歴史・時代ランキング(週間)
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2位
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5位日本軍は多大な犠牲を払いつつもグアム島を攻略し、米海軍の攻撃先鋒を潰すことに成功した。これを機に、日本政府は英国を通じて講和を打診をするのだが、米国政府からは一顧だにされない。なぜなら、米軍には強力な戦艦や巨大な空母といった新鋭艦が続々と加わりつつあり、次こそは勝利を得られると確信しているのだ。 米軍が戦力を拡大し続けるのであれば、このまま守りに徹していてもいずれ日本軍は押し負けてしまう。であれば自ら決戦を挑み、圧倒的な勝利をもって米国の戦闘意思を挫くしか道はないのか――。 トラックを根拠地とする米海軍主力を撃滅せよ、との難題を課せられた連合艦隊は乾坤一擲の大作戦を開始した。 「米国を和平交渉の場に引っ張り出すためには、決定的な勝利が必要となる。かの日本海海戦に匹敵するほどの勝利が」 連合艦隊司令長官 山本五十六大将
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7位
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8位米大統領選挙後の混乱をきっかけに統治機能を喪失、内戦状態に中露も介入、ディストピア化しつつあるアメリカを描くシリーズ第六弾! アリューシャン列島のアダック島を急襲したロシア空挺軍。米海軍の手薄な防御を狙った奇襲であったが、間一髪“サイレント・コア”の二個小隊が間に合った。霧深き孤島で突如開かれた戦端、日米露が激突する五里霧中の戦闘の行方は!
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9位思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、 両親に溺愛された美しい娘。 失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。 --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。 嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。 真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。 悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。 だから、宮部みゆきはすごい。 霊験お初シリーズ、第二弾!
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10位桜の季節を迎えた江戸。宗五郎一家の飼い猫菊小僧が家出をし、ひと騒ぎがあった金座裏に、同心の寺坂毅一郎がふらりと姿を見せた。寺坂の従兄弟である畳奉行早乙女家の次男芳次郎が祝言を前に突然姿をくらませてしまったので、秘密裏に探してほしいという。 祝言の相手は三回目の婿取りだが、芳次郎はひと目見るなり惚れ込んでしまったという。ただ、「所帯を持つには、やるべきことがある」とぽつんと洩らしていたのが気にかかる。 政次と亮吉が手がかりを追って探索を広げていくと、芳次郎がやっかいに巻き込まれた気配がして……。
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12位なぜ、人と人は争わねばならないのか? 日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。 かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。 現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。 しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが…… アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。
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13位輿入れした大身旗本は破綻寸前。 嵌められた花嫁を、愛する人々を、市兵衛は護れるか。 虚飾にまみれた名門の奸計を斬る! 鬼しぶ父子も大活躍! 傑作時代小説!! 家格の違いにも拘らず、三千石の旗本岩倉家に輿入れした村山早菜。藩の陰謀で父を失うも唐木市兵衛に助けられた川越藩士の娘だ。 だが、幸せは束の間だった。市兵衛は兄・片岡信正から、岩倉家の逼迫した台所事情を知らされ、憤る。 早菜の幸福を願う後見人の大店両替商《近江屋》の財を貪らんとする卑劣な縁組か。 そんな折、変死体を調べる渋井父子は妙な金貸の噂を聞く・・・・・・。
