ゴールド
レビュアー
  • あさ美さんの家さがし 試し読み増量版
    購入済み

    「家」を媒体にした物語

    ストーリーの真ん中に「家」をおいているが、実際にこの作者が描きたかったことは、登場人物たちの生活 家族関係 人間関係なのだと思う。「家」はあくまで媒体の一つにすぎないと感じた。いろいろな社会問題を取り上げながらも、それほど暗く深刻にならない語り口はいいと思う。

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    2023年01月04日
  • 【無料版】『檸檬先生』試し読み 特典小冊子付き
    購入済み

    不思議な感覚

    一般人が持つ五感 視覚聴覚嗅覚味覚触覚 の境目が破れて入り混じってしまう人がたまにいる という話を以前別の本で読んだことはあるが、この物語はその様なある意味超感覚を持った子どもたちの話である。メインテーマの超感覚を表現するためか、きらびやかな文章表現がとても目を惹く。ただ 意図的に使用しているであろう普通使わない漢語(例:矯激)はどうしても読んでいて違和感 引っかかりがある。

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    2023年01月02日
  • 【無料公開版】不可逆少年 電子特典付き
    購入済み

    冒頭部からいきなり

    冒頭部からいきなり残虐シーンで始まる物語である。少年犯罪というもの特有の難しさを描こうとした作品であるが、必ずしも成功しているとは思わない。登場人物のキャラクター設定が比較的類型的なような気もする。結論もかなりありきたりである。

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    2023年01月02日
  • 黒いサカナ【無料配信版】
    購入済み

    サスペンスタッチ

    明日うなぎ屋で外食予定なのだが。
    ショッキングなプロローグから始まって、非常にテンポの良いたたみかけるような文体で物語が展開してゆく。告発 ドキュメンタリーものとしての値打ちは当然あるが、キビキビした語り口で物語 読み物としても十分に楽しむことができる。

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    2023年01月02日
  • カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅
    無料版購入済み

    おもしろうてやがて悲しき

    「おもしろうてやがて悲しき」という松尾芭蕉の句があったが、それを思い起こさせるような話である。著者がややから元気なほどに饒舌なのは、沈んだ心を引き立てようという意図があるのだろうが、読んでいてちょっと可愛そうになる。巡礼を始めて出会う人々との交流がこの作品のメインテーマなのだろうな。

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    2023年01月02日
  • 絆――『鬼子母神』電子版限定スピンオフ
    購入済み

    救いのない物語

    ごく短い作品であるが、最初から最後まで救いのない物語であった。題名の「鬼子母神」では、最後に救いがあるのだが、この作品にはそれさえもなかった。これに類するようなことが現実にもあるのだろうと思うと暗澹たる思いにとらわれる。

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    2023年01月02日
  • ろくだいめ
    購入済み

    もっと時代性を

    作者仲村燈のデビュー作だそうな。終局への盛り上げ方がやや弱い という印象を受けたが、全体的な話の組み立ては、手際よくまとまっていると思う。ただ時代として「幕末」を想定しているようだが、読んでいて時代を感じさせるものが「舟」ぐらいしかなかった。もっと時代性を強調してもいいと思う。

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    2023年01月02日
  • 神聖ローマ帝国
    購入済み

    複雑なことをわかりやすく

    この著者の書いた「30年戦争」を読んで感銘を受けたので、通史としてのこちらの本も読んでみた。ヨーロッパ市の中でも特に複雑でわかりにくい神聖ローマ帝国史を、省略せずにわかりやすく書いてある期待通りの良書である。ヨーロッパ諸国は千数百年間に渡ってこのように複雑で混乱した戦争と外交を繰り広げてきた。極東の島国でのほほんと暮らしてきた日本とは、外交や戦争において基礎が全く違うと思わざるをえない。

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    2023年01月02日
  • 教育 試し読み増量版
    購入済み

    異常が正常

    ストーリーの背景や舞台の説明なしにいきなり衝撃的な話が始まるので、ずいぶんと戸惑った。閉ざされた世界のようであるが物理的な柵はなく、あくまで「教育」で生徒たちを異常が正常な世界に閉じ込めている という話である。一見、ユートピアにも見えるが実際のところどうなのだろうか?題名からテーマを類推すると教育というものの怖さを描き出しているようなのだが、真意は別のところにあるような気がする。

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    2023年01月02日
  • 『通りすがりのあなた』刊行記念 無料試し読み!「六本木のネバーランド」
    購入済み

