小説・文芸 - 朝日新聞出版作品一覧
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-―――――――――――――――――――――― 日米の諜報機関に狙われた男―― 正体不明な勢力、連鎖する謎と危機。 ジャズ×格闘×スパイ×SF! 圧巻の国際謀略活劇、復刊!! ―――――――――――――――――――――― 気鋭のミュージシャン・橘章次郎のもとに舞い込んだ 米国のジャズフェスティバルへの出演依頼。 この突然の大抜擢により、 彼は日米政府をも巻き込む暗闘へと 否応なく巻き込まれていく……。 伝奇×格闘×音楽がセッションする 壮大な国際謀略活劇。初期名作が復刊! 《解説・関口苑生》 ※本書は、2011年刊の朝日文庫『獅子神(バール)の密命』を改題した新装版です。 復刊にあたり、初刊刊行時のタイトルに戻しました。
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-さまざまな人の善意で設立された、こどもホスピス「うみそら」。ここで過ごした家族の物語を描き、グリーフケアなどの課題にも踏み込む。こどもたちの思い、家族の葛藤、ボランティアの奮闘など、「うみそら」に集まった人びとの足跡を丹念に追った感動の記録。
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-外科医から70歳近くで訪問診療医となった著者が見てきた、700人超の生老病死。自分が死ぬということを認識しないまま亡くなる患者がいかに多いか。一方で、自らの人生に深く根差した死を実現する人もいる。多死社会のなかで、いかに自分の老いと死にきちんと向き合っていくか、豊富な実例をもとに考察する。
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-2020年から2年半、特派員として現地に暮らし、イランの実体を追ったノンフィクション。国にはびこる真の「悪」とはいったいなにか。世界最大のテロ支援国家、嫌米国家の動きから米中ロの覇権争い、世界の勢力図の実相が見えてくる。
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-本塁打王、2度目のMVPを獲得し、プロスポーツ史上最高額でロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平。渡米以来、その進化の過程を見続けた米国のジャーナリストが語る「二刀流」のすごさとは。データ分析や取材を通して浮かび上がってきた独自の野球哲学、移籍後の展望など徹底解説する。
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5.0異常なほど娘に執着した母親。やがて彼女は薬物依存症に陥った。「いっそ死んでくれ」と願う娘と「産むんじゃなかった」と悔やむ母。母に隠されたコンプレックス、そして依存症家族の未来とは。医師として活躍する著者の知られざる告白。
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-天安門事件後も「関与政策」を支持したアメリカはなぜ「対中強硬」に変わったのか。表向きの覇権争いとは別の「対中強硬」に突き進んだ真相を追う。台湾海峡有事など日本にとっての地政学的リスクにも迫る。ニクソン訪中団にも同行した高官ら第一級証言による国際ノンフィクション。
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-2.26事件では凶弾を浴び、昭和天皇に懇願されて、戦局が絶望的な時期に首相になった鈴木貫太郎。「戦争継続だ」と軍部も国民も欺き、「終戦」にこぎつけた。92歳になった孫娘が、苦悩する祖父の素顔と波乱の一生を描く。監修・解説は昭和史の泰斗・保阪正康。
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-2019年12月、アフガニスタンで起きた人道NGO「ペシャワール会」の中村哲医師の殺害事件。朝日新聞記者や現地助手は、その実行犯を特定。犯行グループの素性や人脈を徹底的に調べ上げ浮かび上がった背後には、国際テロ組織や諜報機関の存在があった。3年半にわたる追跡取材の記録。
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-「野の花診療所」では今日も誰かがこの世を去っていく。死はつらく、悲しい現場ではあるけれど、必ずどこかに人間の持つ温かみやユーモアがある。鳥取で長年ホスピスをやってきた医師が、死に向かう人々とその家族の健闘をうつしだしたエッセイ。
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-2014年以降、北朝鮮による拉致問題に進展は見られない。当時の交渉のキーマン「ミスターX」の正体をはじめ、交渉過程やストックホルム合意前後の舞台裏、帰国者の証言を分析した「極秘文書」、田中均氏ら重要人物たちへのインタビューから交渉の行方を追う。解説・斎木昭隆氏。
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5.0超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。
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4.0貴族の城から暇を出された娘・シルビアを故郷まで護衛することになったD。なぜなら貴族の下で働いていた者は“擬似吸血鬼”になっている恐れがあり、彼女を始末しようと襲ってくる人間たちがいるからだ。その上、貴族の息子・ナイトフォールがシルビアを連れ戻そうと追ってきて、Dとの間で壮絶な戦いを繰り広げる。果たしてシルビアは“人間”か、それとも“擬似吸血鬼”なのか?また、彼女を追うナイトフォールの目的は!?