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14位(上巻 1939-42)指揮官は何を考え、いかに決断したのか? 20世紀で最も偉大なイギリスの軍事史家が、第一次史料をもとに生涯をかけて、さまざまな局面を詳細に分析した不朽の名著。戦況図付 まえがき キャスリーン・リデルハート 第一部 プレリュード 第一章 戦争を早めたもの 第二章 開戦時における両陣営戦力 第二部 開 戦―一九三九年~四〇年 第三章 ポーランド侵略 第四章 『奇妙な戦争(ファニー・ウォー)』 第五章 フィンランド侵略 第三部 激 浪―一九四〇年 第六章 ノルウェー侵入 第七章 西部の蹂躙 第八章 英本土防衛戦(バトル・オブ・ブリテン) 第九章 エジプトからの反撃 第一〇章 イタリア領東アフリカの制圧 第四部 戦火拡大―一九四一年 第一一章 バルカン諸国とクレタ島の攻略 第一二章 ヒトラーのソ連志向 第一三章 ソ連侵攻 第一四章 ロンメルのアフリカ進撃 第一五章 《十字軍(クルセイダー)作戦》 第一六章 極東の戦雲 第一七章 日本軍の圧倒的勝利 第五部 転換期―一九四二年 第一八章 独ソ戦局の転換 第一九章 ロンメルの絶頂期 第二〇章 アフリカ戦局の転換 第二一章 《たいまつ(ト ーチ)作戦》―大西洋からの新援軍 第二二章 チュニスへの競走 第二三章 太平洋戦争の転機 第二四章 大西洋の戦い (下巻 1943-45)戦争の経過を詳細に描き、勝敗を決定した指揮官たちの軍事的判断に対し評価を下す。大戦後半期、すでに戦後の世界を想定していた連合国の指導者たちの駆け引きを活写する。戦況図付 第六部 衰退期 一九四三年 第二五章 アフリカ掃討 第二六章 ヨーロッパ再上陸―シチリア経由 第二七章 イタリア侵攻―降伏と阻止 第二八章 ドイツ軍のロシア戦線敗退 第二九章 太平洋における日本軍の退潮 第七部 全面的退潮 一九四四年 第三〇章 ローマ占領とイタリア戦線第二の停滞 第三一章 フランス解放 第三二章 ソヴィエト・ロシアの解放 第三三章 爆撃強化―対ドイツ戦略空軍攻勢 第三四章 南西太平洋およびビルマの解放 第三五章 ヒトラーのアルデンヌ大反攻 第八部 終章 一九四五年 第三六章 ヴィスワ川からオーデル川へ 第三七章 イタリアにおけるヒトラーの覇権の崩壊 第三八章 ドイツの崩壊 第三九章 日本の崩壊 第九部 エピローグ 第四〇章 むすび 引用文献一覧 リデルハート著作一覧 訳者あとがき 解説 石津朋之 原注 年表 事項一覧
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16位
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17位※この電子書籍は合本版にも収録されます※ 「作戦名は」源田はたずねた。 真田は死刑を求刑する酷薄な検事のような声で言った。 「〈贖罪〉作戦。実にこう、意味深な名前だろう」 陥落の危機に瀕する北米戦線を維持すべく、日本からバンクーバーへ向け支援船団が出航した。だが、凍れる北太平洋でUボートの襲撃が! 急造の日英協同対潜護衛戦隊〈タイフーン〉は〝眼下の敵〟から物資満載の大船団を守り切れるのか!? そして、太平洋から〝海の狼〟の脅威を排除するため、日英米同盟はパナマ運河侵攻を決断、その名も〈贖罪〉作戦を発動する!! パナマ地峡にひしめく第三帝国装甲部隊、押し寄せる日英強襲上陸部隊……両軍の総力を挙げた決戦のときが迫る。戦記巨篇、いよいよクライマックスへ。 著者最大のシリーズを合本する愛蔵版。第三巻には本篇8「死戦の太平洋1」、本篇9「死戦の太平洋2」、本篇10「パナマ侵攻1」、本篇11「パナマ侵攻2」を収録。
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18位天皇親政を願う後醍醐天皇の檄に応じた楠木正成は、金剛山の小城赤坂に兵を挙げた。自軍に百倍する幕府軍を翻弄するも、天皇は捕われ、隠岐に流された。潜伏した正成の奪回工作は成功し、隠岐を脱出した後醍醐天皇は、船上山に倒幕の旗をかかげた。機を見るに敏な足利高氏は幕府を裏切り京都を占領、新田義貞もまた関東に兵を挙げ、鎌倉を攻撃した。権勢をふるった北条氏は遂に亡んだが、公家は驕りたかぶり、諸国武士は恩賞をめぐり争い、騒乱は続く。征夷大将軍の座を狙う足利尊氏と新田義貞の対立は激しさを増し、世は南北朝対立の時代に突入していった。
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19位
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21位兄は殺されたんです! 妹は栄次郎に訴える。 だが決定的な謎が浮上。 兄が首吊りしていたそばに血のついた匕首。 さらに、匕首で刺殺された女の死骸。 女を刺した上での首吊り? だが妹は兄の無実も訴える。 一橋治済の庶子、三味線の名手で田宮流居合術の達人、矢内栄次郎を若い女が訪ねてきた。首を括って死んだ兄・多吉の件だという。兄は自分で死ぬとは考えられず殺されたと訴える。しかも、首吊りのそばに血のついた匕首があり、三ノ輪で女が匕首で刺されて死んでいるのが判明。多吉は女を刺した上で首を括ったとされた。が、妹は兄の無実も訴える。栄次郎は⋯⋯。 大人気シリーズ第29弾!