    私小説的かな

    いろいろな小説を読んでいると当然「好きな作家」というものが自然とできてくるのだが、私の場合「女性作家らしくない女性作家」が多い。ところがこの小説はいかにも女性女性した作品で、私小説的な色合いもある。内容にはそれほど感銘を受けなかったが、余韻のある終わり方がいいかなと感じた。

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    2023年01月02日
  • 傑作はまだ 無料試し読み版
    購入済み

    ホッとする作品

    代表作の「そして、バトンは渡された」とやや似た親子関係の父と息子の物語である。この作家らしい軽妙な語り口でどんどん話が進んでゆく。途中でいくらか考えさせられる場面が出てくるが、基本的には人の優しさ、善良さを信じる 姿勢に変わりはない。やや食い足りないところはあるがホッとする作品である。

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    2023年01月02日
  • ようこそ、わが家へ
    無料版購入済み

    いつもの勧善懲悪ではあるが

    この作者の作品は「半沢直樹シリーズ」に代表されるような痛快勧善懲悪ドラマがヒットしていて、あまり好きではない。しかし、この作品の半分は「日常の恐怖」を臨場感.迫力を持ってうまく描き出している。もっとも最後には、いつものように一件落着になってしまうのだが、他の作品と少しテイストが違うのでなかなかいいかな。

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    2023年01月02日
  • 本所おけら長屋【お試し読み版】
    購入済み

    江戸落語のノリが今ひとつ

    冒頭の長屋平面図が大変参考になる。江戸落語の舞台として必ず登場する下町長屋であるが、なるほどこんなふうな構造になっていたんだなということがよく分かる。シリーズ者の第一巻ということもあってか、やや生硬な感じのスタートである。きっぷの良い江戸下町言葉に今ひとつ乗り切れていない様子である。

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    2023年01月02日
  • オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!【分冊版】 1
    購入済み

    似た者夫婦?

    重度のヲタクを患っている二人の偽装結婚の話である。この作品のように、お互いの考え 仕事 趣味 を無理に合わせることなく同居しているだけという「偽装契約結婚」という関係が今後増えてゆくのではないか と思わされてしまった。絵柄はしっかりとしていてストーリーにも破綻はない。

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    2023年01月01日
  • 帰る家まちがえた(1)
    購入済み

    お疲れ様

    お疲れ社員のお姉さんと料理学校へ通い出した一回り年下男のラブコメである。なんだか話がお互いにとって都合よく進みすぎる気もするが、ほのぼのとした雰囲気のあるストーリーはとても良い。その上、あまりうまくはないが、柔らかなタッチの絵柄がストーリーととても良くマッチしている。

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    2023年01月01日
  • タイツで癒してくれる嫁【同人版】1
    購入済み

    イラスト集

    ストーリーはほとんど内容がなく単にタイツお嫁ちゃんの可愛らしさを引き立てるためと、過重労働に疲れ果てている夫たちへの慰めである。純粋にタイツお嫁ちゃんの可愛らしさを楽しむためのイラスト集的な作品である。

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    2023年01月01日
  • ふぞろいユモレスク(1)
    購入済み

    コミュ障たちのお話

    やや過剰なほどのコミュ障の高校生たちの学園ラブコメである。コミュ障であるがゆえのすれ違い食い違いがこの作品の狙いであろうが、私にはそれほど面白いものとは思えなかった。絵柄は丁寧ではあるが、ややデジタル臭がする。

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    2023年01月01日
  • 欲望屋アンダーグラウンド(1)
    購入済み

    どろどろしたところを

    「どんなことをしても美しいままでいたい。」という欲望を利用する非合法の人たちをえがいき出している。どろどろしたところを露悪的に猟奇的に描いているのでやや読み手を選ぶ作品かもしれない。もっともグロテスクな表現はやや抑え気味であるが。

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    2023年01月01日
  • 極彩色の食卓【無料お試し版】
    購入済み

    アルさが全く伝わってこない

    食材や料理の話は本当に生き生きとしていて美味しそうである。惚れに引き換えもう一つの重要なテーマである「絵」に関してはリアルさが全く伝わってこない。コンクリートの壁に壁画として直接書いているのならおそらく油絵だと思うが、油絵独特の油の匂いや、絵が乾くまで触れない といったところが描かれていない。ヒロインの造形はかなりわざとらしいし、主人公の造形はどんよりとしてしまっている。

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    2023年01月01日
  • 万能魔法の事務スキル~社畜事務が転生したら皇太子妃(仮)に選ばれました。(1)
    購入済み