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4.6辺境の小村ランシルバに通じる街道で“貴族の口づけ”を受けたドリスは、吸血鬼ハンターを探していた。西暦12090年、長らく人類の上に君臨してきた吸血鬼は、種として滅びの時を迎えても、なお人類の畏怖の対象であり、吸血鬼ハンターは最高の技を持つ者に限られていた。そしてドリスが、ついに出会ったハンターの名は“D”、旅人帽を目深に被った美貌の青年だった。
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4.3作家夫婦は病と死に向き合い、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶に苦しみ、その後を生き抜く。大反響を呼んだ朝日新聞連載のエッセイ。文庫化に際し、夫の藤田さんが亡くなってから3年10カ月、現在の心境を加筆。解説は林真理子氏。
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5.01939年9月1日、英仏と同盟を結ぶ「軍事大国ポーランド」に攻め込んだドイツは、わずか1カ月で掌握。ヒトラーとスターリンの密約により同国を分割併合する。「第二次世界大戦の発火点」とされる戦いの核心に迫る戦記ノンフィクション。
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4.590歳で白血病・認知症の父と、84歳で寝たきり・目の見えない母を介護することになった著者。両親の愛着たっぷりの家での在宅介護を目標に介護福祉士の資格まで取得したものの……。福祉サービスをはじめ、お役立ち情報満載の介護奮闘記。
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-18歳で欧州のビッグクラブに加入し、将来を嘱望された宮市選手。だが、その後の歩みは苦難の連続だった。極め付きが10年ぶりの日本代表戦での右膝前十字靱帯断裂。4度の手術を経てなお、なぜ前を向き続けられたのか。その力の源泉に迫る。
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3.01966年、京都の若者5人が芸能界にデビュー。沢田研二は、たちまち大スターに。だが、「時代の寵児」であり続けるためには、競争に生き残らなければならない。熾烈なヒットチャート争いと賞レースを、いかに制したか。頂点を極めるまでのジュリーの全軌跡。圧巻の情報量で、歌謡曲黄金時代を描き切る。
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-3世紀のメソアメリカで10万人が暮らしたとされる謎の古代都市テオティワカン。「月」「太陽」「羽毛の蛇」ピラミッドはどうつくられたのか。40年間現地で発掘調査を続ける著者が構造、生贄(いけにえ)埋葬の実態を明かす。貴重なカラー図版多数。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こんな羽生結弦、見たことない 競技者を超えて “絶対王者”の新境地 全112ページ、孤高の表現者と蜷川実花による唯一無双の写真集 ■蜷川実花の完全撮り下ろし! 6シーン64カットを収録 真っ赤な衣装、通称“赤マグマ”に身を包み、鬼気迫る表情を見せたかと思えば、美しい藤棚の前で儚げにたたずむ……。6つのシチュエーションから切り取った、これまでに見たことのない羽生さんをお届けします。 日本を代表する表現者同士が生み出した貴重な写真の数々は一枚たりとも見逃せません。2023年8月7日発売「AERA8月14-21日合併」で大きな話題を呼んだ「赤バラ」、「青傘」の未公開ショットもお楽しみに。 ■羽生結弦 独占インタビューを完全収録 昨夏、プロフィギュアスケーターとして新たにスタートを切るや、数々のチャレンジを重ね、史上初の東京ドーム単独公演を実現。11月には自身初となる単独ツアーを控えるなど、フィギュアスケートに新たな歴史を刻み続けている羽生さん。自ら道を切り拓いてきた1年を振り返りながら、そこで得た収穫やスケートへの思い、見えてきた可能性まで、語りつくしたインタビューを余すところなく収録しました。