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22位米上陸部隊の圧倒的な物量に、玉砕目前という日本軍ミッドウェイ守備隊。救援に向かう帝国海軍第三艦隊は苛烈な米機動部隊の総攻撃をかわし、太平洋の覇権を手中に収められるのか!?
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23位吉川英治文庫賞作家・上田秀人がおくる 書下ろし時代小説、最新刊!! 世に怖きは噂の力。 見せよ! 町方同心魂 時は元禄、大坂では莫大な富を得た大商家・淀屋が隆盛をきわめる。 淀屋に借金をする大名が増えて、返済が滞る、さらにカネを借りるという悪循環に陥っていた。 もはや、淀屋は世を動かす重要な歯車になっていることに危惧を覚えた 幕府は、目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じ、淀屋を探らせることに。 大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、 上役の娘だった妻の不貞を許せず、少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。 「淀屋を潰す証拠を見つける」という密命を帯びた中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて、 淀屋の監視を命じる。いっぽうの淀屋も密かに策を練っていたーー。 カネを駆使して武士を水面下で操ることに長けた豪商との争いに直面する 町方同心・山中小鹿は、持ち前の粘り強さでいかに立ち向かうのか。
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24位根津の屋敷で、まこと嬉しそうに野良仕事にいそしむ浪人・徳川京四郎。ふらふらと遊び暮らしているかと思えば、身にまとう着物は牡丹や桜、虎や龍など派手なものばかり。 女読売屋の松子を相棒にして、奇怪な難事件や騒動を快刀乱麻を断つがごとく解決する、謎多き若侍である。また、松子による京四郎の読売や錦絵は、庶民の間で飛ぶように売れていた。 そしてこの京四郎、じつは徳川家の血を引いており、現将軍・吉宗からは、弟や甥のように目をかけられている雲上人なのである。 そんな変わり者の若さま京四郎が、将軍拝領の妖刀村正をひっさげ、許せぬ悪を成敗していく! 痛快時代小説のシリーズ第四弾!
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25位出世だけが生きがい? 本分を蔑ろの組頭が、道を違え墓穴を掘る! 大番士が町人を打擲した! 書院番組頭からの通報に、目付が現場に急行すると…。 大番組頭との話の違いに、真実を追う目付の執念! 書院番組頭から目付筆頭妹尾十左衛門宛に、市中で大番士が町人を打擲したとの報らせが入る。桐野仁之丞が担当し現場に駆け付けると、当の組頭が、詫びと称して被害の町人らと宴会をしていた。一方、大番士たちの組頭に話を聞くと話に食い違いがあった。桐野らが調べ始めると、被害者と思われた町人たちが「追い剥ぎ」をしていたことが明らかに。出世に焦る武士の悲哀。 組頭からの通報に謎、大人気シリーズ第14弾!