    表計算を魔法で

    ありふれた転生モノなのだが、「表計算を魔法で」というアイデアに笑ってしまった。そうか前世の事務能力を転生先で活かすには、魔法 という手段があったのだな。絵柄はやや稚拙で幼いが、今後のストーリー展開が楽しみである。

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    2023年01月01日
  • 大人じゃお姫様にはなれません。1
    購入済み

    シンデレラストーリー

    女の子なら誰もが憧れるシンデレラストーリーを正直に描いている。まあそこまで卑屈にならなくてもいいじゃないかとも思うが、幸運が向こうから飛び込んでくることをひたすら待ち続けているという 感覚がなんとも古典的な作品である。絵柄は典型的女性漫画でありきれいで読みやすい。

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    2023年01月01日
  • 私たちの変態。 1
    無料版購入済み

    絵柄はマアマアであるが

    中学時代の幼なじみに入社した途端に再会する という比較的ありふれたストーリー構成であるが、後半部分に何故この様な展開になるのか全くわからない。絵柄はマアマアであるが、描き方が少々粗いカットが目につくことがある。

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    2023年01月01日
  • そして、バトンは渡された 無料試し読み版
    購入済み

    さりげない表情

    原作は、私の好きな作家である瀬尾まいこの代表作である。コミカライズ版はどうかなと思って読んでみたが、原作の良さをたいへんうまく絵にしている。ヒロインのやや度が過ぎるほどの健気さを、さりげない表情のカットで巧みに表現している。セリフも原作の中の印象的な言葉をよく選んで喋らせているところがとても良い。

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    2023年01月01日
  • 雲は湧き、光あふれて
    無料版購入済み

    うまい

    うまい
    芙蓉千里.帝国の娘.神の棘.革命前夜とこの作家の作品を読んできたが、高校野球を扱ったこの作品はずいぶんテーマが違っている。
    しかしストーリーテラーとしての文章のうまさ.心理描写のうまさ.軽いユーモアなどの特長は共通している。安心 安定して読める作品。
    あえて難をつけるなら 人間の醜さ.どろどろとした点の表現があまりないので深みが無いとも言えるが、安定 安心 読後感の良さ と相反する要素なのでこの作家に求める必要は無いと思う。

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    2023年01月01日
  • おとなりのおねえさんにアレコレされるまんが【分冊版】 1
    購入済み

    五ページ漫画

    いわゆる五ページ漫画でトピックスごとに話がまとまっている。ストーリーの枠組は、幼なじみ 隣のお姉さん 初恋の相手 と何の変哲もない使い古されたようなパターンである。したがって出来上がった作品もごくごくありきたりの作品になってしまっているが、その分 逆に読みやすくスラスラ読み進めてゆくことができるという特徴がある。

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    2023年01月01日
  • ジェネリック医薬品の不都合な真実 世界的ムーブメントが引き起こした功罪【無料お試し版】【固定レイアウト版】
    購入済み

    迫真のドキュメンタリー

    インドや中国で製造されるジェネリック医薬品の問題点を追った迫真のドキュメンタリーである。描き出し方がややドラマチックすぎるような気もするが、読み物としてはドッキリさせるところが満載で大変に面白い。しかし実際のところどうなんだろうか?定数的な話 再検査合格率 などの話がないので、針小棒大の話の可能性も残っているし、ジェネリックを排斥したい先進国先発メーカーの意図が入っていないとも断言はできない。いずれにせよ問題提起の本である。

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    2023年01月01日
  • 木挽町のあだ討ち 無料お試し版
    購入済み

    語り口がいい

    江戸下町のキップの良い語り口が。江戸下町の風俗を臨場感あふれる様子で描きだしている。一見 単純な仇討の話が、いろいろな語り手によって徐々に真相が明らかになってゆくという、芥川龍之介の藪の中を思い起こさせるような、巧みな展開になっている。

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    2023年01月01日
  • 奄美大島から覗き見た日本外史
    購入済み

    民俗学的な内容を期待したが

    表題の「奄美大島」から民俗学的な内容を期待したが、表題の「日本外史」のほうが中心となっている内容であった。読みたかった奄美の歴史についてはさほど文字数が割かれていず、一般的な新鮮味のない日本史 日本外交史がこの本の多くを占める内容であった。

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    2023年01月01日
  • おっさん、転生して天才役者になる【分冊版】 1
    購入済み

    二重の転生モノ

    転生ものは世の中にたくさん溢れているが、役者という仕事そのものが他者を演じるものなので、一種の転生モノと言えないこともない。そういう意味で役者の転生モノというのは二重の転生モノと言える面白い設定である。絵柄は今ひとつ稚拙であるが、次の展開が楽しみである。

