海賊とよばれた男(下)
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海賊とよばれた男(下)

902円 (税込)

4pt

この男の生き様は美しい。
本屋大賞の話題作。読まずに語るな。

愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。
この奇跡のような英雄たちは、実在した。

敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。

若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。
「ゼロ」から全てが始まる。

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海賊とよばれた男 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 海賊とよばれた男(上)
    880円 (税込)
    すべてのビジネスマンに捧ぐ。 本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
  • 海賊とよばれた男(下)
    902円 (税込)
    この男の生き様は美しい。 本屋大賞の話題作。読まずに語るな。 愛する家族、社員、そしてこの国の未来のために。 この奇跡のような英雄たちは、実在した。 敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。ホルムズ海峡を突破せよ! 戦後、国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に蹂躙される日本。内外の敵に包囲され窮地に陥った鐡造は乾坤一擲の勝負に出る。それは大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。世界が驚倒した「日章丸事件」の真実。 若き頃、小さな日本の海で海賊とよばれた男は、石油を武器に、世界と対峙する大きな野望を持っていた。 「ゼロ」から全てが始まる。

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海賊とよばれた男(下) のユーザーレビュー

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    購入済み

    生涯人間尊重の信念を貫き妥協を許さず戦い続けた鋳造の生きざまには感動を通り越して畏怖の念を抱きます。
    現代ではなかなか通用しない観念かもしれませんが、これこそが日本人の美徳でこれからの日本を背負っていく若い人たちには特に読んでもらいたい物語です。

    1
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    ノンフィクションであり、フィクション小説という感じか。
    歴史の教科書の行と行の間の物語を読んでいる感じだが、
    石油に対する人類の考えを思い知らされた感じがする。

    史実としてもっと日本人が知るべき作品なのかなと思いました。
    久々によい作品に出合えました。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    愛する家族・社員のため、国益のため信念を曲げず、周りに流されずに信念を貫く姿勢。今の日本があるのは彼がいたからといっても過言ではない。彼の生き様にともかく感銘を受けました。教科書にしてもいいレベルの名作です。
    今の日本に彼のような人はいるのだろうか。
    日本の高度経済成長が彼のような人のおかげだとする

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    在り方について再考する機会に感謝。
    下巻で私が沁みたのは、日田重太郎氏の存在。
    上巻でもその言葉に涙したが、下巻はその集大成。
    国岡商店の本当の生みの親といっても過言ではない。
    フィナーレで蘇るタンク底に笑顔で潜っていく男たちの姿。3人のレンガ職人を彷彿とさせる。
    紛れもなく人間尊重の信念が信頼と希

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    社員を家族として考え、経営難に陥る危機があったとしても馘首することは考えず活路を見つけた生き方に終始引き込まれました。入社まもない社員を切り捨てる話が上がったときも周りに流されず自分の考えをしっかりと周りに伝え改めさせたところも感動した場面でした。
    常に日本のためを第一に考え行動した田岡鐡造の生き様

    0
    2023年12月26日

    Posted by ブクログ

    国岡鉄造と一緒に年を重ねているような充実した読書時間だった。終盤で鉄造が創業以来の月日を振り返った時、思わず私までしみじみとした。

    もともとこの本は、「経営者の気持ち」を知りたくて手に取った。

    最も印象的なのは、店員(従業員)が歓喜した時には悲観し、皆が絶望している時には楽観する、と真逆の発想を

    0
    2023年10月07日

    Posted by ブクログ

    2013年本屋大賞受賞作品
    以前に読んだ「永遠の0」と似ているのだが、また一味違う読後感。
    この作品も自分が今まで読んだ本の中で最上級の作品だと感じている。
    出光の創始者である出光佐三さんがモデル。史実とフィクションが組み込まれながらの作品で凄く読み応えのある作品だった。

    国岡鐵造の日本男子として

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。
    出光佐三という人間から勇気がもらえる。
    何十年にもわたって感動させることができる人物こそ偉人であると思った。

    0
    2023年09月16日

    Posted by ブクログ

     主人公(国岡)は、隙あらばチャンスと考え、事業を拡大していく。その豪快さと勘の鋭さに驚嘆した。学生の時から、これからは石油の時代になる。と考えていたことも、圧巻させられた。海賊とよばれてきた意味がすぐに分かった。

     国岡は強さと優しさを併せ持つ男であった。

     社長(国岡)と従業員の信頼ある関係

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    上よりもさらに面白く、あっという間に読めた。
    特にイランから石油を運んでくるまでの内容は、手に汗握る展開でハラハラしながら読んだ。
    主人公の信念を曲げない姿勢、先を見通す力は本当にすごい。

    「人を大事にする」姿勢が、今の日本人には圧倒的に足りていないのではと感じた。

    0
    2023年08月01日

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