ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
ポリー伯母さんに塀塗りを言いつけられたわんぱく小僧のトム・ソーヤー。転んでもタダでは起きぬ彼のこと、いかにも意味ありげに塀を塗ってみせれば皆がぼくにもやらせてとやってきて、林檎も凧もせしめてしまう。ある夜親友のハックと墓場に忍び込んだら……殺人事件を目撃! さて彼らは──。時に社会に皮肉な視線を投げかけつつ、少年時代をいきいきと描く名作を名翻訳家が新訳。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
ハックルベリーフィンの冒険を読んだ後、読まなければと思っていたこの本をやっと読むことができた。 やはりとても面白かった。 ミシシッピ川河畔の描写も多く、20年前に訪れた、マークトウェインの生家までセントルイスから車でドライブした時のことを思い出した。 ミシシッピ川沿いをずっと北上してたどり着いた。 ...続きを読む道中所々で見えたミシシッピ川は水量が多く堂々としている印象だった。 マークトウェインはもちろん知っていたが、まだ本は読んでいなかったので、ただ単に訪れたというだけで終わってしまったが、読んでから行けばよかったと今は後悔の気持ちでいっぱいだ。 できれば再度訪れてみたい。
小学校時代に読み漁った名著の読み返し。 「トムソーヤの冒険」が発表されたのが今から140年前、アメリカがまだ南北で対立していた時代。 奴隷制もあり、荒れていた時代にこれほどまでに勇気と希望に溢れた物語を生み出した著者が素晴らしい。 印象的なシーンが、自らの日曜学校の葬式の日に戻ってきた3人を、喜びに...続きを読む満ち溢れて出迎えた人たちに、ハックが帰ってきたことも喜んでくれと、何の気無しにトムが言ったところ。 トムの心の優しさ、寛大さがひしひしと伝わってくるこのシーンに胸を打たれた。
おそらく子どもの頃に読んだことがあるはずだが、こんなに長い話だという印象はなかったので、子ども向けに縮訳されたバージョンで読んだのだろう。数々のいたずらと冒険、少年らしい想像力と恋、そしてハッピーエンドで、19世紀アメリカらしい瑞々しさ満載のストーリーを柴田元幸訳で楽しめるのだから、文句のつけようが...続きを読むない。『ハックルベリー・フィンの冒険』も読もう。
幼少期にTVで観たトム・ソーヤの冒険。「悪童」というのがぴったりのトム。ポリーおばさんに叱られ、学校で喧嘩し、日が暮れるまで遊び、女の子にモテたくて意地悪をする、純粋な少年。トムの少年時代は多くの事件が勃発する。海賊になりたくて家出、目の前で起きた殺人、金貨がぎっしり入った宝箱の発見。これらの事件で...続きを読むいつもトムの近くにはハックが常に一緒に行動する。このハックはとても独特な性格で面白い。トムが好きになったベッキーにはとても好感度が高く、少年トムを羨ましく思った。多くの人に小説のトム、ハックと会ってほしいな。
大人になって読み返して改めて面白さがわかる本がある。失われた時間への惜別の想い、子供たちの未来よりも自分の今とこれからを期待したくなる小説。ストーリーは今さら語るまでもない。19世紀のミシシッピーを舞台にトムやハックやジョーが好奇心で常識を封じ込め、新しい世界に飛び出していく冒険小説である。「へん、...続きを読むぶたれるのがなんだっていうんだ」明日会社で実践してみよう
1876年に書かれたアメリカ南北戦争以前の「古き良き」我らが故郷を 少年の冒険を題材に描く作品 素材梗概を子供向けにジュブナイルのように翻案されてもいるが 広く読まれているようにその多くはアメリカ原風景を刺激する国民的作風 日本で言えば吉川英治作品のような 主人公やその周囲は人間的でありながら善と成...続きを読むされているが だからこそ南北戦争以降の国家として目覚めたアメリカにとっての 得難さを持つ時代小説となっている
