作品一覧 2021/11/26更新 ポー短編集(Ⅰ~Ⅲ)合本版(新潮文庫) 試し読み フォロー 総特集◎150年目の『不思議の国のアリス』 試し読み フォロー 『白鯨』アメリカン・スタディーズ 試し読み フォロー ポー短編集 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 巽孝之の作品をすべて見る
ユーザーレビュー モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編― エドガー・アラン・ポー / 巽孝之 硝子の塔の殺人を読み終わった時に、元々ホームズやポアロといった古典海外ミステリ好きを自負しているが、最古のミステリは読んでいないことに気づき本作を読み始めた。 ネタバレはミステリにおいて禁忌であるので、最古といえどそこは守らせていただく。 短編集なので、一つ一つはすぐに読めてしまう。 この本の顔であ...続きを読むる、モルグ街の殺人について触れるとすると、残虐な殺人の犯人が余りに意外過ぎて「嘘やろ??」と声が出てしまった。 また、黄金虫についてはホームズシリーズの踊る人形を先に読んでいたので、黄金虫が起源になっていたのか!と驚かされた。 今日に至るまで、後世に多大な影響を与え、推理小説を確立したポーに最大の敬意を込めて当評価をつけさせて頂きたい。 Posted by ブクログ モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編― エドガー・アラン・ポー / 巽孝之 もっと堅い話かと思っていたけどそんなことはなかった。おもしろかった! 某作品のtwentyは誤植…? やってみたらfortyだったのだけれど…… Posted by ブクログ モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編― エドガー・アラン・ポー / 巽孝之 The Murders in the Rue Morgue(1841年、米)、 The Gold-Bug(1843年、米)。 ミステリの開祖エドガー・アラン・ポーの短編集。 ポーといえば『黒猫』『アッシャー家の崩壊』などの不条理で不気味な怪奇小説も有名だが、『モルグ街の殺人』『黄金虫』などの推理小...続きを読む説では、別人のようにロジカルで理知的な側面をみせてくれる。なかでも『モルグ街の殺人』は史上初の推理小説として有名である。あまりに頭が良すぎて変人の域に達している名探偵、語り手となる探偵の友人、ペダンティックな世界観など、ミステリのお約束である「型」の殆どが、この時点で既に完成しているのが興味深い。 これらの作品の発表から約半世紀後、コナン・ドイルによる「シャーロック・ホームズ」シリーズがブレイクし、推理小説というジャンルが確立される。しかし、ホームズシリーズの第1作『緋色の研究』と比較しても、『モルグ街の殺人』の構成力や切れ味の良さは際立って高い。また、『黄金虫』に出てくる暗号解読法は、ドイルの『踊る人形』などに継承されて有名になり、いまやミステリの世界では初歩的な手法となっている。ひとつひとつは小品ながら、後世への影響力が大きい作品群であり、ミステリマニアを自認する人には必読の古典といえる。 Posted by ブクログ 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編― エドガー・アラン・ポー / 巽孝之 恐怖感が鮮明に伝わってくる小説。 はじめてエドガーアランポーを読んだが、少ないページ数でストーリー展開がサクサク進む感じが読みやすかった。 Posted by ブクログ 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編― エドガー・アラン・ポー / 巽孝之 いろんな作家に影響を及ぼしたと言われるポーを読まねばと思い、先ずはゴシック編を。 狂気、ひたひたと迫る恐怖、厳しい豪邸。どの作品も実に毒が効いている。最後まで気が抜けないストーリーも良い。本当にどの話も狂っている(褒めている)。 Posted by ブクログ 巽孝之のレビューをもっと見る