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28位累計590万部突破! 「蒼穹の昴」シリーズ第5部完結巻! シリーズ史上、もっとも哀切なラストに涙する。 ふたたび玉座へ。 ラストエンペラー・溥儀は満洲国皇帝に。 日中史の最大の転換点を描き切る奇蹟の小説! 日本軍による張作霖爆殺で、自らの足を失った吉永将は、関東軍への強い不信を募らせていた。 満洲国建国の真の目的は何なのか。 新京では人々のあらゆる思惑を呑み込み、溥儀の皇帝即位の大礼の準備が進んでいた。 その裏に隠された悲劇。その時、春児は。 1934年新京。 梁文秀、李春雲の支えを得て、溥儀はついに満洲国皇帝になる。 上海に帰還した張学良は、次々に襲い来る刺客を返り討ちにしつつ、 龍玉を抱きこの国を統べるべき救世主を探し続ける。 満洲に生きる希望を見いだそうとした正太と修の進む道は。
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29位麝香の香りをさせる女密偵の思惑を《仏》の重蔵が暴く! 大店の主殺しが続くが、どこも病、自殺という。いったい誰が何のために? 誰もが口を閉ざす中、重蔵が襲われる……。 大店の主が殺される事件が続く中、戸部重蔵の前に、火盗の密偵だと名乗る色気たっぷりの年増女が現れる。家族も口を閉ざし、殺された商人たちにつながりも見えず、探索は進まないが、なぜかあちこちで女に出くわす。元は盗っ人《夜桜》のお高として有名だったというが、女は本当に火盗の仕事を?そして重蔵が襲われる……。商家の主殺しと女密偵の謎を、重蔵は解けるのか。
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30位三郎兵衛の警護役桐野。 孫・勘九郎と共に爆死? 残された三郎兵衛は⋯。 二十年前の事件に拘る桐野。 過去を突き放す三郎兵衛に、訳知りに近づき桐野を断罪する謎の男の目的は? 将軍吉宗は二十年前に⋯⋯。 二十年前の失敗を今も悔やむお庭番の桐野。昔のことをいつまで⋯と突き放す大目付の三郎兵衛。そこに根来の源八郎なる謎の男が現れ、すべては桐野の謀と断罪し、桐野と三郎兵衛の仲を裂こうとする。なぜ桐野は真相を追いつづけるのか? 源八郎の狙いとは? 二人の思惑が交差するとき、二十年前の将軍吉宗の過去が明らかになる。吉宗は何をなそうとしていたのか? 好評シリーズ第10弾!
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33位太平洋戦争末期、大本営が企図していた『絶対国防圏』は崩壊し、劣勢のなか獅子奮迅の戦闘を続けて独り気を吐くスーパー・ハイテク艦「大和」だったが、アメリカ軍が日本本土攻撃に王手をかける状況に至り、遂に捷号作戦が発令された。圧倒的な物量を誇るアメリカ軍の猛攻は熾烈をきわめ、そんななかで連合艦隊の戦艦『大和』『武蔵』『長門』は、決戦の場レイテをめざした。レイテ沖では、闘将西村祥治中将率いる戦艦『山城』『扶桑』の第三部隊が、全滅覚悟で米第77機動部隊に突撃を敢行し、空からは神風特別攻撃隊が、爆弾を抱えて敵空母に突っ込んでいった。レイテでは、まさに血で血を洗う地獄絵図が描かれていた。歴史通り、日本は、このまま敗北を喫してしまうのか!?一方、現代から太平洋戦争にタイムスリップしてしまった日米の5人の宇宙飛行士たちは、互いに協力し合って21世紀に戻ろうとするが、果たして彼らの運命は!?血わき肉おどる人気戦記シミュレーション、遂に完結。
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36位
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37位※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!! 本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。 〈収録作品〉 『皇国の守護者1 反逆の戦場』 『皇国の守護者2 勝利なき名誉』 『皇国の守護者3 灰になっても』 『皇国の守護者4 壙穴の城塞』 『皇国の守護者5 英雄たるの代価』 『皇国の守護者6 逆賊死すべし』 『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』 『皇国の守護者8 楽園の凶器』 『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』 「猫たちの戦野」 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 筆者贅言「はじめにみえたもの」
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40位
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42位
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43位日本との開戦を口実に、ドイツに宣戦し世界の覇権を握ろうと考えていたアメリカ。圧倒的な戦力で連合艦隊を撃破された日本は、九州を要塞化し本土決戦を決意する。 同時に、ドイツなどから兵器や技術を輸入し戦力の向上を企図するも、昭和19年秋ごろには九州平野部のほとんどを米軍に占領されてしまう。 さらに勢力拡大を続ける米軍は奪取した九州の飛行場を基地化し、戦略爆撃を開始する。 九州陥落、本土への空襲で日本を追い込むも終わらない対日戦争。マッカーサー率いる部隊は最後の決着をつけるべく、ついに関東上陸作戦を始動する。 相模湾、九十九里浜沖に迫り来る米大艦隊群に、徹底抗戦の構えで立ち向かう日本陸海軍がとった作戦とは……!?