聞き手には、スポーツライターの松原孝臣さんを迎えています。 ■プロ転向1年 アイスショー全記録 プロ転向後、初の単独アイスショー「プロローグ」から、3万5千人を観客動員した東京ドーム公演「GIFT」、ゆかりの深いスケーターやゲストを迎えて行った「notte stellata」と、プロスケーターとして3つの公演を完徹。そして出演した「スターズ・オン・アイス」、毎年恒例の「ファンタジー・オン・アイス」の5公演について、写真とともに記録します。 ■羽生結弦に聞く 100問100答 撮影の合間を縫って、羽生さんに100の質問をお聞きしました。「好きな駄菓子」「行ってみたい場所」「子どもの頃好きだった遊具」「持っているなかで一番大きなプーさんのサイズ」などカジュアルな質問から、「スケートをしていてよかったと思う瞬間」「10年後は何をしている?」など100問に回答。どの答えからも、羽生さんのまっすぐな人柄が伝わってきます。 ■撮影ドキュメント263分 蜷川実花が撮り下ろした263分を13のオフショットとともに、誌上でお届けします。メイクルームに入る前に、「先にあいさつを」とスタッフのもとを訪ねるシーンやフィッティングの様子、撮影時のやりとりまで記録しました。唯一無二の写真が生まれた裏側をご覧ください。 ■羽生結弦の伴走者たち 選手時代から羽生さんの表現を支えてきた3人のクリエーターのインタビューも収録。プログラムの音を支える音響デザイナー・矢野桂一さん、楽曲制作を担い、プライベートでも親交の深いピアニスト・清塚信也さん、そして細部までこだわり尽くされているコスチュームの衣装デザイナー・伊藤聡美さんに、クリエイティブを通して見えた羽生さんの素顔をお聞きしました。 【CONTENTS】 ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session1 ・巻頭コラム「ただ一人到達し得た孤高の世界」 ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session2 ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session3 ・独占インタビュー「スケートの心地よさ 表現できる幸せをなくさないようにしたい」 (聞き手:松原孝臣) ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session4 ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session5 ・100問100答 PART1 ・氷上を鮮やかに彩るコスチュームデザインの世界 ・羽生結弦の伴走者たち(伊藤聡美、清塚信也、矢野桂一) ・Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 GIFT公演後一問一答 ・プロ転向1年の軌跡 アイスショー全記録「氷上に置いてきた夢をつかみとるために」 ・100問100答 PART2 ・DOCUMENT 263min 羽生結弦×蜷川実花フォトセッション舞台裏 ・Hanyu Yuzuru × Ninagawa Mika session6 ・蜷川実花 セッションを終えて「すべてを超越する『羽生結弦』という表現」 ・extra On AERA Covers 2018-2023
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4.4さまざまな国の人が集まる大阪・ミナミ。日本屈指の繁華街に、移民の子どもを支える市民団体「Minamiこども教室」がある。著者は記者としての取材を兼ね、ボランティアを続けてきた。「移民のルーツをもつ子どもたち」と接するなかで見えてきた「共生」の本質を、多数のエピソードから描く。
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4.0「百人斬り」や虐殺人数など南京事件をめぐる論争は続く。しかし当時の日本の新聞が何をどう報じたかを検証した研究や著作はない。本書は南京陥落前後の全国紙〈地方版含む〉と地方紙を渉猟し、当時の新聞が何を書き、何を書かなかったか具体的に描く。