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    2023年01月01日
  • 徒花の檻(1)
    購入済み

    業が深そう

    最初から業が深そうな深刻な世界を描き出すことに成功している。ストーリーが深刻で残虐なのに絵柄は比較的きれいで丁寧な所が良い。描き出されている世界の闇の深さを象徴しているようである。次巻以降が楽しみである。

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    2023年01月01日
  • 青天の霹靂
    無料版購入済み

    プロットよりも情感

    「陰日向に咲く」がずいぶんと面白かったので引き続きこちらの本も読んでみた。「火花」の又吉さんもそうであるが、お笑いという業界の人たちは文才のある人が多いのではなかろうかと感じさせる本である。ストーリーの仕掛けはタイムスリップもの のみであり、プロットよりも情感で読ませる作品である。

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    2023年01月01日
  • 本所おけら長屋【お試し読み版・まよいご】
    購入済み

    戸落語を思わせる

    語り口がテンポとキレの良い江戸落語を思わせ、とても魅力的である。江戸下町の本場とも言える本所の下町長屋を舞台に持ってきているところも、下町情緒を端的に描き出すのに役立っている。話のテーマももしかしたら実際にあった話なのかもしれない、とリアル感があるところも良い。

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    2023年01月01日
  • 本所おけら長屋【お試し読み版・つじぎり】
    購入済み

    気楽に読み流す

    登場人物たちの江戸落語を思わせるようなテンポとキレの良いやり取りがとても面白い。推理小説らしいところも少しある典型的な江戸人情物語である。あまり深刻なところや、問題提起はないので、気楽に読み流すことができる。時代考証もちゃんとされているのかな。

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    2023年01月01日
  • 【無料版】『宝島』試し読み 特別書下ろしエッセイ&著者インタビュー付き
    購入済み

    とにかく勢いがある

    いろいろな問題点も目につくが、とにかく勢いがあって終盤のクライマックスへの盛り上がり、迫力が凄まじい。史実上の実在の人物を交えてリアル感を出しながら、沖縄独特のファンタジー要素を交えた、虚実一体の作りがすばらしい。ただ終結部分、伏線を回収して謎解きをするのはいいが、ファンダジーっぽくなってしまったのは、やや残念である。

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    2023年01月01日
  • 石黒くんに春は来ない【無料お試し版】
    購入済み

    登場人物に感情移入できない

    ドロドロゴタゴタの高校生物語である。語り口は軽めなのだがストーリー内容のゴタゴタ感になかなかついて行けないし、登場人物の誰にも感情移入できない。少しミステリーっぽい話の展開を追うだけになってしまった。

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    2023年01月01日
  • 毒見師イレーナ/よみがえり~レザレクション~ ◆ハーパーBOOKS創刊記念 ◆無料立読み版
    購入済み

    ファンタジーものではあるが

    異世界物ではあるが、他の作品の多くが魔法や超能力 チートな力で安易に物語を進めているのに、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。身分制度の課題もしっかりと書き込んでいる。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2023年01月01日
  • 佐藤くんが死んでから、(1)
    購入済み

    挑戦的な作品

    少女漫画なのにゾンビを主役にするところ ストーリー設定がとても挑戦的である。周辺の登場人物のゾンビへ向けた言動、そしてヒロインの気持ち、今後この気持をどのように展開してゆくのか、次巻以降が楽しみな作品である。絵柄は少女漫画らしく丁寧できれいである。

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    2023年01月01日
  • 家族だけど大丈夫1
    購入済み

    やたらとエロっぽい絵

    デジタル描画であることがはっきりしている絵柄はやたらとエロっぽい。デジタル描画の欠点である、キャラクターの個性がつきにくく登場人物を混同してしまいがちになる という問題点がこの作品にはっきり出てしまっている。ストーリー展開はよくありがちなパターンである。

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    2022年12月20日
  • キャスター探偵 セカンドシーズン 1
    購入済み

    絵はきれいだが

    女性向けコミックらしい絵は繊細できれいだが、ストーリー展開に今ひとつのめり込むことができない。主役たちの個性の描き方が、やや不足気味のせいかな。主人公のキャスターの私生活をもっとだらしなくしてしまうとか、もうちょっとメリハリがほしい。

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    2022年12月20日
  • 裸のエリカ1
    購入済み

    ヌードモデル

    売れない女優がヌードモデルをやって脱皮を図るという 比較的どこでもありそうなストーリー展開である。ベトベトネチョネチョの雰囲気で描きだそうとすればいくらでもその雰囲気で描けるのに、なんだかさっぱりした可愛らしい雰囲気で描き出されている。何よりも絵柄が可愛らしくて、ストーリーとよくマッチしている。