多くの人が子供時代に一度は読んだと思う。私も小学生の頃読みました。大人になって再び読み、トムや仲間の言動に笑ったりハラハラしたりしながら童心に帰ってしまいました。子供だった頃の自分の考えていた事を次々と思い出させてくれる本。時代も場所も背景もトムたちとは全く違うのに、子供の考えることは世界共通。大好...続きを読むきな本です。
他の人の訳で中学時代に読んだ気がするが、柴田元幸氏の翻訳で読んでみたいと思い、再読。 トムの勇気や機転は本当にすごいんだけど、ガキ大将っぷりは鼻についてしまう。スクールカースト上位だよな、こいつ、とか思ってしまう。私が捻くれているのか。しかし柴田先生もあとがきで同様に「トムは大人になったら地元の...続きを読むお偉いさんになって『私も子供の頃はやんちゃしたもんですよ、ガハハ』って言ってそう」的なことを書いており、激しく同意。 やっぱりトムよりもハックの言葉が心にしみる。「手に入れるのに苦労しないものなんて、持つ気しねえから」。こっちはきっと、お偉いさんになって昔を笑ったりはしない。
彼らの目に映る世界は膨大に広がっていて、なんでもできそうな、どこにでも行けそうな、こちらまでそんな気にさせてくれる
「なあ、ハック。その猫いつ使う気だ?」 「今夜さ。今夜悪魔たちがホス・ウィリアム爺さんを連れにくるだろうから」 「でも埋葬は土曜日だったじゃないか。土曜の夜に連れていったんじゃないの?」 「何言ってんだ!真夜中までは魔法が効かないんだぜ。で、真夜中になったらもう日曜だろ?悪魔は日曜にうろうろしたりし...続きを読むねえと思うぜ」 「そいつは考えなかったな。そうだよなあ。なあ、俺も行っていい? 」 神に召されて天国へ行けるよう教会に埋葬されたはずのホス・ウィリアム爺さんなのに、この子たちは悪魔が連れに来ると信じてる。 それがどうにもおかしくて堪らない!! 「トム・ソーヤーの冒険」は今さら説明するまでもない世界の名作であります。 子どもの頃にアニメの「トム・ソーヤーの冒険」が大好きで何度も何度も繰り返し見たわたしにとっては、夏が近くなるこの季節になると妙に懐かしく思える作品です。 しかし先日、今さらながらこの本を初めて読みました。 予想以上に面白くて、とても子ども向けとは思えない、大人こそ楽しめる本なのじゃないかとさえ思える1冊だったのです。 主人公トムの個性もさることながら、ハックとの関係がアニメを見ていた時よりも意外とドライなところがあったり、ポリー伯母さんの愛情深さやシッドとの関係など発見も数多くありました。 また南北戦争前のアメリカで人々がどんな風に生きていたのかを垣間見られるところも興味深く、アニメの声で脳内変換されるセリフの数々のおかげで一気に読み終わりました。 この話の特に大きな事件であるマフ・ポッターの事件(上のセリフのやり取りの後、彼らが目撃してしまう村を揺るがすような大事件)以降は特に顛末を知っていてもハラハラドキドキします。 かつて自分も子どもだったことを思い出させ、時におかしく、時に懐かしい。そんな気持ちにさせてくれる夏休みの思い出のようなキラキラした作品だと思います。 子どもだった時代はそれぞれまったく違うというのに、この時代を超えた感情は作品の普遍的なテーマがあるからなのだと思う。 今の子どもたちもこんな経験をしているのだろうか。そうだとしたら嬉しいな。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
トム・ソーヤーの冒険
新刊情報をお知らせします。
マーク・トウェイン
柴田元幸
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
アダムとイヴの日記
試し読み
アメリカの爵位権主張者
アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー
アーサー王宮廷のヤンキー
インヴィジブル
王子とこじき
王子と乞食
オズの魔法使い
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲トム・ソーヤーの冒険 ページトップヘ