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4.5久米宏、初の書き下ろし自叙伝が待望の文庫化! メディアに生きた日々を色鮮やかにつづる。ラジオで頭角を現した新人時代、国民的番組「ザ・ベストテン」「ぴったし カン・カン」、報道を変えた革命的な番組「ニュースステーション」まですべてをつづる。
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3.6人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルの著者は、音楽家として社会の問題に向き合い続けている。その思い、音楽を届ける喜び・苦悩、日常の出来事、心に残った言葉、生前交流のあった坂本龍一氏のことなどを、研ぎ澄まされた感覚でつづった一冊。
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4.0「おおきくなったらしょうぎのめいじんになりたいです」 と夢を綴った6歳の少年。 それから14年後―― 朝日新聞大好評連載、待望の第二弾! 高校生棋士として熱戦を繰り広げた藤井聡太。 数々の最年少記録を打ち立て、華々しい偉業を重ねるまでには、 知られざる試練が待ち受けていた――。 初タイトル獲得から、五冠となるまで戦いぶりを収めた他、 名人を獲得して七冠を達成するまでの軌跡をまとめた「特別編」を収載。 密着取材で垣間見えた、藤井の知られざる素顔とは。 貴重なカラー口絵も満載! 【目次】 第一章 奮闘編――高校生棋士の熱戦 和服デビューの早指し戦 「序盤の村山」が温めてきた妙手 詰将棋の第一人者が感じる新たな可能性 夢の新旧「中学生棋士」対決、まさかの結末 羽生善治との2度目の対戦 初のタイトル挑戦へあと1勝で痛恨のミス 超早指し戦で「一流」の手を披露 「西の王子」破り、初の王位リーグ入り など 第二章 黎明編――タイトル挑戦に立ちはだかる壁 〝ジェット機〞藤井の桁違いのスピード感 千田に押し切られ、逃した3連覇 初黒星の朝日杯、解説会での鋭い読み 年上の後輩、初参加で先にタイトル挑戦権 5度目の正直で藤井に勝つ 消費時間3時間半VS.30分からの逆転劇 「大横綱でも難しい」勝率8割のすごさ 順位戦唯一の黒星 「将棋を食べてるようだ」 など 第三章 戴冠編――歴史を塗り替える少年 永瀬との「芸術作品」の激戦 終盤の鋭い踏み込み、棋士たちはどよめいた 和服姿に込めた師匠の思い 残り10分、永瀬の猛襲に異彩放つ受け 佐々木勇気との対局「最も印象的」 「バケモノ」が放ったありえない手 受け師・木村のわなをかいくぐる 最年少17歳11カ月、ついにタイトル獲得 「AIが6億手読んで示した手」の裏側 再び塗り替えられた将棋界の歴史 など 第四章 試練編――棋界の主人公たちとの激闘 谷川と「新旧天才の激闘」 1500万円で落札された封じ手 三冠への第一歩、羽生善治との戦い 初のタイトル獲得、ようやく「本編」へ 二冠同士、豊島との激突 最年少で通算200勝、だが―― 対局後の食事で垣間見えた師弟の魅力 「結果が出なかった」30秒将棋を物にする など 第五章 画期編――逆転負けの「あの日」を超える 公式戦6連敗、難敵・豊島将之との戦い 「犠打」で形勢逆転、B級1組へ 雪辱に燃える渡辺明に、負け覚悟の一手 終電まで続いた三浦の反省会 「高校生棋士」に前向きな別れ 藤井を追いかけ続ける男 「こんな手、人間業じゃない!」 など 第六章 躍動編――全冠制覇という理想 タイトル数より「中身の濃さ」、最優秀棋士賞に 「鬼のすみか」初戦、深夜の反撃 挑戦するのは羽生か豊島か 初のタイトル防衛戦、海を眺めていた 藤井が着た和服「いつもきれいに畳まれている」 「ラスボス」が口にした謙虚すぎる言葉 最年少18歳11カ月で最高段位の九段 竜王に挑戦、豊島との番勝負がうれしい 不敗の三冠誕生の夜に初めて語った言葉 泣き腫らす藤井が写る、一枚の写真 など 第七章 蒼天編――揺るぎない心技体 もっと強くなった先に、思い描く蒼天は 対局ラッシュ下、藤井の体調管理 「どんどん強くなる」、豊島との激闘が証明 「藤井さんはかわいいものが好き」? 羽生との大一番、攻防兼ねた終盤の妙手 豊島の読みのほころびを見抜いた! 揺るぎない心技体のみなもと 冬将軍・渡辺明との戦いへ 振り飛車は「考えたことがないです」 ニコニコ、藤井のユーモラスな横顔 など 第八章 五冠編――頂上はどこにあるか? 