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46位土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!
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47位
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49位この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。
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51位草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。 チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。 「チンギス紀」全17巻、ついに完結。
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52位「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」 ――細谷正充氏(文芸評論家) 信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。 が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が? 焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。 理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
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54位
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56位ホントを見つけるにゃ、思い込みは御法度だぜ。 重蔵の堅実地道な探索。 商家のあるじ夫婦の惨殺に、一人息子の話から若い女が浮かび上がるのだったが…。 帳場から消えた金が教える、下手人の過去からの叫び! 深川の荒物屋で、あるじ夫婦の惨殺死体が見つかる。重蔵と同心千坂京之介、定吉が駆けつけるが、殺された二人を見た定吉は、ひと月ほど前に若い女が二人に詰め寄り、喚くのを見たという。夫婦の一人息子の話からも女が怪しいと踏むのだが、帳場にあった五十両のうち、きっかり二十両だけがなくなっていた。下手人はなぜ全部盗まなかったのか? 重蔵の探索が真実を明かす! 感涙必至の本格的人情捕物帳 第3弾!
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57位
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58位
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59位革命の国が生んだ個性派主力艦ヒストリー。コンパクトな船体に四連装主砲塔を備え、30ノット超の快足を誇った高速戦艦群。母国降伏後、艦隊のプライドをかけた勇壮な戦いの物語! 前ド級戦艦クールベ級に始まり、超ド級戦艦ブルターニュ級、未成戦艦ノルマンディー級・リヨン級を経て、 軍縮条約下の先進技術艦ダンケルク級、世界最後の戦艦リシュリュー級まで、フランス近代戦艦の歴史をたどる。ラディカルな設計思想が生んだ個性的艦容と、連合国艦隊と砲火を交えた知られざる戦いの記録!〈挿画・菅野泰紀〉
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60位
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63位修験者のなりをして国々を放浪する謎の「十三童子」。 役者と見まがうこの色男は、錫杖を鳴らし銀のキセルをふかしながら、欲にまみれた人間たちをこう誘う。 ーー来世で地獄に堕ちてもよいなら、ひとつだけ願ってこの鐘を撞け。 ただし、撞いた者は来世に底なしの無間地獄に堕ち、子も今生で地獄に堕ちる。 撞くか撞かぬは、本人次第。さあ、あなたならどうする? 人の欲をためす不思議の鐘、鳴らすか、やめるか? 今が人生の分かれ道。 ストーリーテリングの凄さ際立つ新星が放つ傑作時代小説! 心の奥底に響く物語。深い、深すぎる。ー細谷正充(文芸評論家) 読むと、心のひだをじゃらんと撫でる音が聞こえる。ー三宅あみ(ジャパネスク・ナビゲーター/江戸文化研究家)
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66位時代劇脚本の名手が贈る、入神の第17弾! ●第一話 初春祝言 天保五年の正月、六平太は年礼回りの付添いに勤しんでいた。今日は木綿問屋信濃屋の主・太兵衛のお供だ。帰途、ならず者に乱暴されている商人を助けに入ろうとしたが、破れ菅笠を被り、黒袴を穿いた小柄な侍が先んじた。なんと侍の正体は? ●第二話 洗濯女 六平太は同心・新九郎の相談に応じていた。上総から妹を探しにきた粂七の訴えだ。妹は洗濯屋に住込みで働いているはずだが、店に行ってみるとすでに畳まれていたという。数日後、主の釜五郎が見つかって、今は出合茶屋を営んでいるのが分かり……。 ●第三話 父と子と 小間物屋寿屋の娘・美鈴との仮祝言に迷う穏蔵は、踏ん切りをつけるべく、六平太と恋仲のおりきに頼みごとをしてみたものの……。一方六平太は、沢田庄助に関宿藩久世家の屋敷へ来てほしいと頭を下げられていた。女乗り物を救ってくれた縁だというが。 ●第四話 春嵐 六平太が師範代を任されている相良道場に女剣士が現れた。是が非でも腕比べをしたいと譲らない。気乗りしないが、師範・庄三郎の命もあって、仕方なく女剣士と立ち会う羽目に。そして寿屋の主・八郎兵衛からは穏蔵の返事があったと知らされて……。
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69位
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70位