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    2022年12月20日
  • 失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!【無料お試し版】
    購入済み

    子供向けとは思えない

    レイアウトは子供向けだが、内容や示唆するところは子供向けとは思えないほど 充実した中身である。冒頭のライト兄弟の話も「特許」争いで労力を取られた ということは全く知らなかった。突き詰めれば 「発明」を金儲けの道具と考えるか、社会への貢献と考えるか ということになってしまうが。

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    2022年12月17日
  • とってもやさしい はじめての仏教
    購入済み

    概要書

    仏教の歴史 教え 形 儀式 をコンパクトに纏めた概要書である。政治問題となった統一教会問題に端的にあらわているように、宗教というものの目的をどう考えるかということが大事であろう。究極的には「自分の」心の平安につきてしまうのかしらん。お釈迦様は「我」を否定しているようだが。

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    2022年12月17日
  • 秘蜜1
    購入済み

    絵はきれいだが

    絵はきれいだが、ストーリー展開がかなりやっつけっぽい感じで主人公に都合良すぎる感じである。こんな状況になればいいよねという 男の妄想がそのまま作品になっている感じである。まあ気楽に読むには差し支えないし、不愉快なところもない。

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    2022年12月17日
  • 分断した世界 逆転するグローバリズムの行方
    購入済み

    ほんの数年前の本なのに

    ほんの数年前の本なのに、ある部分ではまるっきり時代遅れになってみたり、ロシアのウクライナ侵攻のようにまるっきり予想できなかったりした部分がある。しかし基本原則の部分は現在も真実そのものである。ソ連が崩壊したとき、世界には自由平等民主が広がり、統一が進みみんな幸せになる と期待したが、全ては夢の中の出来事であった。そのことを項目別に端的に表現している。

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    2022年12月17日
  • 隣の少女【合本版】2
    購入済み

    不気味な雰囲気が継続

    第一巻で感じた不気味な雰囲気が継続している。この巻も隣の少女の無邪気を装ったあざとい媚態が続いている。彼女の狙い目的がわからないだけに、ついうっかり誘惑に乗ってしまいそうになりながらも、ブレーキをかけている。デジタル描画であることがはっきりわかる絵柄は、一応きれいではあるが個性が見えにくい。

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    2022年12月17日
  • 人生はもっとニャンとかなる!-明日にもっと幸福をまねく68の方法
    購入済み

    愛らしい猫の写真と

    愛らしい猫の写真に、癒される言葉が色々と書かれたページが満載である。この様な本はあまり弄った考えを持って読むのではなく、単純に素直に読んで「良かったな」という感想を抱けばよいだけなのかもしれない。

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    2022年12月17日
  • 誰も教えてくれなかった お金持ち100人の秘密の習慣大全
    購入済み

    結構役立ちそう

    かなり大部の結構役立ちそうなノウハウ集である。私には特に投資に関する章が参考になった。わかっていても損切はやりにくいが、この本を読んで再認識させられた。しかしただ単純にこの本に書いてあることを実行したら、お金が儲かるというわけではなく、各人の立場 位置づけに合致した方法でないと効果が薄い あるいは逆効果である ということもわかった。

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    2022年12月17日
  • 地獄タクシー~HELL TAXI~《分冊版(1)》
    購入済み

    人外の魔物

    絵柄は今ひとつぎこちないところもあるが、ストーリー展開はなかなか興味をそそられる物がある。首都高やタクシーなどのありふれたものと人外の魔物 鬼との組み合わせは、ありふれてはいるが、面白そうである。

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    2022年12月16日
  • 汝の敵を愛せよ1巻
    購入済み

    宗教の目的

    宗教家聖職者とすました顔をしていつも綺麗事を言っているが、実際に被害者,当事者になってみるとそうも言っていられない ということを端的に描き出した作品である。宗教の目的が 社会秩序を守り 各人の心の平安を保つもの と功利的に見るなら、この様な葛藤は発生しないのだろうが。

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    2022年12月16日
  • 珈琲の世界史
    購入済み

    コーヒー通史

    ほぼ毎日欠かさずコーヒーを飲む私にとって、身近で親しみがあってわかりやすいコーヒー通史である。この様な本は往々にして、単にトピックス トリビアを寄せ集めただけのものが多いのだが、本書は生物 農作物としての歴史や、飲まれ方 飲む店などの文化史など複数の切り口から書き出されている所がなかなかに良い。

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    2022年12月16日