難敵キノコ克服宣言! 「読書感想文、苦手なんです」 19歳の双肩にかかる重み 渡辺明の「不敗神話」に終止符 A級昇級、千田に敗れ持ち越し 将棋のことを考えながら歩く姿 仲の良い師弟の「勝ち星競争」 地理好きの素顔、見えない頂めざし続けて 佐々木勇気との熱戦、A級昇級なるか など 第九章 疾走編――止まらない防衛ロード 「誰が藤井に勝つのか」の時代 天童で人間将棋「うれしゅうござる」 藤井との初タイトル戦、永瀬「しがみついていく」 六冠めざす第一歩で敗れる 十七世名人・谷川から藤井へ受け継がれるもの 20年ぶりの2回千日手、連勝を止めた永瀬 子ども「一番強かったプロ棋士は?」 など 最終章 特別編――名人を摑んだ6歳の少年 「絶対に取りたい」名人への特別な思い 14年前の「自分に教えてあげたい」 順位戦の勝率・9割1分9厘の衝撃 一般棋戦・タイトル戦を全て制覇 平成の大名人VS.令和のスーパースター 歴史に対峙した藤井と渡辺 「自分は棋士の価値を信じています」 「藤井聡太の時代」の到来
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4.0「やんちゃだった僕を初めて認めてくれた」。かまいたち・濱家さんがそう話すのは、小学校時代の恩師である久保敬先生のこと。常に生徒の良い所を褒め、伸ばそうとする姿を生徒はキャッチしていた。定年を迎えた久保先生と、大人になったかつての教え子を訪ね、「先生」の在り方を探る。
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-検閲があるなか、真実はどこまで伝えられたのか。夫から、息子からの手紙で家族は何を知ったか。日中戦争から太平洋戦争までの兵と家族・故郷の交信の記録から、修羅の戦場を兵たちがいかに生きたか、死んだかを読み解く貴重な記録。
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3.0佐賀藩士で二刀流の達人、牟田文之助は1853年から2年間、剣術修行の旅に出て「諸国廻歴日録」という日記を残した。秋田から江戸、九州の道場を訪ね歩いた記録から、時代小説とは全く異なる剣術修行の実態や旅の様子がわかる。
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3.3心にもない「死刑判決文」を書かされた熊本は懊悩(おうのう)し、裁判官を辞め、やがて行方不明となる。事件から40年以上が経ち、突然マスコミの前に現れて「あの裁判は間違っていた」と語り出す。償いなのか、売名行為なのか? 大幅加筆で[完全版]として緊急出版!!
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5.0金正恩体制生き残りを賭けたギャンブル 北朝鮮問題の核心に挑む国際報道の金字塔! 各国要人150人超への取材で現代史の暗部に迫ったノンフィクション大作 緊急復刊! 2002年9月の小泉訪朝で、重要な役割を演じた北朝鮮の「ミスターX」とは何者だったのか。朝鮮半島「核危機」をめぐる六者協議の舞台裏で、各国が繰り広げた複雑な駆け引きを、多数の要人へのインタビューにより解明し、現代史の闇に迫ったノンフィクション大作。
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4.0朝日新聞の大人気連載が待望の文庫化! タイトル獲得の舞台裏から睡眠時間、勉強法まで、 将棋界の歴史を動かした不世出の棋士を知る決定版。 どのような環境で生まれ育ち、どのように将棋と出合い、強くなっていったのか。 本人、家族、個性豊かな対戦相手の棋士の取材で浮かび上がった、 ニューヒーローの素顔と、強さの本質。 自宅での本人インタビューの様子や、 家族提供の貴重な写真もカラー口絵で多数収載。 [目次] 【第一章】 成長編 ――誕生、将棋との出合い 2002年「羽生世代」の時代 聡太をつくった子育て法 6歳、夢は名人 「早くおじいちゃんになりたい」 「名人を超えてみせろ」 奨励会への登竜門 「選ばれた才能の持ち主」の手 将棋盤を覆って号泣、母がひっぺがした 9歳、詰将棋で大人に次々と勝つ 始まりの「クリームソーダ」 【第二章】 修業編――史上最年少棋士の誕生 小4、関西奨励会へ 羽生や加藤一二三より早い初段 トップアマのアパートに通う日々 中高一貫校への受験を決めた理由 「神業としか言いようがない」詰将棋の速さ 鉄道好き、公式戦帰りに各駅停車の旅 豊島将之との練習将棋 東京での武者修行 匿名でネット対局、中1でプロ並みの点に 幹事の予想を覆す勝ちっぷり 振り飛車に敗れる 序盤の活路はAIに プロ入り争いは最終戦へ 史上最年少棋士の誕生 【第三章】 飛躍編 ――驚異の29連勝の舞台裏 「神武以来の天才」との初戦 「ジョーズに攻めてクルーニー」 「優勝できたのは望外です」 色紙に書いた27手詰め 「炎の七番勝負」で羽生と対決 有力な「将棋めし」は 「神に選ばれた」20連勝 大人びた読書で培った言語感覚 藤井家を訪ねる 「相対的にというよりは、絶対的に強くなりたい」 睡眠時間、学校生活、勉強法について 異様な興奮と静寂 連勝止めた佐々木「私たち世代の意地」 豊島が指さなかった手を指摘 「やっぱり強いな」AIの影響感じた豊島 対照的なプロ入りをした「しょったん」 「意表をつこう」増田の秘策 藤井と対照的な指導法 【第四章】 挑戦編――「雲の上」の存在との戦い ブームの到来 将棋一本か進学か 近づけど、なかなか届かぬタイトル戦 「雲の上」の名人を破る 「肉を切らせて骨を断つ」最短の勝ち 羽生先生と「夢の対決」 「1〜2カ月で、グンと強く」脅威感じた斎藤 「追われる怖さ感じた」 広瀬「国民的スターとどう戦うか」 「藤井君の本気」を引き出す 都成を奮起させた谷川の苦言 【第五章】 激闘編――トップ棋士への道 藤井の「恩返し」 脈々と引き継がれる師匠の願い 「趣味」の詰将棋で浮かべた笑顔 猛スピードで詰将棋を解く幼稚園児がいた! 藤井に公式戦で勝った最年長棋士 羽生と一騎打ちの将棋大賞選考 井上一門4人目の刺客 歴史に残る「ホームラン」の一手 「寝て起きると強くなっている」 トップ棋士の条件 45歳苦労人、スーパースターに挑む 「1分将棋でも本当に正確」 最後の新人王戦へ 初めての番勝負で最年少優勝 「弟」を気遣う姉弟子 「棋士」でいる間、母は 【第六章】 鮮烈編――師弟の絆 まさに「最先端の将棋」 最年少、最速100勝へ 藤井の丁寧な感想戦 A級棋士に圧巻の指し回し 和装の「勝負服」で師匠は挑んだ 「歴史的瞬間」は最終局へ 行方「この子と真剣勝負か」 渡辺明とのギリギリの戦い あの子もこの子も将棋教室へ 「振り駒」には弱い 八段に昇った師匠 「共に戦える日を待っている」 目隠し詰将棋に4秒で正解 藤井が仕掛けた「毒まんじゅう」 【第七章】 鍛錬編――しのぎを削る棋士たち 藤井が描く新しい棋士像 平成生まれの名人が語る危機感 受けの名手・木村へ、宣言通りの鋭い攻め 「率直に言って、強すぎる」 将棋以外もうまくなった 難敵・久保「タフな対局」 その歩を取るか! 超早指し戦で羽生も感嘆「ポカしない」 豊島が採用した藤井の「あの構想」 くじ運嘆いた佐々木の負けん気 森内「ライバルの存在で強くなる」 屋敷「記録はいつかは破られる」 「藤井キラー」? 好敵手・大橋の場合 【最終章】 特別編 ――二冠獲得の熱狂 残された「最年少タイトル挑戦」の目 棋士はコロナ禍とどう向き合ったか 和服ではなくスーツを着た理由 「藤井、勝ちです」 「早熟のスター棋士」VS「遅咲きの苦労人」 新たな物語の始まり 【解説】文本力雄(ふみもと子供将棋教室塾長) ※本書は2020年11月に発売された同名タイトルの書籍の文庫化です。
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-2016年米大統領として初の広島訪問を果たしたオバマ氏との抱擁で知られる森重昭氏は8歳で被爆。一命を取り留めた。会社勤めをしながら、原爆投下時、米兵捕虜12人が被爆死した事実を知り、その遺族を突き止めた。核の前に「敵も味方もない」との一心から遺族探しと慰霊に捧げた半生を妻・佳代子氏とともに語り尽くす。
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4.7「普天間の周りには何もなかった」「きれいな日本語がしゃべれない」「座り込みの意味を理解していない」「0日にした方がよくない?」──。沖縄の基地反対運動に向けられる嘲笑と冷笑。“5周遅れ”のデマは、なぜ繰り返されるのか。沖縄の戦後史から“抗議”の実像に迫る。