Edgar Allan Poeの作品から、黒猫(1843)、赤き死の仮面(1842)、ライジーア(1838)、落とし穴と振り子(1842)、ウィリアム・ウィルソン(1839)、アッシャー家の崩壊(1839)のゴシック色の強い6編を収録した短編集です。ゴシックホラーのお手本というべき作品ばかりです。とにかく怖ければなんでも良いというような最近の作品と違って、じわじわと足元から恐怖がやってくる感じです。サイレント映画だけど、"アッシャー家~"を映像化した1928年の"アッシャー家の末裔"は観るべき作品の一つ。