意思と行動を示さなければならないという意見には納得できた。そのことを認識し、責任を持って育児にかかわる父親が少しでも多くなってほしい。Posted by ブクログ