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72位テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった! 歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。 マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
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73位不朽の名作、吉川三国志を一気に読める完全版。日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う――以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである(吉川英治歴史時代文庫)。
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75位ミッドウエー海戦を痛み分けに終った日米両国は、講和への道を探ることになり、停戦状態に入る。だが、米大統領ルーズベルトの策謀と、日本侵略を企てるソ連独裁者スターリンの野望が交わり、再戦の火蓋はあっさりときられた。 大和航空戦隊への復讐に燃えるハルゼー、スプルーアンスの指揮のもと、アメリカ太平洋艦隊はミッドウエー海上に大集結。 その圧倒的国力を前に苦戦する日本軍は、目覚ましい戦果をあげた有人魚雷『快天』の他に、開発を進めていた最新鋭戦闘機『天戦』の実戦投入を決意する。 大和航空戦隊はハルゼーに一矢を報いたが、知将スプルーアンス率いる第17任務部隊が、ガダルカナル航空基地を撃破。僚艦の危機を救うべく、世界最強航空戦隊が大海を駆ける──!!
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79位
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81位
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83位「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より) 歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!
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85位運命に翻弄された若き日の酒楽斎とお蘭。 女師範代・乱菊は娘か? 上村逸馬の姉・実香瑠の死は天然流一門を巻き込み、酒楽斎は諏訪の地を訪れる。 乱菊と門弟達は一丸となり、道場の留守を守る。 内藤新宿の美女殺し事件から洒楽斎は否応なく、諏訪にまつわる謎に巻き込まれる。古代の夢のような誇りに支えられてきた小国・諏訪が、弱肉強食の戦国期を、なぜ生き延びられたのか…。洒楽斎は弟子と共に諏訪へと向かう。主不在の天然流道場を守るのは、先読みのお菊と呼ばれる乱菊。それは、夭折したお蘭が恋する男に遺した娘なのか……。 精霊の国・諏訪の謎!
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88位昼間から酒を飲み、釣れぬ釣り堀の番をしながら、日々を遊び暮らす──仙台伊達藩の裏隠密という血なまぐさい過去を捨て、新しい人生を手に入れた矢車真之介。殺しや策謀、裏切り……殺伐とした世界から足を洗ったつもりであったが、やくざの友七や岡っ引き助蔵の手によって、様々な難事件に巻き込まれてしまう。天保四年、夏の江戸。矢場・火的屋に顔を出した真之介は、男女がいい争う場面に遭遇する。仲裁しようとした真之介の胸に、いきなり飛び込んできた女──捨てたはずの過去を知る、真之介の古い馴染みであった……。嫉妬の炎に身を焦がす火的屋の女将・お紺を巻き込み、男女の恋情が思いもよらぬ大事件を呼び込んだ!
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95位元幹部自衛官の著者が放った話題の書、文庫化に伴い最新ブラッシュ・アップ電子版発進! 陸上自衛隊特殊作戦群が“竹島奪還”!? 陸上自衛隊特殊作戦群の秋津陸佐率いる約40名が失踪。直後に「竹島を“奪還”した」と驚愕の宣言がなされる。緊張が走る自衛隊。はたして彼らの真の目的は? 日本政府はどう動くのか? そんななか秋津の婚約者で空自幹部の倉橋日見子は、孤独な24時間の戦いをはじめた……。元空自幹部が、今そこにある日本の危機を描く、迫真緊迫のエンターテインメント!
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96位第1巻『天』が続々ランクイン、大反響!!☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 第1位!/「時代小説SHOW」2022年時代小説ベスト10 文庫書き下ろし部門 第2位!/読書メーター OF THE YEAR 2022 第2位 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 討て。生きるため。 武士の時代の終幕――魂の戦い! 読者の熱烈な支持を受けた、明治バトルロイヤル譚。 待望の第2巻! 東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。 夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。 東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。 文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻! 【文庫書下ろし】
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100位前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明)