谷甲州の作品一覧
「谷甲州」の「覇者の戦塵1943 激闘 東太平洋海戦」「覇者の戦塵1942 激突 シベリア戦線」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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大阪工業大学工学部土木工学科卒。『137機動旅団』でデビュー。同作で第2回奇想天外SF新人賞佳作受賞。『火星鉄道一九』(マーシャン・レイルロード)で第18回星雲賞短編部門受賞。その他作品に『航空宇宙軍史シリーズ』、『軌道傭兵(オービット・コマンド)シリーズ』、『山岳シリーズ』などがある。
Posted by ブクログ
第二部はあまり評判が良くないようであったが、私は非常に楽しめた。
ただ、第一部では小野寺と阿部玲子との関係性や、「異変」を前に各個人がどのような思惑で動くかといった個人レベルでの感情の動きがよく見えて面白かったが、第二部では政治的な駆け引きや「異変」後の世界情勢等の描写が多く、それでいてページ量は第一部と同じ程度のため、個人の感情の動きや思惑があまり見えづらかったのが残念だった。特に小野寺が25年の間、どのように生活してきたかの描写が少ないため、阿部玲子と再開した際のp375「無にしてしまうには、この26年間は重すぎる」の重たさが伝わったこなかったのがもう一つ物足りなかったように思う。
ただし